今回はエビスズキ2回目、三浦半島で唯一乗合を出している仁春丸さんに行ってきました。
早くに船宿に着いてご常連と船長と3人で談笑。いろいろ情報が聞けて面白いです。そのあと、続々と釣り客がやってきますが、どうも私以外全員顔見知りらしい・・・・
しかも年齢層がかなり高い、私も決して若いとは言えないおやじなんですが、それでもこの深淵な世界では青二才、鼻たれ小僧、おおむね2周りは年上でしょうか。さらに釣りもこの道一筋といった感じで「剣崎でワラサが釣れ始めましたね」なんて話を向けても「そうですか・・」って誰も興味を示さない。スズキ以外の釣りものには関心がないみたいです。情報に踊らされて釣りもの選びに日々悩んでいる私のような俗人とは全く世界観がちがいます。でもこれにひるんでいてはエビスズキの深淵な世界に足を踏み入れることはできません。
翁船長に自作の仕掛けを見てもらいますが、ダメ出しを食らいます。翁船長はかなりのご高齢で何を言っているかよく聞き取れないのですが、「この針じゃーおー、スズキは釣れねぇおー」と言っているらしい。あっという間に手作りの平打ちのスズキ針に換えてくれました。そしてその針を何本か包んで持たしてくれました。
<仁春丸 本日の釣り客は7名でした>
<仕掛け 針は船宿さんでもらった手製の平打ち>
仕掛けは10号の三日月錘と4号ハリス3mの実にシンプルなもので、これで最大5キロ超の魚を釣るのですから、面白くないわけがありません。
<リールはこんなの PE2号100m巻き>
カワハギ用です。みなさんこんなのを使っていました。
<竿はこんなの>
マゴチ用の20号負荷ですが、これではちょっと硬いかも。竿先がもっと細い敏感な竿の方が食いこみがいいと思います。竿の選択はかなり重要で他の竿で代用できるというものではありません。
<エビはこう付けるのがたぶん正しい>
この釣りのいちばんむつかしい点はエビの付け方でしょうか。さすポイントがピンポイントでこれより前(目側)にさすとエビが崩壊してしまい、後(尾側)にさすと脳みそ直撃で即死してしまいます。ご常連によればうまく指せば一日生きているよって言っていましたが、それって一日あたりがないことがあるということ???
こればかりは最初は船長に指導してもらいその後もなんどか常連さんにチェックしてもらったほうがいいでしょう。みなさんDEEPな方ですが、聞けばなんでも教えてくれます。
釣り方は簡単で錘を指示ダナまで卸し、ひたすら待つだけです。もちろんコマセの入れ替えも不要だし、誘いも必要ありません。飽きたからと言って竿掛にかけてはいけません。船の動揺で餌が踊り食いつかなくなってしまいます。
船の流し換えで回収する時以外は手持ちでじっと待つだけ。そうひたすら待つだけ。念を送ってもいけません、魚が逃げてしまいます。
さて、この日は快晴無風海上は蒸し暑いことこの上なく、釣っていると汗がだらだらと出てくる。この日ウイリーしゃくりやったらぶっ倒れていたかもしれません。
釣り開始間もなく、胴のひとが超でかいアジを釣りました。すると私の竿にもアタリが・・・
スズキのアタリは例外なく「コツ」という感じで小さく、しかし鋭く竿先が入ります。決していきなり竿が海中に突っ込むということはないそうです。この前アタリが来たらすかさず竿を下げてまっていると引きこみがあるはずですが・・・いなくなりました。
1回目はスカ。
するとしばらくしてまたも「コツッ」と来ました。さらに今回はググッと持ち込みます。
