いよいよ2018年ブリードも準備を経て
ペアリングに産卵セット。スタート開始と
いったところでしょうか。
2018 KLBも同様に。予定より遅れており
ますが、次回のブログでKLB管理表・系統表
専用サイトからのダウンロード方法。
また必要事項入力ののち、メールフォーム
への送信方法についてアナウンスをさせてい
ただます。🙇
次女も小学生。優しく丁寧な女の先生。
同じ幼稚園の生徒がクラスには1人もおらず、
嫁はやや心配していましたが、入学式初日
隣りの男子生徒に ”ともだちにになろうよ”
などと長渕剛バリに話しかける積極性。
逆に新しい友達が出来るので良いかなと。
最上級生となる長女の気になる担任。
こちらは厳しいことで知られる女の先生。
熱中時代の熱血先生ではないようですが。
まぁクラスのメンバーには恵まれている
ようで、まぁこちらも大丈夫かな。
土曜日は数年振りに中学の同級生4人で
下総中山で飲み会。🍻
そのうちの1人は孫が3人もいるというね。
高卒で就職、ガス屋のリフォームに携わる
友人はなんともパワフル 💪
昨年1週間、嫁さんとイタリアとフランスへ
旅行に行ってきたそうです。
彼の場合、就職しすぐに結婚、子供も授かり
若い時にゆっくりと。とても旅行などといっ
た暇もお金も当時は無かった。
これから悠々自適に過ごすんだと。
私の場合、下の子が小学入学。
これからが大変ですが、その分は色々と楽
しませてくれるわけですから。
どっちが羨ましいなぞありませんね。
元気でいられることが大切です。
前回ブログの続きCO2(二酸化炭素)濃度測定。
気になる共同ブリードルームCO2濃度。
その前に『きのこ栽培に関するCO2濃度』
について少し調べてみることに・・・
菌床栽培では温度、湿度を人工的に制御し
た環境下で行うため、原木栽培に比べて
栽培上多くの問題が生じている。
中でも培養中は温度、湿度、光、二酸化炭素
、酸素濃度等環境管理が大切である。
その中の二酸化炭素については、培養室の
二酸化炭素の濃度を出来るだけ低く保つため
に換気を充分行い、菌床内外の空気の循環を
よくして栽培袋内に二酸化炭素がたまらない
ようにするとともに、通気のよいフィルター
を装着した袋を使用するよう栽培指導書に
指摘されているとあります。
菌糸が蔓延中菌糸が生成する二酸化炭素の
蓄積により高い数値を示し、
菌糸が培地全体に蔓延する接種 25〜35日
で最も高くなり、また袋の種類により濃度に
差が生じ、最も濃度が高かった袋は9.2%。
最も低かった袋で3.5%。
菌糸蔓延後、二酸化炭素濃度は徐々に減少し
培養終了時の100 日目にはそれぞれ3.0%、
0.8%に。尚、培地を横に倒して二酸化炭素の
排出を促す培養法は倒さない培養法と比較し
て濃度に大きな差は生じなかったとの結果
です。
↑
では菌糸培養時及び飼育時におけるCO2
濃度の適正数値は?
🤔
シイタケと同じ白色腐朽菌のヒラタケ菌糸
は、酸化炭素に対する耐性が大きく、濃度が
20%の中では生長は旺盛であり30%になると
生長が鈍ることが報告されているようですね。
またヒラタケ栽培の場合、通気の悪い栽培瓶
では瓶上部の二酸化炭素濃度は最大時17~18%
であるが、底部では25%を上回る高濃度とな
るため生長が阻害されると報告されている。
シイタケ菌床栽培でも、二酸化炭素濃度は
袋上部では10%でも底部では 20%を超える
高濃度が予想される。
きのこは空気中の酸素を吸収、二酸化炭素
を排出す。このため換気扇や熱交換器を使っ
て二酸化炭素を室外へ排出し、その一方で
豊富な酸素を含む新鮮な空気を室内へ取り込
む管理を行っている。
培養室に収容されているビンの数が多くなれ
ばなるほど、たくさんの二酸化炭素が排出さ
れるためその分換気量を多くしなければなら
ない。また室内に導入された新鮮な空気を
隅々まで行き渡らせる工夫も必要である。
ナルホド 🤔
ただppmは百万分率を表す割合の単位。
菌糸培養中のCO2濃度の上限数値は30%
=300,000ppm
これはあくまでも袋内部のCO2濃度。
きのこ栽培における二酸化炭素濃度は0.1%
以下(1,000ppm)以下が望ましいとあります。
さて、それでは共同ブリードルームの
CO2、二酸化炭素濃度測定です。
きのこ栽培における基準値であるCO2濃度
0.1% ・ 1,000ppmが目安となります。
入室後3分
・1021ppm
入室後17分
・1154ppm
入口をドア全開し換気5分後
・689ppm と一気に濃度は下がります。
共同ブリードルームは予想以上のCO2濃度。
昨年の異臭の原因のひとつの要因か?
棚位置の違いによるCO2濃度に大きな差は
ありません。
続きまして、実家ブリードルーム
(ブリードスペース)
まずはワインセラー 庫内
・1887ppm
この数値、ドアを開けると当然ながらCO2
濃度は下がります。
よってドアを閉じCO2濃度が安定した数値
を計測しています。
数値は高いですが隙間による通気確保、換気
により改善が出来そうです。
ブリードスペース外(室内)
・811ppm
そして防音カーテン内、
ブリードスペースの気になるppm濃度。
・905ppm
・893ppm
700ppm以下かな?と想定していましたが
そうでもなかったですね。
ブリードスペースの狭い空間に240本程
菌糸ボトルを置いています。
ウチのエアコンはシャープ製換気機能付き
タイプ。3本目換気機能併用しています。
しかし、24時間換気システムのレベルには
届いていませんでした。
市川市の屋外
・468ppm
番外編
昨日のマンション寝室のCO2濃度
換気せず起床時には1600ppmでした。
これは呼吸による二酸化炭素排出の影響。
換気10分後
以降換気せず出入りなし
そして今朝のCO2濃度
呼吸の影響です。
そして窓を開け換気後現在の数値
呼吸の影響でそこまで下がっていませんが
換気を辞め窓を閉め、締め切っても
600ppm以下に下がることは、昨日確認
済み。
このCO2濃度如何でしたでしょうか?
今回の計測、そしてきのこ栽培の報告書
記述からの感想。
・マンションは高気密であるが故CO2濃度
もかなり高い数値となっていた。
・換気により改善CO2濃度は維持される。
・きのこ栽培CO2濃度は0.1%以下が基準。
オオクワブリードの菌糸ボトルにおける
CO2濃度の適正数値は?
外気並みの濃度が必要であるか?
このあたりは24時間換気システムを導入
されているブリーダー、また冷やし虫家、
ワインセラー、自作による冷温庫をお使い
の方々の情報を収集して検討されてみては
如何でしょうか。
以上CO2濃度測定についての記事でした。