精密板金加工で使う図面について簡単に説明をします。
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「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。
図面は設計者の意思を作り手に伝える手段です。そこで図面は誰が見ても(何処の会社で作っても)同じ物が作れるように第三角法という投影法によって描かれています。物体を正面、側面、上面、の3方向から見た図を描きます。一般的には一番重要な面を正面として描きその真上に上から見た形、その真横に横から見た形を描く様にします。そして精密板金加工はこの図面に書かれた絵を立体の構造物に作り上げて行くわけです。今回参考に書いた図面によって出来上がる形状はL字の金具になります。
▲ 投影法の第三角法によって書かれた図面 赤矢印が正面図
▲ 図面番号 XX-0101 品名ブラケット を作ると絵の様なL字の形になります
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精密板金で使われている図面(設計図)とはどの様な物か簡単に説明したいと思います。
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物を作る為には、作る人に対してその詳細な情報を伝えなければなりません。その役目を果たすのが図面(設計図)です。図面は紙の縁近くに図面枠という四角い枠を描きその囲われた線の中に作りたい物の形状と大きさを描きます。一般的な図面の識別情報として図面番号・品番・品名・工番などが書かれています。そのほかに表面処理や材質などの情報も書かれています。次回はこの図面の簡単な見方と、これがどの様な形状になるか説明したいと思います。
▲周りを額縁の様に四角く囲った線と右下の囲われた部分を含めて図面枠と言います
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ベンダー加工機(プレスブレーキ)のバックゲージについてです。
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金属板(鉄板、ステンレス板、アルミ板、銅板など)を曲げる加工機をベンダーまたはプレスブレーキと言ってます。昔は金属板の曲げたい位置に直接線を引いてベンダーの金型がその線の上に来る様に手で位置を微調整しながら曲げていました。目視と手で曲げの位置を微調整するといった精度の悪い加工から解放されたのが、バックゲージ(突き当て)と呼ばれる曲げ位置を決める補助装置の登場でした。曲げの金型と並行な位置にあって前後に移動します。バックゲージが出たての頃は手動だったので1曲げごとに作業者が機械の裏に回ってハンドルを回して寸法を決めていました。現在はプログラムで幾つもの曲げ工程を記憶して自動でバックゲージが移動するので精度と作業性は各段に上がっています。
▲ バックゲージを立てた状態 (この状態ではバックゲージは機能しません)
▲ バックゲージを下した状態 矢印の先の面に板金材料を当てれば位置が決まります
▲ 実際に板金材料をバックゲージに当てた状態です 上下に有るのが曲げる為の金型
▲ 機械を作動させると板金材料が上下の金型に挟まれて 指定の位置で指定の角度に曲がります
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ステンレス(SUS)製シャーシ(箱・ケース)のステンレス板のエッジ(切断面)処理についてです。
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ステンレスは表面に光沢もありそのままでも十分綺麗なので表面処理(塗装やメッキ)などをせずに使用されることが多い材料です。ステンレス板は板の厚さが薄くなればなるほどカミソリに近い状態になることも特徴の一つです。加工をしたまま切断面に何も処理をしない状態で扱うと人の手や配線などが触れて事故の原因にもなります。そこで、切断面に出来たバリや鋭角な部分をヤスリなどで仕上げて取り除くのが一般的な方法ですが、板の厚みが薄くなると仕上げをすることによって切断面がさらに鋭くなって危険になる場合もあります。その様な場合は切断面が表に出ない様に折り曲げて内側に向けてしまう方法(写真A部)と切断面にカバーを付けてしまう方法(写真B部)があります。単純に仕上げただけの切断面とは違い完全に切断面を隠すことが出来ます。
▲ 矢印A部とB部がそれぞれ板金材料のエッジ(切断面)の処理をしてある部分です
▲ 矢印A部はステンレス板を写真の様に折り曲げてエッジ部分を内側に向けてしまいます
▲ 表側は折り曲げた部分が曲面となり手や配線などが触れても安全です
▲ 矢印B部白い線の様に見えている部分にはステンレス板の切断面を覆う様にカバーがしてあります
▲ 白いカバーを横から拡大して見てみるとステンレス板を挟み込む様に切断面が隠れています
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ステンレス(SUS)の板金材料を使って作ったサーバー用のシャーシ(箱・ケース)です。
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ステンレスは腐食しにくい材料です。光沢もありそのままの状態で十分綺麗なので表面処理(塗装やメッキ)などをせずに製品として使用されることが多いです。下の写真はラック内に数多くが収まるサーバー用のシャーシ(箱・ケース)です。ステンレス板を材料とする場合は外観や内側にキズが付かない様に注意します。また、特に注意すべき所は材料切断面のエッジの処理(バリ取り)です。NCT加工機は「せん断」(引き千切る様な切り方)と言う材料を金型で押し切る加工をしています。打ち抜く表面側はなだらかなカーブが付き切断面の裏側は引きちぎった様なバリが残り刃物に近い状態になります。レーザー加工機の場合はNCTの様なバリは残りませんが、表も裏も切断面のエッジは鋭くなるのでやはりそのままではケガをする可能性は高いです。人の手が多く触れる様な処にステンレス(SUS)を使う場合は十分なエッジ処理を行う必要があります。次回は幾つかエッジ処理の方法について紹介します。
▲ ステンレス(SUS)の板金材料を使ったサバ―用のシャーシです
▲ シャーシにはマザーボードや部品などを固定する為のスペーサーも取付られています
▲ 正面側の左右にはラックに固定する為の金具がついています
▲ このシャーシは一部分ですがこれらに多くの電子部品が取り付けられてサーバーとなります
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