「よし、合わせだ」と思った瞬間・・・重みが消えました・・・
2回目 スカッ ああ・・
トモの女性が1本揚げてその後長い沈黙に入ります。船上は灼熱でアタリもなく、頭がぼーっとしてきます。とにかく潮がながれず、風もないので船が動かない。一流しの時間がながい。マダイの経験から言えば、上げ潮の頭に一瞬チャンスがあるかもと思ってじっと待ちますが10時半(潮変わり10時)を過ぎてもアタリなく、これは・・坊主が頭にちらついてきました。ブログに坊主の言い訳をどう書こうかと考えはじめたそのとき、
竿先が「コツッ」と鋭く入り、すかさず立ち上がって竿先を送ると竿がしっかり入りました。ゆっくり竿をあげると確かな重量感「乗った!!」後はもう夢中でやりとり。
なんとか小型ながらも型を見ました。ことのきはみよしよりの3名に同時にアタリ。反対絃の方は5.6キロという超大型を釣りました。でもアタリはこの一瞬だけ、船上はもとの静寂にもどり沖上がりとなりました。
<やっとのことで釣った55㎝ 1.5キロ 小型ですが、引きはよかったです。>
結局、船中7名で4人が1本づつ。3名坊主が出てしまいました。
船長は食い渋りと言っていましたが、真冬のマダイ釣りよりはずっとアタリが多い印象です。この夏は後2回は行きたいですね。
ところで金沢漁港はあまり行かないのですが、結構よさげな船宿さんが多いです。家からも近いし要チェックです。
早くに船宿に着いてご常連と船長と3人で談笑。いろいろ情報が聞けて面白いです。そのあと、続々と釣り客がやってきますが、どうも私以外全員顔見知りらしい・・・・
しかも年齢層がかなり高い、私も決して若いとは言えないおやじなんですが、それでもこの深淵な世界では青二才、鼻たれ小僧、おおむね2周りは年上でしょうか。さらに釣りもこの道一筋といった感じで「剣崎でワラサが釣れ始めましたね」なんて話を向けても「そうですか・・」って誰も興味を示さない。スズキ以外の釣りものには関心がないみたいです。情報に踊らされて釣りもの選びに日々悩んでいる私のような俗人とは全く世界観がちがいます。でもこれにひるんでいてはエビスズキの深淵な世界に足を踏み入れることはできません。
翁船長に自作の仕掛けを見てもらいますが、ダメ出しを食らいます。翁船長はかなりのご高齢で何を言っているかよく聞き取れないのですが、「この針じゃーおー、スズキは釣れねぇおー」と言っているらしい。あっという間に手作りの平打ちのスズキ針に換えてくれました。そしてその針を何本か包んで持たしてくれました。
<仁春丸 本日の釣り客は7名でした>
<仕掛け 針は船宿さんでもらった手製の平打ち>
仕掛けは10号の三日月錘と4号ハリス3mの実にシンプルなもので、これで最大5キロ超の魚を釣るのですから、面白くないわけがありません。
<リールはこんなの PE2号100m巻き>
カワハギ用です。みなさんこんなのを使っていました。
<竿はこんなの>
マゴチ用の20号負荷ですが、これではちょっと硬いかも。竿先がもっと細い敏感な竿の方が食いこみがいいと思います。竿の選択はかなり重要で他の竿で代用できるというものではありません。
<エビはこう付けるのがたぶん正しい>
この釣りのいちばんむつかしい点はエビの付け方でしょうか。さすポイントがピンポイントでこれより前(目側)にさすとエビが崩壊してしまい、後(尾側)にさすと脳みそ直撃で即死してしまいます。ご常連によればうまく指せば一日生きているよって言っていましたが、それって一日あたりがないことがあるということ???
