タップ(雌ネジ)を作る機械タッピングマシン「タッパー」を紹介します。
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「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。
「タッパー」と言うと食品を保存する容器が有名ですが、精密板金加工ではネジを加工する機械の事を「タッパー」と呼んでいます。加工したいネジのサイズに合った錐(きり)をタッパーの先端に取付けます。高速で回転しながらネジを加工するので、加工している最中に錐が折れない様に切削油を注ぎながら加工します。機械に沿って付いている茶色の管はタップの錐に切削油を自動で供給する為の仕組みの一部です。タッパーはネジのサイズ(ネジの錐)に合わせてギアーを交換する必要があります。丸井工業ではギアー交換時間の短縮や交換の忘れ防止対策として通常良く使うサイズに関してはM3用とかM2用と言った具合に専用のタッパーを用意しています。
▲ 写真のタッパーはM2専用 この並びに数台のタッパーが各サイズごとに用意されています
▲ 銀色の丸い円柱状の部分はチャッキングと言ってここにタップの錐を固定します
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NCT加工機で使う金型についてです。
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NCT加工機の金型は円柱形状で筒の中に金型(刃物)が仕込まれています。上型の上部を押し下げると筒の中から刃物が飛び出し下型との間に挟まれた板金材料(鉄板・アルミ板・ステンレス板・銅板など)に穴があきます。
丸井工業は約500本近くの金型を保有しているのでいつも直ぐに金型を使える様に管理された状態になっています。丸井工業のホームーページ内のNCT保有金型一覧で金型の種類がご覧いただけると共に金型リストをPDFでダウンロードもできます。
▲ 左側が上型・右側が下型です 写真は丸穴をあける金型・ニブリングをすれば長丸穴も加工
▲ その他の金型も同様な形で整理整頓、整備されいつも直ぐに使える状態で保管されています
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スロッティング金型を使用したつなぎ目の無い切断加工の紹介です。
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NCT加工機は装着した58種類(58本)の金型を組み合わせて要求した通りの穴あけや切断(カット)を行います。NCT加工機を使う場合、通常の加工であれば専用の金型を作らずに他の金型を流用するニブリング加工を行います。保有している金型の種類が多ければ多い程、金型費を掛けずに加工できる幅も広がるので精密板金加工の依頼先を探す場合、ひとつの目安として保有している金型の種類(本数)を確認してみるのも良いと思います。
ニブリングとは材料を少しずつずらして打ち抜く加工方法です。例えば、50mm×50mmの四角い穴をあける場合にはピッタリのサイズが無くても小さめの金型を使い材料を少しずつずらして打ち抜く事により50mm×50mmの四角い穴をあける事が出来ます。この便利なニブリング加工ですが、製品となる板金の切り口にニブリング跡と呼ばれる金型による継ぎ目の跡が残ってしまいます。この継ぎ目を無くした加工を可能にしたのがスロッテイング金型です。
▲ 通常のニブリング加工による切断面です 金型をずらして打った後が表面に残ります
▲ 切り口にも金型をずらして打ち抜いた跡が出っ張りとして残ってしまいます
▲ スロッティング金型を使用すればニブリング加工をしているのにニブリング跡は残りません
▲ 切り口にもニブリングによるつなぎ目は無く綺麗な状態です
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板金材料を折りたたむ様に曲げる「ヘミング曲げ(あざ折)」について紹介します。
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精密板金加工の製造工程で曲げると言う作業があります。一般的に曲げると言った時に連想するのは90°(直角)だと思いますが精密板金加工の場合、板金材料(鉄板・アルミ板・ステンレス板・銅板・など)を鋭角・鈍角・R曲げ(曲線)といろいろな角度で曲げる事ができます。
その中でもヘミング曲げは板金を一度鋭角に曲て、げさらにそれを押し込んで平らに潰してしまう(折りたたむ様に曲げる)曲げ方です。この曲げ方で板金を曲げると、折り曲げた部分の板厚が倍になるのでその部分の強度が増します。また、ステンレスで板の厚みが薄い場合、板金の切り口がカミソリに似た様になり怪我をする場合があるので、ヘミング曲げを使い板金の切り口を内側に向けて折り込んでしまえば手に触れる事が無くなるので安全です。
▲ 板厚0.5mmの材料を使ったカバーです カバーの外周をヘミング曲げしてあります
▲ カバーの内側です 穴の空いた曲げ部分と右側の曲げ部分がヘミング曲げです
▲ 穴の空いた曲げ部分を横から拡大 折りたたむ様に曲がっているのがわかります
▲ ボールペン先端部分の曲げはヘミング曲げ後に段曲げ加工もしています
▲ 切り口はカバーの内側を向き 折曲げた部分が曲線になるのでさらに安全です
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製品に加工傷を付けない取り組みについて。
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製品にキズが付いて無いと言う事は当たり前ですが、これが結構大変な事なのです。勿論、加工する前の材料にキズが付いていたら何をしても意味がありません。そこでまずは素材となる板金材料(鉄板・ステンレス板・アルミ板・銅板・など)を確認する事から始まり、それから先も多くの工程を経てそれぞれの時点でキズ防止と確認を行いながら最後に製品になります。
加工中の板金材料の裏面は金型や工具などが接触して傷が付く確率が高いので、製品になると比較的見えにくくなる板金材料の裏面が製品の内側になる様に加工を進めるのが一般的な精密板金の加工方法です。しかし、丸井工業が扱う製品は表も裏も一切キズが付いてはいけない製品が殆どなので内側のキズも最少に(キズ無し)なる様な方法を用いて加工を行っています。
▲メッキ(三価青)の製品例(シャーシ) 内側もピカピカ綺麗ですね
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