板金の板厚に近い段差を付ける曲げの紹介です。
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「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。
精密板金で板厚に近い曲げのことを「段曲げ」と言っています。下の写真は板金の両側に段曲げ加工したものです。精密板金の技術と金型を使えばこの様な加工も専用の金型を作らず加工ができます。
▲ 板厚 1mmの材料を使って段曲げのサンプル加工をしました
▲ 汎用金型なので曲げはきっちり90度では無く多少なだらかになります(ボールペンの先)
▲ 同じ板厚の板を使えば差し込んでも重ねても平らな面を作ることができます
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精密板金で作る小さな物の加工
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板金材料(鉄板・アルミ板・ステンレス板・銅板など)を使って精密板金はいろいろな形に材料を加工します。シャープペンシルの大きさと比較するとこの部品の大きさが分かるかと思います。この様な小さな部品の加工まで精密板金は対応しています。
▲ ステンレス板(SUS)を使った絞りと曲げがある部品
▲ ステンレス板(SUS)を使った曲げが沢山有る部品
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ご注文頂いた製品と同色の色見本板を製作して保管しています。
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丸井工業は、お客様から頂いたご注文に対して受注から出荷まで全ての工程に関して必要な品質情報をデーターとして保管しています。例えば塗装の工程については協力会社へ依頼するので、発注から受け入れ完了まで全てデーターとして保管しています。塗装の受け入れにおいて最初に確認する点は要求された通りの品質で塗り上がっているか人の目で確認する点です。その為に比色検査用に塗装色見本板を製作しそれぞれに管理番号を取得して保管しています。塗装色見本板は発注した通りの色で協力会社が塗装したか丸井工業の受入れ検査で確認をする為の物ですが、例えば「一年前に注文した製品と同じ塗装色に合わせて欲しい」この様なご要望があった場合は塗装色見本板を協力会社へ貸し出をして調色して塗装します。
▲ 塗装色見本を保管している台紙です 変色しない様に太陽などが当たらない場所で保管しています
▲ 色見本板です 左が塗装をした板で右が塗装前の板です
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精密板金加工したパネルに塗装とシルク印刷をした物の紹介です
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精密板金で作る製品には操作パネル(フロントパネル)や背面パネル(リアパネル)があります。加工したパネルに表面処理(塗装、メッキ)をして文字や線を入れます。使う材料は鉄板・アルミ板・ステンレス板などです。ステンレス板を除いて殆どの金属板には表面処理を行います。中でも鉄板(冷間圧延鋼板)は表面処理をせずに放置すると錆びてしまいます。鉄板は錆びやすいので最初から表面処理(メッキ処理)されたクロムフリーという材料もあります。
▲ 材料:クロムフリー1.2mm 精密板金加工で作ったパネルです
▲ パネルに塗装をした物です 写真では分かりにくいですが黒系のメタリック塗装です
▲ シルク印刷したパネルです 文字以外にも線やベタ(塗りつぶし)も印刷します
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精密板金の表面処理・塗装のマスキングについて紹介します。
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写真の箱(ボックス、ケース)は1.5mmのアルミ板を使って精密板金加工で作りました。アルミ板には表面処理として塗装が施されています。本体(シャーシ)と蓋(カバー)の隙間(クリアランス)は約0.1~0.2mm程度です。それぞれ表も裏も塗装をすると部分的に塗装の膜が厚くなることがあるので0.1~0.2mmの隙間では入りにくくなる場合があります。対策の一つとして本体と蓋が接する面に塗装が着かない様にテープを貼ってから塗装します。この様な塗装方法を「マスキングをする」と言っています。マスキングは金属板の塗装面だけでは無く、金属板に取付けたスタットボルト(スタット溶接についてのブログ一覧)やタップに施すことで塗装が付着してネジがしめにくくなる事を防止します。また、塗装が着くと電気が絶縁されるので電気を通したい部分にもマスキングをします。
▲ 手の平サイズのアルミ製の箱(ケース) 本体と蓋(カバー)が組み合わさっている状態です
▲ 一部銀色の部分(アルミの色)がが見えますがマスキングした塗装されて無い部分です
▲ 蓋を外したところ 銀色に見える部分(アルミ素地の色)がマスキングをした個所です
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