悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2023年ブリードライン・第二弾

2023年07月05日 06時35分00秒 | 2023年度・オオクワガタ
このところメールサーバー容量オーバーで送信が出来なくなってしまい、過去のメールを整理することに。

ちょうど3年前になりますが、平成から令和の間の1年半、自動車内装材を扱う部署在籍時代のメールやり取り。どうも消去を躊躇ってしまうんです...
◯メール件名
・生産計画数量提出
・内示変更連絡送付
・補給部品予測値表送付
・国内から中国現地生産への検討指示
・タイ向け資材INVOICE価格設定
・有償支給変更に伴う支払い条件変更
・用品品質集計報告
・RAI◯E仕掛けかんばん予定数拡大
・コスト低減活動への協力
・スクリーン端末クレームの対策案
・廃番に関する打ち合わせ
・溶接寸法不良
・BC◯調査依頼
・棚卸原票参考事例
・NM◯含有量調査
・Nメチル2ピロ◯◯ン定量について
・端末テープ溶着条件変更
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・中国新型肺炎の影響について
・コロナウィルス緊急調査依頼
・在庫確認と緊急出荷依頼
・工場稼働再開の監査結果報告
・バックアップ生産対応依頼

◯不具合、クレームの対応
◯国内から中国への製造移管
◯棚卸在庫圧縮指示
◯各製品検査依頼
◯コスト低減活動への協力依頼
そしてコロナ禍からのバックアップ生産対応についてなどなど...

今在籍するインテリア部門の営業所では、主に自社ブランド品の浸透、拡販といった前向きな仕事が主なわけですが、3年前の本社自動車内装材部署では、如何に納期までに必要部品を無駄なく、効率良く、安全に納品するか。
なので顧客先よりも、主に海外生産拠点、国内物流拠点とのやり取りが大半。検品、検査、改善が続きます。

・インストアシェアを拡大するためには!
・物件獲得に向けた働きかけと取り組み!
・新商品セールスプロモーション、キャンペーンの企画立案!

などといった前向きな仕事は殆どありません。

前部署は川上から川下までといったイチからのモノづくり。

今は(ポジション)は営業に特化した部署。

何事も経験しキャリアを積まねば分からないわけですが、本質的な部分で人間は向き不向きがあるんです。

重要なことは自分が納得して軸を決められる、打ち込める環境であるか?頑張ろうと思えるか?仕事に携わる時間はけして短くないだけに、大切な気がします。
などと集中し業務に携わっていた当時を、ふと思い出してしまいました。
3年前、同じ部署に在籍し、私と同時にタイに単身赴任へと異動となった先輩は元気にされているのかな?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・




さて
2023年ブリードライン後半のご紹介。
後半は主水さんからお譲りいただいた4頭の♂種虫を使っています。

昨年2022年度はスーパーエース♂個体に10頭を掛け合わせ挑みました。仮割り出しで卵を確認し安堵したものの、卵がどれも孵化しないというピンチに。
その後主水さんにはスーパーライン♂同腹の援軍を賜りましたが、結果7ライン56頭しか採れませんでした。
そのリベンジもあって、今年は手間をかけ入念に挑みました。




◯2023年ブリード・8〜13番



こちらはスーパーライン主水さん2021年1番同腹88.4mmを掛け合わせた系統です。
顎先まで伸びていくような大顎が印象的な個体。



90.6mmを筆頭に89mm、88.4mm×2頭と同腹実績は歴代久留米産地の中でもトップクラスの2021年1番ラインには6頭を掛け合わせています。


♀2021年8番は19年6番のインブリ個体



安定感ある自ブリ2021年11番と掛け合わせから30頭採れた9番はKLBライン候補



主水氏2021年1番(90.6mm同)と2021年10番(89.4mm同)を掛け合わせた10番も強力




母型の祖母はマツノインセクト19年20番(89mm同腹)




豪華な配合の早期♀を使った12番




まめたんさんからの♀補強個体が13番






◯2023年ブリード・14〜18番




こちらは上記8〜13番と同じ主水氏2021年1番同腹兄弟86.3mmを掛け合わせた系統です。なのでスーパーライン主水氏2021年1番の血の力を借りて特大作出を目指し、ウチでは11頭を掛け合わせました。


不全の無い2021年11番♀を使った14番








主水氏2021年1番(90.6mm同)と2021年10番(89.4mm同)を掛け合わせた10番と兄妹違いの同配合16番



早期♀を使った17番





幼虫の沢山採れたまめたんさんからの個体で血の離れたアウトライン18番








◯2023年ブリード・19〜20番



主水さんの他の♂種虫と比較してゴツい形状の2021年10番(89.4mm同腹)には2♀を掛け合わせています。



♂不全ゼロと安定感ある自ブリ2021年11番ライン姉妹には4番・9番・14番とこの19番と計4頭を種虫として使いましたが、産卵ステージでも安定感を誇り、全てのラインから幼虫が無事採れました。どこからか当たりが出ると嬉しいのですが。



こちら20番は10番と16番と雌雄逆の配合。主水氏2021年10番(89.4mm同) と2021年1番(90.6mm同)との掛け合わせですが、他と比べると卵サイズが大きく注目しています。







◯2023年ブリード・21番
主水さん2021年1番と同配合となる掛け合わせ(2019年9番×2019年1番)が♂種虫2021年5番です。




こちらも他と比べ卵サイズが大きくやはり注目している21番ライン。







勿論、産まぬ♀も3ライン程出ましたが、ひとまず今年は300頭と久留米では過去最多飼育数にてスタートしました。



2022年度は長いお付き合いのクマモンさんの羽化ステージの結果が良さそうですからね。私も頑張って続かないといけません。


さて来週は富士登山に行ってきます!
山登りは未経験で、更に50代半ばのオッサンですが、折角ならばと1合目からの登頂を目指し挑みます。登山の未経験では登頂率は50%で、天候不順や高山病など、体力だけではない要素もあるようなので、不安もありますがなんとかなるでしょう!
次回ブログはその富士登山編の予定です!




コメント
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