こればかりは最初は船長に指導してもらいその後もなんどか常連さんにチェックしてもらったほうがいいでしょう。みなさんDEEPな方ですが、聞けばなんでも教えてくれます。
釣り方は簡単で錘を指示ダナまで卸し、ひたすら待つだけです。もちろんコマセの入れ替えも不要だし、誘いも必要ありません。飽きたからと言って竿掛にかけてはいけません。船の動揺で餌が踊り食いつかなくなってしまいます。
船の流し換えで回収する時以外は手持ちでじっと待つだけ。そうひたすら待つだけ。念を送ってもいけません、魚が逃げてしまいます。
さて、この日は快晴無風海上は蒸し暑いことこの上なく、釣っていると汗がだらだらと出てくる。この日ウイリーしゃくりやったらぶっ倒れていたかもしれません。
釣り開始間もなく、胴のひとが超でかいアジを釣りました。すると私の竿にもアタリが・・・
スズキのアタリは例外なく「コツ」という感じで小さく、しかし鋭く竿先が入ります。決していきなり竿が海中に突っ込むということはないそうです。この前アタリが来たらすかさず竿を下げてまっていると引きこみがあるはずですが・・・いなくなりました。
1回目はスカ。
するとしばらくしてまたも「コツッ」と来ました。さらに今回はググッと持ち込みます。
「よし、合わせだ」と思った瞬間・・・重みが消えました・・・
2回目 スカッ ああ・・
トモの女性が1本揚げてその後長い沈黙に入ります。船上は灼熱でアタリもなく、頭がぼーっとしてきます。とにかく潮がながれず、風もないので船が動かない。一流しの時間がながい。マダイの経験から言えば、上げ潮の頭に一瞬チャンスがあるかもと思ってじっと待ちますが10時半(潮変わり10時)を過ぎてもアタリなく、これは・・坊主が頭にちらついてきました。ブログに坊主の言い訳をどう書こうかと考えはじめたそのとき、
竿先が「コツッ」と鋭く入り、すかさず立ち上がって竿先を送ると竿がしっかり入りました。ゆっくり竿をあげると確かな重量感「乗った!!」後はもう夢中でやりとり。
なんとか小型ながらも型を見ました。ことのきはみよしよりの3名に同時にアタリ。反対絃の方は5.6キロという超大型を釣りました。でもアタリはこの一瞬だけ、船上はもとの静寂にもどり沖上がりとなりました。
<やっとのことで釣った55㎝ 1.5キロ 小型ですが、引きはよかったです。>
結局、船中7名で4人が1本づつ。3名坊主が出てしまいました。
船長は食い渋りと言っていましたが、真冬のマダイ釣りよりはずっとアタリが多い印象です。この夏は後2回は行きたいですね。
ところで金沢漁港はあまり行かないのですが、結構よさげな船宿さんが多いです。家からも近いし要チェックです。
ちゃんと釣ってるじゃないですか~(笑)
でも、手持ちでひたすら待ち・・・
アタリないと結構つらそうですね。
しかも、この暑さだし。
私は、もう少ししたら、おきらくな
釣りに出かけます(笑)
色々な種類を釣る方と『〇〇一筋!』の方・・
それぞれにこだわりがあるのですね。
今回の記事を読ませて頂いても
DEEPな感じがよくわかります・・
暑い中お目当てのスズキさんが釣れてよかったですね!
マルソータさんの顔を
想像しちゃいました(^^)
なにやら独特な雰囲気を
かもし出してる釣りみたいですが
連ちゃんで型見られて 羨ましいっす!
もう 本物ですね(^-^)
ボウズでは無く、おめでとうございます。
私は今週は土曜に前々から予定していた書道展を見に行く約束が有り釣りに行けなかったです。
週末は釣り友(松ちゃんと淳ちゃん)とイナダに行こうかって話しをしていますが未だ未定です。
週末まで剣崎のイナワラサが釣れていると良いのですが。
また一緒に釣りに行けることを楽しみにしています。
手持ちで待つだけの釣りですが、奥深いものがありますね。あたりのなさはマダイ釣りに共通ですね。でも、面白いんですよ。
この釣りは伝統的な江戸前の釣りのなごりがありで、他の釣りものとは違った雰囲気があります。
東京湾の暑さは半端なかったですが、スズキの顔を見れてよかったです。
完全にこのDEEPな世界にはまりましたね。
もうちょっとアタリ多ければ、お誘いできるんですが。エビさえ付けられれば、後は運任せの要素が強いかもしれません。ご常連からDEEPなお話をたくさん聞けますよ。
型を見れてなによりでした。
久里浜沖でつちかった忍耐力がものをいいましたね。
剣崎のワラサは当分食いそうでしょう。来週ぐらいまでは余裕で大丈夫じゃないですか。
来週は釣りはちょっと無理そうで、その後もしばらくスズキやるので、ワラサがんばってきてください。
先日は、私のヘボブログへコメントをいただき
ありがとうございました。
東京湾のこちら側でも、活きエビを使ったスズキ釣りはあるようです。
何でも伝統漁法だそうで・・・奥が深そうです。
房総は勝浦、江見、布良のイサキとかハナダイ釣りに以前はよく行っていました。
剣崎沖とは比べ物にならない魚影の濃さですね。エビスズキも富津で1件やっていますね。もうちょっと釣れれば人気もでるでしょうが、何しろアタリ少なく、外道も期待できないので、厳しいですね。
また、ぜひ遊びに来てください。