寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

さあ大変、異動だ!

2012年01月16日 07時18分54秒 | 日記
こんにちは〓
お正月も15日までらしいですが、今年もあいさつ回りも無事に終了しました。ハプニングもありましたが、(笑)それは又次回にご紹介しましょう♪
今回の人事異動ですが、今ごろ?早いのでは…と皆さん感じていませんか♪ 実は四月一日付けの人事異動は既に始まっていました。
我らが(いつからファンになったの…)円山事業部長は頭を悩ませていました。
自分の構想を立てて鬼塚専務や高辻役員に見せると「あ…ダメだ!!」「そりゃもう一度考えたら…」
などなど中々思い通りに出来ません。
我々運転士にはな~んも関係ありませんがそれだけに後部座席の会話に興味津々です(笑) なぜか?それは直接関係ないだけに外野から見ていると面白いのですよ…
ただし「守秘義務」これは我々の掟(おきて)ですから気を付けましょう(笑)
去年事業部長が高辻役員から円山事業部長に代わって当然組織も変わっていかなくてはいけません。
自分の部下が年上なのがやりにくいのはいつの時代にもありますから…
「なぁ、もうちょっと考えたらどうだ…」
諭(さと)すように鬼塚専務が口を切ります。
「ええ…」
頷くわけでもなく生返事をしていらっしゃる円山事業部長でした。 「営業本部長を誰にするんだ?」
野太い鬼塚専務の問いに円山事業部長は即座に答えたました。「亀田にしたいのですが」その返答が冒頭の「もうちょっと…」でした。
「じゃあ、高城は…」「高城!あいつは去年部長になったばかりじゃあないか(苦笑)…」
確かに去年部長になったばかりの高城に部長を束ねる本部長は無理な話しでした。
なんてことだ…鬼塚専務はため息をタバコの煙と一緒に吐き出しました。
円山事業部長は叱られた子供みたいに首をすくめていらっしゃいます。
見かねて高辻役員が声をかけてきますが、「はい」「はい」
素直な返事の割には円山事業部長の目は遠くを見ているだけで、心はそこに有らず…です。
「はぁ~」高辻役員もかなりの愛煙家でした。真ん丸の煙をふわふわ上げていらっしゃいます。
お手上げ状態とはこのことでした。
「お前のためなんだぞ」怒鳴り付けてやりたい気持ちをグッと押さえて鬼塚専務はいました。
いや、若いときならとっくに怒っているなぁ!思ってから自分の老いを自覚して苦笑いしていました。
全く…高辻役員も同じ気持ちでいました。
去年円山本部長を事業部長に推挙したのは鬼塚専務でした。
高辻役員の役停(役員停年63才)に伴い次期事業部長を決めなくてはならなかった時です。
本社の黒田社長が渋るのを揚々押しきった背景には鬼塚専務のこだわりがありました…

「う~ん、まぁ円ちゃんももう一度考えてみたら…」
これくらいしか高辻役員には言えません。
元々円山ではなぁ…と考えていた高辻役員は「そら見ろ!!言わんこっちゃあない」
変にこだわる鬼塚専務を横目で眺めていました。
新年度には間違いなく取締役を外される(相談役)高辻役員は「俺の知ったことか…と自棄っぱちな気持ちがありました。」
後見役としてこの半年間俺は随分円山を助けてやった!
これ以上は自分の力で乗りきるんだよ。
銀座でも、新橋でも新地や祇園…ことあるごとに高辻役員は円山事業部長にそう言ってきました。
突き放すようでも越えなくてはならない壁でもあった訳ですから。
「あ~よく言うよな…」やけ酒をあおりたい気分でも円山事業部長はお酒を受け付けない体質でした。
「お前のやりたい組織にしたらいいんだよ!」鬼塚専務はおっしゃいました。
しかし実際はあ~だ、こ~だ、と口を挟みます。
「あいつはまだ早いぞ」
「こいつはわかっていない、」
円山事業部長の推薦する人材はことごとくはねられました。
「どうすりゃあいいのよ…」
専務や高辻役員のお気に入りはわかっていましたが…
自分には自分のやり方がある!
いくら息巻いても顔を合わせて言えるだけの勇気はありません…
悩みは募るばかりでした。
コメント
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