FRBパーナンキ議長が量的緩和政策を継続するとの判断から米国株が一気に上昇し日本株も
連動して上がっていった。米国株は9月に入ってからは殆ど値を下げないアゲアゲの状態が続いている。
次の注目されるリスクが10月中旬の債務上限超えと解っている以上はここで後々10月頃に売る事を
前提とした株高に入れ込んだ方がメリットが多い。これだけの不安材料がありながら米国株は過去最高水準
での取引が行われているのは多少不思議なんだけどな。
日本株はこれで目標の15500まであと800と迫った。例え年内に17000代まで値を戻す事が
無理でも中間目標の15500までは手が届いて欲しい。
こうなるとアベノミクスの再評価なのですが、そこまで繋がらないのが今の日本経済の
現状なんだな。これで安倍政権は安泰かと思いきや経済の中でも大きな問題も出てきた。
オリンピック景気に沸く日本株式にほぼ利益確定であからさまに売りに出る投資家がいるなか、
思わぬところからの助け舟です。米国FRBの量的緩和の継続です。自国の景気判断で上がる訳では無く
海外投資家の意欲が現れて現在の株高を作っている以上落ちる時もそのカギを握るのは海外投資家と
いうことになる。FRB関係で上がる時も一緒なら下がる時も同時に起こる。
しかしそれでも経済なので金融ソフト化は致し方ない。日銀の短観の発表前に見事な3段ジャンプを
成功させた日本株式はここで大きなゲームを獲得した。
テニスに例えるなら40-40のデュースの状態から五輪招致でアドバンテージを手に入れて続けざまに
FRBのお蔭で2ポイント先取したことでこのゲームを勝ちに結びつけた。
これだぜ。これが経済だぜ。後は消費税増税問題と米財務危機をどう乗り切るかがポイントだな。
少なくとも米国株の受け皿になれるような体制を整えなければ米国との運命共同体となり、一緒に
心中する事になるけどな。その為にも米国以外の国への輸出を伸ばす必要があるTPPによって米国とではなく
他の国との連帯を強める事ができれば、尚宜しい。
TPPには農産品5品目の扱いもあるがマイナスのマイナスはプラスに転じるように米国の債務上限危機とTPPを
相殺にしたいものだな。しかし些かペースが速すぎる。例え利益が出ても最低取引価格の底上げにまで
影響がないと資産運用としての株式投資に利益が回ってこない。10月1日の米国における債務上限引き上げの決議が
通ろうものなら、右往左往してしまうのだ。10月1日の日銀短観の結果を見てからの消費税増税の流れ次第では
更なるヘッジファンドへの餌食となってしまうのだ。
それまではこの問題に陰りが出ないようにしなくてはいけないのだな。でも最後の決断は
投資家の気まぐれとなるのだ。日本の投資家とリズムの違うヘッジファンドの活動が見定める最大公約数を
合わせないようにしないとな。そこが危ないのだよ。10月1日ですな。
どうにか乗り切ってくれればいいんでないの。でも今は中秋の名月にお供えするFRBからの棚ボタにお腹一杯ですぜ。
連動して上がっていった。米国株は9月に入ってからは殆ど値を下げないアゲアゲの状態が続いている。
次の注目されるリスクが10月中旬の債務上限超えと解っている以上はここで後々10月頃に売る事を
前提とした株高に入れ込んだ方がメリットが多い。これだけの不安材料がありながら米国株は過去最高水準
での取引が行われているのは多少不思議なんだけどな。
日本株はこれで目標の15500まであと800と迫った。例え年内に17000代まで値を戻す事が
無理でも中間目標の15500までは手が届いて欲しい。
こうなるとアベノミクスの再評価なのですが、そこまで繋がらないのが今の日本経済の
現状なんだな。これで安倍政権は安泰かと思いきや経済の中でも大きな問題も出てきた。
オリンピック景気に沸く日本株式にほぼ利益確定であからさまに売りに出る投資家がいるなか、
思わぬところからの助け舟です。米国FRBの量的緩和の継続です。自国の景気判断で上がる訳では無く
海外投資家の意欲が現れて現在の株高を作っている以上落ちる時もそのカギを握るのは海外投資家と
いうことになる。FRB関係で上がる時も一緒なら下がる時も同時に起こる。
しかしそれでも経済なので金融ソフト化は致し方ない。日銀の短観の発表前に見事な3段ジャンプを
成功させた日本株式はここで大きなゲームを獲得した。
テニスに例えるなら40-40のデュースの状態から五輪招致でアドバンテージを手に入れて続けざまに
FRBのお蔭で2ポイント先取したことでこのゲームを勝ちに結びつけた。
これだぜ。これが経済だぜ。後は消費税増税問題と米財務危機をどう乗り切るかがポイントだな。
少なくとも米国株の受け皿になれるような体制を整えなければ米国との運命共同体となり、一緒に
心中する事になるけどな。その為にも米国以外の国への輸出を伸ばす必要があるTPPによって米国とではなく
他の国との連帯を強める事ができれば、尚宜しい。
TPPには農産品5品目の扱いもあるがマイナスのマイナスはプラスに転じるように米国の債務上限危機とTPPを
相殺にしたいものだな。しかし些かペースが速すぎる。例え利益が出ても最低取引価格の底上げにまで
影響がないと資産運用としての株式投資に利益が回ってこない。10月1日の米国における債務上限引き上げの決議が
通ろうものなら、右往左往してしまうのだ。10月1日の日銀短観の結果を見てからの消費税増税の流れ次第では
更なるヘッジファンドへの餌食となってしまうのだ。
それまではこの問題に陰りが出ないようにしなくてはいけないのだな。でも最後の決断は
投資家の気まぐれとなるのだ。日本の投資家とリズムの違うヘッジファンドの活動が見定める最大公約数を
合わせないようにしないとな。そこが危ないのだよ。10月1日ですな。
どうにか乗り切ってくれればいいんでないの。でも今は中秋の名月にお供えするFRBからの棚ボタにお腹一杯ですぜ。