金属板・材料(資源)はムダ無く使います。
神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。
丸井工業は国際規格ISO14001(環境)を処取得しているので環境に配慮して資源を無駄なく使うことをいつも意識しています。世の中で使われる材料の多くは地球の限られたエネルギーを使って作られているので決して無駄にはできません。精密板金加工で使う金属板・材料(鉄板・アルミ板・ステンレス板・銅板など)はリサイクル可能な資源です。加工後の残材は不純物やそれぞれの材料が混ざり合わない様にきっちり分別を行い専門業者に依頼してリサイクルしています。下の写真は材料の歩留まりを良くする為のネスティングと言うNCTの加工方法です。個別に作った大きさがバラバラの部品をネスティングのプログラムに掛けて一枚の材料上に出来るだけ隙間が出来ない様に配置を行います。これにより無駄に材料を使わずに残材も減らすと言うことを同時に行う事が可能です。ECO(エコ)な取り組みはコストダウンにも繋がる活動です。
▲ 1枚の材料に対して部品を1個だけ配置した状態です(CAD図)
(ネスティングが使えない場合であっても材料はギリギリまで使います)
▲ 1枚の材料にネスティング処理を行った状態です 色々な種類の部品が無駄無く配置されています(CAD図)
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NCT加工機の金型交換について。
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NC(数値制御)T(ターレットパンチプレス)=通称「タレパン」 数値制御(位置決め制御)により材料を決められた位置へ移動させ、ターレット内から必要な金型を選択してパンチでプレスする機械です。NCTは精密板金加工で一番最初の工程(穴あけ、切取り、絞り、など)を行います。NCTについて紹介した他のブログ 材料から必要な形状を切り取るNCT加工機 パンチが金型を押している写真やNCTの外観が見れますのでこちらもご覧ください。プログラムにより金型が選ばれるとターレットと言う金型を装着した大きな円盤が回転し、NCTが金型をパンチする位置で停止します。この作業を繰り返し色々な金型を組み合わせて加工を行います。特殊な形状の穴加工や絞り加工がある場合などは必要に応じて金型交換をしますが、ターレットには58種類の金型を装着できるので通常の加工であれば金型の交換は不要です。NCTに使用する金型は円柱状で上型・下型の二つに分かれ上型はパンチで押されると筒の中から刃物が飛び出しそれが下型に入り板金材料に穴をあけます。上型は上方に引き抜けば簡単に交換(サイズが大型の物は別)できますが下型については丸井工業の設備(VIPROS IIIとEM-25)を例に装着状態と交換共に紹介します。
▲ VIPROS III 銀色のぶ厚い円盤がターレット 下型を装着した状態です(緑矢印の先)
▲ VIPROS III 上下のターレットの大きさが違うので、金型は下から上に向ってワンタッチで取り外せます
▲ VIPROS III 下型をターレットから取り外した状態です
▲ EM-25 上下のターレットの大きさが同じなので金型が入っているホルダーを取り出します
▲ EM-25 手前の黒いボールねじを外すとホルダーが外れます
▲ EM-25 ホルダーから金型を取り出している様子です
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「精密板金」と言う言葉の語源についてです。
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丸井工業は「何をしている会社」と問われ「板金加工」とか「精密板金」と答えると決まって「板金?」「車の修理?」と言った話の展開になります。まだまだ精密板金を含め板金加工全体の知名度は低いのでこのブログを通して多くの方に知って頂き少しでも知名度が上がって行けばと思っています。精密板金は板状の金属材料(鉄板・アルミ板・ステンレス板・銅板など)いわゆる「板金」を使ってお客様の要求通りに色々な形に加工する仕事です。板金を加工するのですから「板金加工」で良いと思いますが、あえて前に「精密」を付けているのは何故でしょうか。これは諸説あるかと思いますが精密板金加工の語源について私が以前に聞いた情報としてお話します。当時、日本国内外でシェアーを誇る加工機メーカーが自社の加工機を効率良く売って行く為の手段として加工機をそれぞれの性能により分類したところ3つのカテゴリーが出来それを便宜上分類した名称が製缶板金加工、一般板金加工、精密板金加工、だったそうです。そこで、板金加工を事業としている会社が自分の会社の設備や得意な分野を手っ取り早くお客様に理解してもらうのに便利なことから自然発生的に製缶・一般・精密を板金加工の前につけて使う様になったと言うことです。加工できる大きさと材料の厚みを大まかなイメージにすると、製缶(大きい・厚い)> 一般 >精密(小さい・薄い)といった感じになります。
▲ 精密板金加工で作った箱(BOX・筐体・ケース) 材料は鉄板
▲ 精密板金加工で作った箱(BOX・筐体・ケース) 大きさは手のひらサイズ 材料はアルミニュウム板
▲ 精密板金加工で作ったシャーシ 材料は鉄板
▲ 精密板金加工で作った部品 材料は鉄板
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ネジの締め忘れが見える脱落防止ネジについてです。
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装置の蓋やパネルなど取り外しや開閉を行う部分に使われている脱落防止ネジについて紹介します。ネジは部品や部材同士を固定する為に使われます。大抵の場合一度固定したら外すことはあまりありません。しかし、メンテナンスや修理をする時にはネジを外して装置の内部を露出する必要があります。装置の内部は電子基板や部品が隙間無く詰まっています。その中にネジを落としてしまうと取出すことは容易ではありません。脱落防止ネジはネジを緩めてもネジが部品や部材から外れることが無い構造になっている特殊なネジです。メンテナンスなどの作業中にネジを装置内に落としたり紛失することを防止します。脱落防止ネジは基板の補強金具などにも使われているのを見かけます。(抜き差しする際の持ち手の代わりではありません)ネジが止まっていない状態ではバネによりネジが飛び出した状態になるので外部からも一目瞭然で締め忘れが確認できます。
※注 【この脱落防止ネジは市販品です。販売先についての問い合わせやご紹介は行っておりません。】
▲ 写真はステンレス製ですが鉄ニッケルメッキもあります ネジ上部(ツマミ部)はローレット加工
▲ プリント基板の補強金具です 長さ約300mm×幅約20mm
▲ ネジが止まっていない状態です バネによってネジが上に上がり締め忘れが確認出来ます
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ステンレス(SUS)の表面を磨くバフ研磨についてです。
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バフ研磨とはステンレスの表面処理の一種で研磨をして表面をピカピカにします。高速で回転する布に研磨剤を付けて製品を押しつけながら磨いて行きます。ステンレスは溶接をすると溶接をした周辺部に茶色い焼け焦げが出来ます。そのままでは見た目も悪く製品価値が下がってしまうので焦げを取る必要があります。薬品などで取り除く方法もありますがバフ研磨は全体を磨くことによって焦げも一緒に取り除けます。また形状が複雑な場合は研磨がしにくい部分が出来るので、予め表面を研磨した材料(BA材)を使えば細かな部分まで綺麗に研磨された物を作ることが出来ます。
▲ 下の製品から切取った穴の残材です ステンレス2B(SUS 2B)材の2mm 表面の色はグレー
▲ 上の写真の円盤と同じ材料ですが研磨をするとこの様にピカピカに
▲ ブルーバックで分かりにくいですが表面は物が写るぐらい綺麗に磨かれています
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