フロントパネルなど化粧面(体裁面)に出っ張りや穴を作らない位置決めハーフパンチ。
神奈川県 横浜市 精密板金 丸井工業(株)公式ブログです。
「精密板金について」「精密板金加工とは」など、精密板金加工全般について丸井工業の事例などを含めて紹介致します。
溶接(スポット溶接)や精密板金部品のネジ止め、リベットを使った組立の位置や角度を決める為にハーフパンチを使うと便利です。組み立てる板金同士に凹凸を作ることにより治具などを使わずに正確に位置が決められます。また凹凸の位置をずらしてつけることにより誤って別の部品をつけてしまう様な不具合も防止できます。ハーフパンチは直径2mm~3mm程度の丸型の金型を使って板金(アルミ・ステンレス・鉄板)の板厚に対して約半分まで押し出した処で止めます。取り付ける相手に対しては押し出した凸より少し大き目の穴をあけそこに差し込みます。便利なハーフパンチですが、部品か本体のどちらかに必ず穴があくか凸が出来てしまいます。そこで、本体と部品の両方に凸を作り本体側の表面に出た凸を削り平らに仕上げ裏の凹んだ部分に部品の凸を差し込む事により穴も凸も無くなります。ハーフパンチにハーフパンチを差し込むイメージです。
▲ パネル本体の裏側から見た写真です 手前の2か所凹がハーフパンチです
▲ パネル本体の表面です 裏から出したハーフパンチの凸部を仕上げる事で表面には穴も凸もありません
▲ パネルに取り付ける部品です 2か所のハーフパンチ凸部をパネル凹部に差し込みます
▲ 部品を側面から見ると約板厚の半分程度ハーフパンチが出ているのがわかります
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最新型NCT加工機 EMZ 3510MIIを導入しました。
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今月(10月1日)最新型NCT加工機を導入しました。もちろん操作性や加工性能は格段にUPしています。特筆する点は環境に配慮していることです。旧NCT加工機は油圧式だったので定期的なオイル交換に加えポンプやモーターを動かす為に多くの電力を消費していました。今回導入のNCT加工機はサーボモーター駆動なので稼働中に自ら蓄電を行うなど省エネで環境に配慮しています。旧設備と新設備のCO2削減量は下記の通りです。
年間消費電力からCO2に換算すると、
旧設備:18.585 kwh × 0.496㎏ =9.218㎏/年
新設備:12.249 kwh × 0.496㎏ =6.076㎏/年
CO2削減量:-3.142㎏/年
CO2削減率:34% 削減 ※二酸化炭素換算係数:0.496㎏を使用
これからも丸井工業㈱は環境に配慮する企業としてコンプライアンスを重視し継続的改善に努めてまいります。
▲ 最新型のNCT加工機 EMZ 3510MII
▲ EMZ 3510MIIのコンソールと後ろが本体です 大型のタッチパネルを採用
▲ 操作部からボタンが減り 操作性がUPしました スマフォの様な操作感です
▲ これは旧型のコンソールです
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ケトバシを使ったバーリング加工の紹介です。
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バーリングとは板金材料(アルミ・ステンレス・鉄板)の一部分に円筒状の絞り加工を行うことです。通常バーリングはNCT加工機の成型金型によって加工をします。(前回のブログで紹介した丸井工業HP内の成型金型CGアニメーション内でバーリングの加工を見ることができます。)とても便利な金型ですが全ての条件において成型金型が使えると言う訳ではありません。極端にバーリング同士が接近していたり、近くに曲げや他の成型などがある場合は使えないことがあります。その時は、バーリングの下穴をNCT加工機で行ってその後にケトバシを使って加工をします。ケトバシとはプレス機の一種です。名称が「ケトバシ」と言うだけに機械を動かす為の動力はモーターや油圧ではりません。人間の足でペダルを踏み込む力によって動きます。加工したいバーリングのサイズに合った工具をケトバシに取り付けペダルを踏み込むと上からケトバシのパンチが降りてきてバーリングが完成します。
▲ これがケトバシです 左下のペダルを踏み込むと上からケトバシのパンチが降りる仕組みです
▲ バーリング加工の工具を取り付けるホルダーです 中央の上下に開いた隙間に材料を入れます
▲ 矢印の先に空いた小さな穴がバーリングの下穴です この穴をガイドにバーリングを加工します
▲ ペダルを踏み込むと上からピンが下穴に入り材料を絞り出す形でバーリングが加工されます
▲ 加工が終わった材料を裏から見た写真です 円筒状にバーリングが加工されています
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