HP OOKUWA BLOOD更新しました。
我が家1本目交換は10月初旬の予定。
ワインセラー管理及び一部常温組の約60頭ですが、
昨年暮れから実家飼育のため、現在は完全放置の状況。
まだ喰い上げているボトルは少なく、しばらく放置で良いでしょう。
ワインセラー管理組の飼育温度は昨年と同じ。
昨年との変更点は
初令幼虫を、菌床を詰めたプリンカップで半月から1ヵ月弱飼育。
サーキュレーターをワインセラー個内に設置。
サーキュレータについては、今期ワインセラー内湿度が55%~57%と
昨年より15%程度低い数値で推移しています。
2本目の菌床については、メインであるTP菌床は5パターン(6パターンから変更)
の添加剤配合量比較と並行し「オオヒラタケ菌とヒラタケ菌」2つの種菌による違いを検証します。
前期のデータから、ちょっと面白い傾向が見えたため今期も実行します。
この件については、また別の機会に記述することにします。
よって我が家はまだ掘り出しまで時間があるので、今年羽化した個体をチェックしています。
もちろん種親候補についての選定が目的。
我が家の昨年は、自己ブリード中心でしたが、ポチさんから譲り受けた素晴らしい血統背景を持つ
3頭の里子がいまして。
この里子幼虫なんですが、2本目交換前の12月初旬3頭ともに暴れまして・・・
ボトル交換後も暴れており、温度の最も低いワインセラーの下段奥にて管理していました。
そしてそのうちの1頭が見事80mmオーバーで羽化しました。
久留米ポチさん里子ライン‐11KU‐2-14(83×51.3m)
→6/中:HS800へ♂26g
→9/25:TPヒラタケST+EX1400へ暴れ→♂24.5g
→12/11:TPヒラタケST+EX1400へ
→7/上旬:羽化♂80.8mm
顎が直線的であること。
そしてこの個体は体高(厚み)が薄いんです。
ノギスで計測しましたが15mmジャスト
羽化サイズにもよると思いますが、我が家の80mm前後の個体は15mm後半から16mm。
ですからあきらかに薄いんですね。 お尻も薄いんです。
血統背景ですが、♂はメルリン2005年3番♂77mm(BE-KUWAギネス83.3mm同腹)と
マツノインセクトさんのアウトライン累代で誕生した
みかんさん久留米09 3A-2 ♂83mm。
♀はshimaさんの2005年5番と、84.3mmマツノギネスからの累代
shima1007さんH21-2-32 ♀51.3mm。
サイズは♂80.8mmと、今年羽化個体から比べても決して大きくありませんが、
暴れて24.5gにダイエットして、その後も体重が戻ったようにはあまり感じない。
そして厚みも薄い。 だがそこが還元率良く羽化したポイントなのか?
来期の種親にするか非常に迷うところ。
ちなみに皆さんの羽化成虫の厚みというのはどの位なんでしょうか?