尖閣諸島上陸作戦のその後

2012年の8月に日本人の意思を示すとして尖閣諸島に無断で上陸した茨城県取手市
市議会議員(当時)の小嶋吉浩氏(維新の会所属)と東京都荒川区議会議員の小坂英二(日本創新党)
通称(魚釣島慰霊祭)についての続報です。

ネットなどではイケメン過ぎるなど一時ともてはやされておりましたが、ネトウヨ共が歓喜するも
現実はそう甘くは無い。今では過ぎ去ってしまった過去の人物となっており、「あの人は今？」
なんて企画でも無い限り表には出てこないです。そこでちょっぴり当ブログであの人のその後を
紹介してみます。

荒川区議会議員の小坂英二は2012年に離婚が成立している。尖閣諸島上陸作戦から
あっという間に奈落の底に落ちてました。今後の区議会議員にも支障が出るものと思われる。

小嶋吉浩氏は取手市議会員を辞職して、今年の9月8日に行われた茨城県県議会補欠選挙に
立候補しました。くしくもIOC総会の2020オリンピック開催地が決定する日と同じ日です。
結果はというと・・・・落選！
定員1に対して3人の候補者が出ておりましたが、最下位に終わり政治活動の場を失ってしまいました。

ネトウヨは騒げばそれで良いかもしれないが、現実社会はそう甘くは無い。今でも日本人の
尖閣諸島上陸作戦が尾を引いているのである。今、中国側はこの問題に対して上陸を認めるように
活動をしているが、この事件が起こる前までは中国漁船の領海内への侵入に留まっていた。
それが、中国軍の巡視艇を出動させ、日本の領海近くまで潜水艦で潜航するというプレッシャーを
繰り広げている。　　

右派政治家とネトウヨが関わると碌な事が無い事を証明する良い事例の表れとなった。
そして2020年の東京五輪開催についても、この波に乗るべく右派やネトウヨがこのイベントにしがみ付くように
まるでオリンピックは右翼的な立場の人間が持ち込んだように事が盛り上がれば、五輪の本意も欠落する
物と思われる。84年のロサンゼルスオリンピックのセレモニーで軍事的なパフォーマンスが行われる事に
なれば、ロス五輪と同様に東京五輪も海外から批判の的となる事は間違いないのだが、気が早い防衛相の
海上自衛隊はそのような姿勢を見せている。既にフラグが立ってしまったな。