悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2012年度を経て・2014年度から今年

2016年06月21日 22時35分38秒 | 2016年度・オオクワガタ飼育




1本目投入を控えた我が家。

備忘録ブログとしてのエントリー
一色ホタル祭り
クワガタワイワイvo2
が続きましたが、今回は過去の振り返り。


※次回は2016年度割り出しと1本目投入
の状況報告となります。







仮説・実験・検証そして対決(競い合い)
好きですが振り返りも嫌いではない。

当ブログは大型血統飼育記事がメイン
ですが、その他に本業インテリア関連。
そして子供の成長備忘録。

当時、何を考えていたか。

理性・感情

気づきや発見もそうですが、失敗も
含めブログにアップし記録することで
備忘録として、その当時を振り返るこ
とが出来ます。



そんな中、久留米ブリーダーの失敗?
いや、次のステップへの過程です。
『2015年度残念な羽化報告』
記事エントリーが続いています。

残念といっても87.88.89mm。
羽化不全にせよ久留米産地で過去に
これ程の大型羽化報告が続いたこと
はありません。


またこういうのが出てくると・・・
ウチでも出てくるんだ。
こりゃ〜まだまだイケる。
よし、次こそは特大完品羽化だ!

などと。


しかも特出すべきは久留米とはいえ
マツノ血統累代
マツノshima系統累代
メルリン×マツノshima累代といった
複数の血統(系統)から特大が出ている点
にあります。


過去もそうでしたが、肝となる個体
(ライン)の存在が背景にあるとはいえ
こうなってくるととても面白いですね。

またこれから羽化報告を控えた報告が
全国から続きます。

能勢YG血統に今年急接近もあり得る?

久留米産地の底上げがあるならば、
トップレベルは更に高みへ到達する
のか。

いずれにしても楽しみです。





 





そんな最中、2016年度ブリ―ド準備
で累代血統背景を整理しています。


 

 



 

  

 

※1本目投入後、全ラインHPアップの予定。

 

 

 

 

 資料を整理しながら振り返ってみると
2012年度。あの年はやはり転機の年。


大型挑戦2年目となるこの年。
『人と違うアプローチで大型作出を!』

色々やりましたので。
失敗の中から学ぶべきことも多く、
後悔はありませんが実績としてはなん
とももの足りぬ失敗の年。

その次世代となる4年目2014年度。
失敗すると困るのが種親。


補強に頼るしかない。


自己ブリード個体は使わないという
選択肢。
転機の年のそれが大きな決断でした。


ただ我が家以外では86mmアップとい
った当時久留米ではまだまだ数少ない
羽化実績報告がありました。

 

 

 



そう、あれは確か3年前の7月初旬。
手織絨毯展で出張中だったので良く
覚えています。主水さんから連絡が。
久留米で羽パカながら久留米で86mm
アップの出たと!
主水さん曰く『完品でない羽化個体を
ブログで発表するのは如何なものか?』
そう相談を受けた記憶があります。

それこそ自分のための備忘録ブログ。

羽パカとはいえど当時久留米では数少
ない羽化実績ですから。
久留米の可能性を伝えるためにも是非
とも報告を!!
迷う必要もなくそうお伝えしました。

その同腹兄弟累代個体が我が家期待の
2016年度♂種親にしっかりいます。

 

そして東京オオクワ購入の80mm。
おそらく私が一番速かったでしょうね。
東京オオクワ川又店長ブログで2012年度
久留米86.1mm羽化の報告を知りました。

当時特に誰も手にしていない久留米大型
血統を手に入れたい願望が・・・
アウトライン累代を経て驚異のポテンシャル
へ。オリジナル血統(系統)への憧れからか。

その当日同腹兄弟を予約しています。
確か宇都宮出張時に電話を入れた記憶が

その後直接東京オオクワへ訪問、同腹個体
を選び80mmを入手しています。
その種親直仔から2014年度8番85mmが。
こちらも2016年度の種親に。




また2013年度では85.8mmを作出、
2014年度ブリードも連続して使う
予定だった♂種親メルリン2011年
10番82mmがペアリング中に★に。
そこで直ぐにメルリンさんに連絡。

2009年10番(86.1mm)直仔80mm
を入手。そのアウトラインから2014
年度14番から86mmが羽化しています。





そして虎壱さんから2012年度86.1mm。
同腹兄弟♀個体を入手していましたが、
種親として残していた♂81.2mmをお譲り
いただくことに。

その個体と我が家メルリン血統累代早期
羽化との掛け合わせにより2014年度19番
から最大個体が誕生しています。

この19番ラインの幼虫成長過程。
我が家初の当たりラインとして、大いに楽
しませて貰いました。


 


大型血統として累代してきた過程には、
ブリーダーの数だけそのドラマや歴史、
そして思い入れがある。

これぞ大型血統累代飼育の醍醐味。
本気だからこそやり甲斐という部分
の楽しみ方が・・・

その他楽しみ方は色々と・・・

 

さて今週はエアコンクリーニングを依頼。

シャープのお掃除機能付きだと2万程掛かるようで。

いよいよ来週は1本目投入。準備は万端。

そして産卵数アップ対策の成果は如何に?・・・

 

 

 

 






 

コメント (18)
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