悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2014年度・ブリードは4系統

2013年12月27日 00時00分00秒 | 2014年度・オオクワガタ飼育

 

 

今年も残すところあと5日。

我が家の3本目への交換は2本交換から約100日程となる

1月中旬~末の予定ですのでもう少し先。

ですので今回は2014年度の構想について記述したいと思います。

 

 

さて来期・2014年度のブリードをどうするか

我が家では、来期2011年7月・ドルクスハンター粕谷氏から譲り受けた

新潟魚沼産採集個体1♂・2♀から今年羽化した個体を2ラインに

絞りブリードの予定。



それ以外は来期も「久留米産」に特化し、計230頭(♂100頭)

程度の飼育数を予定しています。



では裏年となる来期・2014年度の組み合わせをどうするか



前期・2012年度は久留米裏年でもあり、検証重視の方向性として

インラインブリード中心で挑みましたが、失敗も重なり成績が全くもって

振るわなかった我が家。



しかし裏年とはいえ、来期・2014年度は久留米でもトップブリーダーさん達は

84mm~86mm以上の自己ブリード個体♂を使って挑まれるわけで。


どうする我が家?!


「まあ先のことだからね」

などと紹興酒を嗜みながらも、今年の半ばまではのんびり構えていた

わけですが、しょうこうしているうちに今年の羽化シーズンに入ると、

巷では特大サイズの羽化報告連発



そんな最中、ふと「これもある意味転機の年なのかもしれない」

という思いが湧いたんですね。

ですので、しょうこうりも無く

「割り切って   補強に頼る    選択肢」




そうなんです

失敗の年だったからこそ、2012年度の自己ブリードに頼らず、妥協せず

最良の組み合わせを最優先する決断が出来た。

なんて前向きで自分都合の考え方なんでしょうか?



我ながら楽しみなラインナップで、来期2014年度も挑むことになりました。

また「補強頼みの選択肢」が、過去振り返った時にどうであったか

これもまた、ブログ媒体の楽しみ方の一つですね。



種親紹介は来年するとして、今回は来期の組み合わせコンセプト

備忘録として記述したいと思います。

 

 

我が家では来期以下の血統(系統)に分けたブリードを予定しています。

メルリン2011年10番・2009年10番・11番

(86.1mm&85mm同腹)を軸とした血統(系統)

久留米史上でも2009年10番という最強の血をあえて色濃く残す組み合せ。

そしてそのメルリン血統と、その他優良血統によるアウトライン(50%配合)

によるスペシャルな組み合せを実現します。

 

shima1007.2009年6番(85.2mm同腹)を軸とした血統(系統)

幼虫体重は乗りにくいが、不全率が低い特徴のshima1007マツノ血統。

その中でも2009年6番shima1007・85.2mmの血を受け継ぐ

累代の潜在的ポテンシャルは高く。

やや血が濃さの影響も感じますが、あえて更に血の濃い組み合せを選択。

またそれとは別に、血を離した組み合せもブリードの予定です。

 

マツノインセクト86mm直系を軸としたマツノインセクト血統(系統)

マツノインセクト血統累代に拘ったアウトライン。

あえて他の血を入れずマツノインセクト累代による血統(系統)を

来期2ライン予定しています。

 

東京オオクワ86mm系統を軸とした血統(系統)

来期始めて東京オオクワ♂によるインライン、アウトライン計4ラインを実現させます。

特に50%配合となる東京オオクワ♂と、他の優良血統♀による

計3つのアウトラインは、他のブリーダーさんはやらないと思われ

将来的にオリジナル血統の価値ある組み合せといえますね。

 

上記の組み合せの種親♂は5頭。

BLOOD(血)に拘る我が家。

将来的に自己ブリードによる大型血統(系統)作出を想定した時

やはり久留米では、特別な血の存在と考えられる血統(系統)

の中から更に優良個体を選別して累代していく。

美形であり、バランスの良いプロポーションを保ち、

且つ存在感のある優良個体。

 

 

自己満足の趣味ですからね。

やりたいと思うことを拘り、実現する大人的な楽しさ。

先を見据え(信じて)最強の血統を目指す累代飼育。

これぞ悠久な趣味の醍醐味です

 

 

 

 

 

 




 

コメント (34)
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