おはようございます^^
最近 新聞の事で面白い話を聞きました。会社のお掃除のおばちゃん…もう77歳になられるそうで
この年代の人って早寝早起きが大原則といいますか、仕事としてする掃除が中心の一日の生活サイクル
になっているようです。 会社の事務所内の掃除は始業前に済ましておくのが鉄則らしくて、あるいは
業務が終了した後に行うか どちらにしても就業時間中を避けるのがよろしいようです。
ですから この齢(よわい)77歳…喜寿ですかねぇ^^のおばぁちゃん…ある人がうっかりそう呼んだら
エラく怒られた と笑ってました。 で…その おばちゃん おばちゃんまでなら まぁ許してもらえる
みたいで はいはい、と笑顔で対応して貰えるそうです。そのおばちゃんは仕事の始まる前に掃除を終える
ようにしています。始業は八時ですから ふつうなら七時くらいに終えたら良いと思うでしょう…
事務所の広さやなんやかんやで二時間あれば十分らしいのです。それを このおばちゃんは四時に会社に
来て七時まで三時間 黙々とお掃除をするのです。二時間のところ三時間かけるのは、お歳の所為(せい)
だと言ったら怒られる…?いえ、ご本人が そうおっしゃってるし自覚をしていらっしゃるのがエライところ。
そんな訳でおばちゃんは早朝…夏場でもまだ朝が明けない四時前に出社されるのです。
それから三時間 みっちりお掃除をされて お仕事は尾張名古屋^^(こんなギャグありましたね)
…で、このおばちゃんの凄いところは、帰りにタイムカードを打った後に出勤時間 4時と打刻した
ところをボールペンで線を二本引いて 手書きで5時と書き直すのです。
今の世の中 働き方改革 という不思議な制度が出来て来て 思う存分働くことが出来ないとお嘆きの貴公、
このおばやんは 正に昭和の働き人でしょうか^^ただしこのお掃除のお仕事にも停年 がありまして
75歳。そりゃぁ ありますでしょう…とわたしなんか気楽に思いましたよ。だって早朝に事務所の掃除を
していて 倒れられても誰も気が付かないでしょう…そんな心配もあるけど ご本人は至って端然と
仕事しながら倒れたら本望よ、ニコッとされるのですから もう誰が止めたって駄目でしょうけど
さすがにバケツを持っての階段の上り下りが苦痛になってこの五月で勇退となるそうです。
今は後任の人との引継ぎの期間。古色蒼然とした働き方改革なぞなんじゃ、と怒られそうなおばちゃんが
つい最近朝日新聞とケンカして もう明日から持ってこんでええわ、と怒ったったわ とご本人の話し…
何が原因かよくわかりませんが、たぶん集金から振り込みにしてほしい みたいなことから話がこじれたんじゃぁ
ないかあと思いますが、その話しの続きを聞いていますと これで読売だけになって清々した…
と笑っていましたが え、じゃぁ今まで新聞をふたつ獲っていたのと訊くと そうじゃ、お父ちゃん(親ではなく夫です)
が新聞読むの大好きやから仕方なく獲っていたんじゃ…とまぁ 世の中新聞を獲らない世代が増えて新聞社は
汲々としてると聞いていましたが こんな昭和のおばやんを怒らせた新聞社はこの先明るい事はないでしょうね。