金属板は曲げると伸びるということを紹介します。
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「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。
皆さんも紙を使って箱を作ったことがあると思います。
▲ 金属板を曲げる為の加工機プレスブレーキ(ベンダー)です
展開図を紙に書いてハサミで切り取って折り曲げて作ります。
▲ 金属板を曲げる為の金型に置いた所です 金型が下から上昇してきます
金属板は紙の様に手で曲げることができないので専用の機械で金型を使って曲げます。
▲ 金属板を曲げ始めた状態です V字の金型に挟んで曲げます(下が凹で上が凸)
金型が金属板を押し曲げるので曲げた部分がある一定量で伸びるという現象がおこります。伸びる量は材質・板厚・曲げる角度によって異なります。
▲ 金属板を90°に曲げた状態です 金属板は矢印の方向に伸びます
予め伸びる分をマイナスして展開図をつくらないと実際より大きな物が出来あがってしまいます。
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精密板金と塗装のマスキングについてです。
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箱と蓋の隙間(クリアランス)は約0.1~0.2mm両方に塗装が付くと開け閉めがきつくなります。
▲ 一部銀色(アルミ素地)がマスキングした部分です
写真は1.5mmのアルミ板を加工し表面にメラミン樹脂塗装した製品です。
▲ 手の平サイズのアルミ製の箱(ケース)と蓋(カバー)が組み合わさっている状態です
金属面に塗装が着かない様にすることを「マスキング」と言います。
▲ 蓋を外したところ
塗装により絶縁したくない部分やネジにもマスキングすることができます。
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精密板金の曲げ加工「切り起こし曲げ」の紹介です。
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精密板金で加工した製品に部品の固定や補強目的で金具(L金具など)を取り付けることがあります。
▲ 切り起こし曲げをする前 抜き加工が終わった板金です
金具を取付けるにはネジ・リベット・溶接などの方法があります。
▲ ベンダーで切り起こし曲げをしました
いずれの場合にしてもL金具を別部品として作る必要があります。
▲ 他の部分が曲がらない様に曲げたい部分のみに金型をセットします
条件さえあえばL金具を別部品で作ることなくシャーシや蓋の一部として曲げによって作ることができます。
▲ 必要な部分だけが綺麗に曲がり切り起こし曲げの完了です
これを「切り起こし曲げ」と言っています。
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精密板金加工は専用の金型を作らなくても金属板を円弧に曲げる事ができます。
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金属板(鉄板、ステンレス板、アルミ板、等)を曲げるには正確に位置を決めることが必要です。
▲ 専用の曲げ金型を使わずに円弧に曲げた金属板です
一昔前まで曲げる位置は物差しで測り金属板にキズを付けてハンドプレスや蹴飛ばしを使って人の感覚で曲げていました。
▲ 円弧に曲げた金属板を拡大 細かく何回も曲げた跡がわかります(間隔を細かくすると滑らかな円弧に)
現代はバックゲージと言うNC制御(コンピューター制御)装置が高い精度で位置を正確に決めてくれます。
▲ 金属板の曲げる位置を制御するバックゲージ(白丸の中)右側の上下が曲げる為の金型です
▲ 標準の金型なのでバックゲージを固定してそのまま曲げると写真の様に90°に曲がります
その機能を応用することで曲げの圧力を調整しバックゲージを細かく動かしながら金属板を送り込むことで好きな大きさの円弧(R曲げ)に曲げることができます。
▲ 圧力と寸法を調節する事により任意の円弧に板を曲げられます
この加工方法は時間と手間が掛るので量産品には向きませんが、試作や少量の製品には適しています。
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金属板に部品をポップリベットで固定する加工方法の紹介です。
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精密板金加工はアルミ板・ステンレス板・鉄板を材料として折り曲げ・溶接などを駆使していろいろな形の物を作ります。
▲ 皿リベットを差し込んだ状態(左側) 固定されると右の様にピンが無くなります
金属板は折り紙の様に自由に折り曲げることは出来ないので一枚の金属板を曲げて加工できる形状は限られています。
▲ エアーリベッター(リベット加工の工具)を使って固定します
そこで、作りたい物(完成形)を出来るだけ可能な最小単位に分割してポップリベットで組立ます。ポップリベットは特別な技術力を必要とせずコツを飲み込めば短期間で作業ができる様になります。
▲ ポップリベットを使って部品を固定した状態です
完成後に表面処理(メッキ・塗装)をする製品については組立て前に板金部状態で処理が行えるので部品同士が重なり合った面に処理が付かないなどの問題を回避できます。
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