NIGHT FORESTvolo7.in新横浜を終えて

NIGHT FORESTvolo7.in新横浜が無事終了しました。

まずは御礼をさせて下さい。

昼の部即売会にご来場いただいた皆様。関東開催は4年振りとなる夜の部交流会にご参加下さった皆様、お忙しい中お集まりいただき感謝申し上げます。

また会場の設営に際し、バタバタしている中にあって快くお手伝いいただいた皆様。ご協力ありがとうございました。

本業のインテリアイベントでもチョネ流は周囲を振り回し&巻き込むといったある種はた迷惑な形で突き進むわけですが、気がついたら私を含め仲間はそれなりに歳を取っているという現実。

特に朝からの方は、長くハードな1日になってしまいました。救いは翌日が休日なことでしょうか。(とはいえきっと家族サービスなど控え、ゆっくり休めなかったかもしれませんが)

いつもは御礼報告のみで終えるところですが、前回の梅田NF、そして今回の新横浜NFの趣旨がどこにあるのか？

少し頑張ってみるか！と力を入れて企画したその経緯と理由を備忘録として書き残しておきます。

夜の部ご参加の方には宴席中盤、来年早々に立ちあがる"KPWさんオークションサイト"プレゼン前に少しお話しをさせていただきましたが。

こちら関東では2019年11月と4年前に品川NIGHT FORESTを開催していますが、その翌年数ヶ月後にあのコロナウィルスが全国に猛威をふるい蔓延したわけです。

それでも昆虫業界は巣篭もり需要もあってかコロナ禍以降、ショップ来店客数が2割、3割増と右肩上がりに順調に推移していたように感じます。

しかしこと我らオオクワガタ界隈は少し様子が違っていました。産卵材不足、菌糸不足といったアゲンストが続きます。

そしてダメを押すかのように昨年2022年9月にはインターネットオークションの「ヤフオク」では環境省がレッドリストに登録した絶滅危惧種など4000種以上が出品禁止となり、その対象としてオオクワガタの個人取引ができなくなることに。

オオクワブリードのひとつの手段が失われてしまい楽しみが奪われてしまった。今後オオクワ市場は衰退してしまうのか？

これまでも10年以上交流を楽しんできた、そしてブリードの奥深さを楽しんできたものとしては、市場縮小に対する危機感に起因する、昨年の梅田NFであり、そして今年の新横浜NFだったのです。

まぁ私なんかができることなど限られてはいます。しかし浜省の歌詞ではありませんがね。ぼやいても嘆いていてもなにも変わらない。模索を形にしたかった。

東の新年会で発表した実験的な即売会イベントと従来の交流会イベントをやってみることにしました。

正直なところ昼の部、夜の部ともに目標としていた集客人数には及ばす。このあたりは私の力不足を痛感しています。

とはいえ、昼の部・即売会は来場顧客の滞在時間も長く、十分な接客時間が確保出来たようで、まずまずの売手評価をいただきましたので、第1回目としては合格点とはいえずも及第点かなと思います。やりたかった体験型ブースも実験出来ましたからね。

クワガタ山ちゃんさん監修YouTube動画

4年振りの夜の部・交流会。

こちらはその間にあったヤフオクの影響が気になるところでした。しかも昨年梅田NFの80名近い参加者数もあるので、趣旨からして極端に少ない人数というわけにもいかず...発起人のよしくわさんの協力もあって関東開催としては過去最多と同数かな？多く方にお集まりいただきました。

この4年の間、近年オオクワガタのレコード記録は更新を続けており、同時に全体的な底上げが続いている。その進化の可能性が魅力であり、どこまで記録は伸びていくのか？大人が本気になれる楽しさがある。

その中で誰よりも強く信じ、諦めなかった方がレコードブリーダーだと思います。

そんな現レコーダーブリーダーの奈良さんが青森から。大阪からはM'sさんが駆けつけ、お忙しい中にあってMr.ギネス・ワイドカウさんも来場、歴代頂点に立った3名(5つのレコードホルダー)が揃い、次はおいらだとばかりに頂点を夢みて、進化を信じて楽しむブリーダーが集う会が盛り上がらない筈がありません。

願わくばもう少し新規のブリーダーにご参加いただきたかったですね。少し敷居が高いのでしょうか？

こちらは今回夜の部交流会に初めて参加された方の感想を紹介させていただきます。

今回初参加させていただいたＮＦ、特に夜の部は今まで参加したイベントの中でも熱量は間違いなく１番高かったです。（忖度なしで笑）
下に書くものと違い、すぐに結果のでない趣味なのでみんな常に半信半疑で進めており、いろいろ聞きたいことが山ほどあって自然と盛り上がるんだと思います。

個人的な感想では、他の趣味のハンドメイド物、レア日本酒とかは買った・飲んだ瞬間に結果が確定しているものなので、その場は確かに盛り上がりますがその場で終わる傾向があると感じてます。

クワガタは購入した時点とその後の自分の飼育環境もあるので結果は未知数。だからこそ先人の秘策や苦労話を聞きたいし、自分と他の方は何が違うのか？個人的に話したい聞きたいことがたくさんありますよね。
できれば今後も繋がってアドバイスを貰いたいし補強もさせて欲しい。そんな気持ちをみんな持っているのであの場が盛り上がったと思います。

注目すべき点は他交流会との比較。

特にオオクワガチ勢は昆虫即売会すら行ったことのない方が大半だと思います。なので他のイベントの雰囲気。そして毎回何故あれだけの熱気が会場を包むのか？

プレス機比較体験ではありませんが、他交流会との比較を交えており、とても分かりやすいですね。未知数だから、可能性があるから。なるほど。

オオクワブリードはアゲンストの中でその熱は衰えをしらず。

盛り上がるしか選択肢のない交流会に、ヤフオクに代わるものとして、即売会であり今回の新たなオークションサイトの発表、そして

チョネ、ナゲーよ！

などとツッコミがあるかもしれませんのでこのあたりでお終いにさせて頂きます。

なにはともあれ、お忙しい中ご参加下さりありがとうございました。交流会はおそらく2025年開催かなぁと考えておりますが、果たして？それでは次回よろしくお願いいたします。

そうそう、ブログ13周年記念プレ企画はスミマセン、1日遅れの明日こちらブログにて告知します。

ではでは。