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日銀の当座預金が100兆円越え

2013-09-26 21:25:57 | 経済
9月23日の記事で週末に売る事を前提に敢えて日本株式を買う
金融バカの金持ちはいないものかと煽ってはいたが、今日は少し様子が変な日本株式です。

日銀の当座預金の残高が100兆円突破との報道に米国との連動で低調に進んでいた日本株式が
急遽うなぎ昇りの上昇を初めて14799で前日比がプラス178の出来高ととなった。
しかし実際には着実な下降モードからの急上昇なので、その差額は午前中の取引最安値の14400から
400円近いプラス株高に変化したのです。 すごいね。

黒田総裁の今日のお仕事は実に見事でした。米国債との連動株安から日銀の高い預金残高を示すことで
徐々に離れていく投資家の気持ちを安定財政をしっかりアピールすることでがっちりと繫ぎ留めたのです。
金融バカのお金持ちの気まぐれは秋分明けの取引に幸をもたらしたことになるんだな。偶にはふざけ半分で
煽ってみるのもいいかもしれないな。
為替も円安が続きお買い求め易くなっております。一ドル当たり99円近くになるのか。めまぐるしい
為替の変化である。短期的な取引の場合はこれでいいのです。

今は嬉しい誤算と評価した方が良いかもしれないが、黒田総裁にとっては戦術的な発想の心理戦でしかない。
これもFRBの量的緩和政策縮小に対応するための策がタイムリーに機能しただけの事である。
しかしこれを喜んで居る場合でないのも事実。これは今後日本が具体的に直面する消費税増税論と米国債務の
上限問題に影響を受けて目減りする事が予想される株高の上澄みでしかないのだと思うのです。

本質的に日本株式の最低取引価格が12800から13000に上げる事を躊躇してしまうのが現状なんだな。
そこまで評価を上げたいのだが、国民の資産保有の形としての株高として扱えるかといえば疑問に感じるところもあるのだ。
そしてアベノミクスの有効期限は最短で9か月、もしも良ければ11カ月は好景気を維持するであろうとの経済学者の
観測予想は今の現状から考えると十分に現実味のある話に聞こえるのだ。

日銀の当座預金残高は高くても経常赤字が大きくなると評価が下がるということ。為替安が続く場合も評価が下がるということ。
中央銀行が赤字国債の買い取りを進めることで地方の銀行には資金が流れるが、この国債の買い取りには税金が使われている事。
過去には日本と五輪招致を競ったスペインは今の財政悪化の状態に入る少し前、日銀の黒田総裁と同じように中央銀行の
当座預金の高さを示してEU諸国に財政支援を求めた事などがある。はたして如何なものか?
これが中長期的に見た場合の中央銀行の当座預金の見定め方なのだ。

この中央銀行の国債の買い入れに掛かる費用は勿論税金か更なる赤字国債の発行をもって賄われる。うまく行けば日本も
メガホン型財政経済に突入したのだなと思える。悪く言えば後々雪だるま式に増える事を考えても今のデフレ脱却に向けた
経済問題に本格的にメスを入れることとなるのです。スペインのように国債評価が下がらなければ、宜しいですね。
黒田総裁は自民党の安倍政権と2人3脚なのですが、やってることは生活の党のような経済政策ですね。
てかアベノミクスはパクリかよ。










コメント
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