今日明日と2連休。ゆっくりと休日を満喫しております。
前回は色々とアドバイスを頂きありがとうございました。m(_ _)m
今期飼育から外したラインとはいえ、大型になるほど難しいとされる
「最終羽化ステージ」を経験しておくためにも、常温飼育からワインセラー
飼育管理に変更して、完品羽化を目指すことにします。
ですがこれはあくまでも検証目的。
やはり「産地間ブリード」を基本と考える我が家では、
今後GSP血統の累代は考えておりません。 念のため。
今年も我が家大型血統は「久留米産地」でいきます
ぶれぬ姿勢を強調 ここ大事
さて、HP上では
既に更新していますが、常温飼育についての3本目
への交換結果を
ここにお伝えしておきます。
羽化するまでは分かりませんが、我が家の6番はいわゆる
外れラインのようでして♂4頭の最大サイズがこの常温飼育♂28.7g。
(GSP♂34.9gも、風通しが良く日の当たらない玄関常温飼育です。)
1.久留米6番ライン‐616(82.3×50.5)
6/6:HS800初令投入
→9/3:HS1400へ♂24g
→12/11:HS1400へ♂28.7g
2.久留米4番ライン‐418(82.0×52.2)
6/6:HS800初令投入
→9/3:HS800へ♀13.5g
→12/11:HS800へ♀13.8g
3.久留米7番ライン‐719(81.7×52.6)
6/13:HS800初令投入
→9/3:HS800へ♀14g
→12/11:HS800へ♀12.8g
サンプルが少ないのですが、ある仮説が思い浮かびました。
「菌床ボトル2本目までの6ヶ月~7ヶ月間、30度を越えなければ、
幼虫や、我が家で今年使用した菌床の場合、加水分解にそう
問題や影響がないのでは?むしろ空気循環の良い環境下の方が、
大型幼虫になる確率が上がるのではないか?」
安定した温度(恒温)のパータン
季節に合わせた微妙な温度管理パターン
空気循環(酸素濃度)パターン
果たして平均値ではどのパターンがより大型化するのか
来期我が家では、空気循環の良い「常温軒下飼育パターン」
を大幅に増やしてみます。
よって今期同様、
ショップレンタルスペース(エアコン恒温管理)
ワインセラー&サーモ(季節に合わせた微妙な温度管理)
常温管理(軒下放置管理 空気循環の良い環境下)
以上3つの温度管理による検証を充実させていきます。
となれば当然菌床についても「3つの比較」ですね。
今期の銚子オオクワガタ倶楽部(ギネス菌床)、TP(特注菌床)
に加え、来期は新たにクレージーフォレスト(自詰めブレンド)
を追加したいと思います。
というのも、現在ショップレンタルスペース飼育管理は
クレイジーフォレストショップ店内でボトル交換をするわけですが
HSとTPを交換するだけではお店としたら当然面白い筈もなく・・・
またクレイジーフォレストさんには菌床詰めのスペシャリスト(達人)
がいます。
よって来期は我が家の「菌床ボトル対決」
に協力してもらうことを快諾頂きました。(記述しちゃいましたからね!)
そして「秘密のブレンドと秘密のあるもの」が鍵になりそう・・・
特に今期菌床は、菌の違いによる幼虫の成長結果に大きな違いが
あり驚きました。
来期はTPさんの「マル秘」を含む添加剤配合量比較検証もあり
、俄然面白くなります。
そして大型サイズに最も重要な要因となる血統。
来期も久留米産地の我が家。
shima1007さんからの♂81.7mm(♂85.5mm同腹)
メルリンさんからの♂81mm(♂84.5mm同腹)
shima1007さんからの♂82.7mm(♂84mm同腹)
来期はそれぞれインとアウトの組み合わせによるブリードを予定しています。
夫婦W大厄を抜け、辰年らしく昇り竜の如く飛躍の年としていきたい
無駄が多いかも知れませんが、温度管理、餌(菌床)、血統を更に
それぞれ3つの検証で比較していく。 血の濃さ(配合量)の検証に続き
当ブログ来期のテーマの2つ目の柱となります。
そして何度もいいますが重要な大型血統。
shimaさんメルリンさんときて、どこか忘れてませんかね?
そうです
純粋国産久留米産地といえば本家様、
あの血統なしに久留米を語ることは出来ません。
あっpaxさん、主水さん、kazさん、ポチさん、kmatsさん(首都圏久留米党の皆さん)
HPにもまだ掲載しておりませんョ~ (そんなに大きくありませんからね)
我が家は全ての3本目交換を終え一段落しましたので、
今後おいおいブログ上にて来期の種親を紹介していきます
遠回りで無駄が多くとも、あまりやっていないことを実験的に
比較実践し楽しくやる。
そしてそれを検証していく中で傾向を掴み、失敗から学んでいく。
数年をかけてのんびりと
今の営業職ですと、スピードと効率重視で無駄は禁物。
常に結果を優先して考える。
そして次々に新たな仕事をこなし、細かく検証する時間もままならない
ままにまた次の仕事。 こうはいきません。・・・
オオクワブリードの場合、比較して進める中で、傾向が見える失敗なら
むしろ大歓迎。
私にとって、これぞまさにこの趣味を楽しむ醍醐味なんです
今年も楽しくマイペースでいきま~す