今年も残すところあと5日。
我が家の3本目への交換は2本交換から約100日程となる
1月中旬~末の予定ですのでもう少し先。
ですので今回は2014年度の構想について記述したいと思います。
さて来期・2014年度のブリードをどうするか
我が家では、来期2011年7月・ドルクスハンター粕谷氏から譲り受けた
新潟魚沼産採集個体1♂・2♀から今年羽化した個体を2ラインに
絞りブリードの予定。
それ以外は来期も「久留米産」に特化し、計230頭(♂100頭)
程度の飼育数を予定しています。
では裏年となる来期・2014年度の組み合わせをどうするか
前期・2012年度は久留米裏年でもあり、検証重視の方向性として
インラインブリード中心で挑みましたが、失敗も重なり成績が全くもって
振るわなかった我が家。
しかし裏年とはいえ、来期・2014年度は久留米でもトップブリーダーさん達は
84mm~86mm以上の自己ブリード個体♂を使って挑まれるわけで。
どうする我が家?!
「まあ先のことだからね」
などと紹興酒を嗜みながらも、今年の半ばまではのんびり構えていた
わけですが、しょうこうしているうちに今年の羽化シーズンに入ると、
巷では特大サイズの羽化報告連発
そんな最中、ふと「これもある意味転機の年なのかもしれない」
という思いが湧いたんですね。
ですので、しょうこうりも無く
「割り切って 補強に頼る 選択肢」
そうなんです
失敗の年だったからこそ、2012年度の自己ブリードに頼らず、妥協せず
最良の組み合わせを最優先する決断が出来た。
なんて前向きで自分都合の考え方なんでしょうか?
我ながら楽しみなラインナップで、来期2014年度も挑むことになりました。
また「補強頼みの選択肢」が、過去振り返った時にどうであったか
これもまた、ブログ媒体の楽しみ方の一つですね。
種親紹介は来年するとして、今回は来期の組み合わせコンセプトを
備忘録として記述したいと思います。
我が家では来期以下の血統(系統)に分けたブリードを予定しています。
メルリン2011年10番・2009年10番・11番
(86.1mm&85mm同腹)を軸とした血統(系統)
久留米史上でも2009年10番という最強の血をあえて色濃く残す組み合せ。
そしてそのメルリン血統と、その他優良血統によるアウトライン(50%配合)
によるスペシャルな組み合せを実現します。
shima1007.2009年6番(85.2mm同腹)を軸とした血統(系統)
幼虫体重は乗りにくいが、不全率が低い特徴のshima1007マツノ血統。
その中でも2009年6番shima1007・85.2mmの血を受け継ぐ
累代の潜在的ポテンシャルは高く。
やや血が濃さの影響も感じますが、あえて更に血の濃い組み合せを選択。
またそれとは別に、血を離した組み合せもブリードの予定です。
マツノインセクト86mm直系を軸としたマツノインセクト血統(系統)
マツノインセクト血統累代に拘ったアウトライン。
あえて他の血を入れずマツノインセクト累代による血統(系統)を
来期2ライン予定しています。
東京オオクワ86mm系統を軸とした血統(系統)
来期始めて東京オオクワ♂によるインライン、アウトライン計4ラインを実現させます。
特に50%配合となる東京オオクワ♂と、他の優良血統♀による
計3つのアウトラインは、他のブリーダーさんはやらないと思われ
将来的にオリジナル血統の価値ある組み合せといえますね。
上記の組み合せの種親♂は5頭。
BLOOD(血)に拘る我が家。
将来的に自己ブリードによる大型血統(系統)作出を想定した時
やはり久留米では、特別な血の存在と考えられる血統(系統)
の中から更に優良個体を選別して累代していく。
美形であり、バランスの良いプロポーションを保ち、
且つ存在感のある優良個体。
自己満足の趣味ですからね。
やりたいと思うことを拘り、実現する大人的な楽しさ。
先を見据え(信じて)最強の血統を目指す累代飼育。
これぞ悠久な趣味の醍醐味です