マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2011年11月4日 マダイ釣り こんな日もあるさ

2011年11月05日 | コマセマダイ釣り
平日に休みをとって釣りに行こう。
名づけて悪い大人プロジェクト。
年に1回か2回許される最高の贅沢です。
波崎のアカムツ仕立て以来、相棒たー坊さんとたくらんでいたのですが、問題はどこへ何を釣りに行くかです。

私もかなり優柔不断なんですが、この人もまた同じくらいでして、釣りものはなかなか決まりません。
最初に波崎か江見のアカムツでどうかとコマセを撒いてみますが、たー坊さんの活性あがらず。検討の末、一度は小網代のオニ船に決まりかけましたが惜しくも定休日。数10通のメールのやり取りの末、前日17時の釣果で決めましょう。ということになりました。(でもこれが大釣りの近道なんです)
結局、地元東京湾久里浜沖のマダイ釣りといういつものところに落ち着きました。
文章では書けないので詳しいことは割愛しますが、これには結構な読みがあったのです。

出船はたー坊さんの自宅近く金沢八景あさなぎ丸。席をとってもらい朝6時過ぎにたー坊さんをひろって船宿へ。
釣り人は計6人で釣り易い人数。左ミヨシに入らせてもらいました。

場所は久里浜沖、アシカ島の南、東電の間沖あたりの水深55mです。この場所はあまりやらないんで、責め方がよくわかりません。
弱い北風で波は適度、12:55満潮の上げ潮がとろとろといった感じです。いかにもマダイがでそうな雰囲気ぷんぷんです。
この時期のマダイはタナは低め、手返しは早く、というのがセオリーなんで、ハリス8m2本針。クッション1mのところでタナは8.5mで攻めます。
それからコマセ規制があるので手返しを考慮して、ビシはFLの80号を使いました。

<FLで行こう>


結果的にはFLでなんの問題もないばかりかいっぱい釣れました。
手返しは3分で打ち返しているうちに、たー坊さんが500g級をゲット。いいなぁと思っていると私の竿にも当たりがあり、軽い引きで同じぐらいのがあがります。坊主を脱して一安心。(実はマダイ4連ボ中だったんですよ)
それから300~500gのがバタバタ釣れ、ちょっといい引きが。でも途中で軽くなり痛恨のバラシかと思いましたが、これはお祭りでビシがあがるとハリスには重みがあり、しっかりキロ級のマダイがついていました。

<ジャスト1キロのマダイ>


その後さらに強いアタリで、ゆっくりやり取り。残り10mもぐんぐんと力強く引き、イナダくんかと勘違いしましたが、ハリスを手繰ると赤い魚がうかびあがり1.5キロ級。


次のアタリはいきなり糸が出て行く強烈なもので、大型らしい引きでしたが、途中で糸を送ったときに針が抜けました。
くやじー

しかしその後もアタリはとまらず、残り1.5時間半を残して9枚。
切りのいい数字まで釣りたいなとがんばりますが、潮が下げ潮になりトモ寄りにアタリが集中しはじめます。

最期の20分で、久々のアタリあり、10枚目が釣れました。

たー坊さんもいっぱい釣れましたよ
<うれしいキロ級マダイ>



<クーラー真っ赤>


<本日の釣果>
マダイ 0.3~1.5㌔ 10枚
ハナダイ 0.6㌔ 1枚
バラシ 2回
おまつりハリス切れ 1回

<マダイ様たち>


<船中>
マダイ ?~10
船中 40枚以上
他、ハナダイ、イナダ、アジまじる


今回は珍しく釣り物の読みもあたり大漁に恵まれました。マダイのつ抜けは2008年以来で久々です。
キロオーバー4枚。1.5キロ前後2枚まじり全部で10キロ近い水揚げでした。

少ないコマセで釣ったほうが根にも財布にもやさしいでしょう。FLを使えば3分の返しで一日釣ってもオキアミ3キロあれば充分です。
たくさん撒きすぎるとかえって釣れなくなるような気がします。少しずつ回数多くが秋のマダイのポイントでしょうか。

まあ、そんな理屈はどうでもいいんですが、久里浜の女神様が久々に微笑んでくれたという感じです。
「悪い大人プロジェクト」大成功でした。

<おまけ マダイとハナダイ>