おはようございます^^
今年はいつもの年より寒くないですか^^ いえいえ、毎年こんなものですよ‥巷では暑さ寒さも話題に上るようです^^
地球温暖化は国際的には不都合なのらしくて あの敵同士の米中だって足並みを揃え始めました、
ですが我々庶民にとっていつ頃の事なのか分からない将来の自然破壊よりも目の前の温暖でしょうね。
いつの世にも大衆と国家権力には距離があるようです。
さて、昨日お話しをしました 宝くじの続きをしましょうか^^
え、続きって‥あるの ? ハイ、そんなに驚かんといて下さいませ^^ 私のブログに足を踏み入れたからには
もう、高村ワールドをお楽しみください^^ ワシ、初めてですねん、こらえて下さい、と平身低頭平謝りをしても アキまへん。
しょうがないなぁ と観念してもうちょっとお付き合い下さいませ ませ‥^^
昨日は初の体験として宝くじを購入したことを書きました。 この頃 昭和50年代ですが、私の人生でもっとも
多くの初体験をしたのではないでしょうか。
まず お酒は 村祭りで体験済みでしたが ウイスキーを飲んだのが初めて、競馬をした(‥と言っても馬と一緒に走ったわけではなくて馬券を買った)
のも初めて、寮に居ましたから飯も自前で調達をしていました関係で 朝からUFO焼きそばを食べたこと、王将で餃子を食べたこと
銭湯に行ったこと、通天閣に登ったこと、スナックでオールドをキープしたこと、山口組の親分が京都のベラミで撃たれた後三条通りを通っていたら
警察の検問を受けたこと、早朝のお坊さんの托鉢修道を見たこと、会社のお昼のご飯がまずかったこと、ビリヤードをしたこと、バスに乗っていたら
知らない女の子から声を掛けられたこと、選挙の投票に行ったこと、成人式に行ったこと、将棋道場に行ったこと、喫茶店で年上の女の人に声を掛けたら
フフン とあしらわれたこと、トランプで賭け事をしたこと、祇園のクラブで生演奏で歌ったこと、生ビールを大ジョッキーで七杯半飲んだこと、
タクシーの中でゲロした足許がビールの海になったこと、ポン引きとケンカしたこと、年上でも先に入ったらこちらが先輩になること、晩酌を毎晩すること、
姉三六角蛸錦‥と憶えたこと、カレーうどんに油揚げが入ってること、しっぽくという うどんがあること、鏡を見ずにネクタイが絞められたこと、
電話の催促にもう出ましたと準備していること、数字を通し(隠語)で覚えたこと、京都大学を出た人と話したこと、新宿のスナックで六甲おろしを歌ったこと、
インベーダーゲームで名古屋式を憶えたこと、エレベーターに乗ったこと、祇園祭で800円のアイスコーヒーを飲んだこと、アイスコーヒーをレイコと呼ぶこと、
サウナに行ったこと、屋台のラーメンを食べたこと、焼肉を食べたこと、天婦羅を青胡椒で食べたこと、すき焼きに割り下があるのを知ったこと、
夜中に鴨川を眺めながらうどんを啜ったこと、立ちんぼを冷やかしたらタバコの火を付けられたこと、日本海で泳いだこと、
好きな女の子にフラれてやけ酒をのんで騒いだら 後ろからドツかれたこと、宝くじを買ったこと、宝くじで一万円当てたこと・・
などなどが 今思い出せる初体験なのですが、 最後の宝くじで一万円当てたこと これが今日の話題 (続き)であります^^
私は 大切なことをよ~く肝に銘じて絶対覚えたゾ、のはずが よし、憶えたぞ、と安心をすると ツルリと抜けてしまう特技がありました。
昨日買った宝くじも 同じように よし、ここなら大丈夫や、とタンスの上に置いたのが 運の尽き?‥年末に買った宝くじを ツルリと忘れ去ったのでした。
でも、でもですねぇ‥忘れる神あれば見つける神あり の有難い言葉通りに私は真夏の七月に他の探し物をしていて 偶然 宝くじを見つけたのでした。
ところで宝くじはあれ以来一遍も買っていません。それどころか宝くじを買った事さえ忘れていました。タバコが十箱買える‥
と思案していたのを忘れてこの様(ざま)です。
皆さん、どうですか、呆れるを通り越して余程の能天気なヤツでしょう^^
この時、私は宝くじには有効期限があることは誰かの話で憶えていましたが、兎に角 この十枚、これが当たっているのか外れなのか
調べなきゃアカンと思って 速効 宝くじ売り場に走りました。 どうです、健忘症などと嘲笑(あざわら)われても 私にはそのことの反省と対処が
迅速にできる特性を持っていました。
寮を出て走る事10分、私は以前買った第一勧銀の駐車場にあった宝くじ売り場に行きました。 窓口は前と変わってなくて 私はポケットから宝くじを
取り出すと、すぐさま、「おばちゃん、これって当たってるか見てや」と窓口に喰らいつきました。この頃は 宝くじの当選番号を調べるには(新聞は別にして)
宝くじ売り場に出向いて そこに置いてある宝くじ当選番号一覧なる本から探すのが最善の方法でした。
でも、私は超ドシロでしたから 宝くじをそのまま売り場のおばちゃんに渡したのですね。あとからその話を人にすると よく、誤魔化されなかったなぁ‥
と言われました。 そりゃぁ確かに コンピューターで調べるわけではなくて おばちゃんが一覧の本で見るのですから 外れてるよ、と言われていたら
さよか、しゃあないなぁ と諦めていたでしょう。だって宝くじなんて最初から当たらないだろう…と思いながら ただの気まぐれで買ったのですから。
おばちゃんは 私が出した宝くじを一枚ずつ確かめながら 「十枚やなぁ」と私に確認を求めて 去年のかぁ‥とつぶやきながら脇にあった本を慣れた
手つきでパラパラと開くと えぇ‥と指先でページを追っていました。 当選番号と私の宝くじの番号を合わせているんだなぁ‥けど一枚ずつ バラバラ
だから大変だろうなぁ‥と思って見ていると 意外と早く「あら、お客さん、一万円が当たってるヮ 」少し声が上がってました。 え、いきなり言われて
面食らった私は 「何が 」とあほなことを聞き返してしまいました。 おばちゃんは、「当たってるのよ、い・ち・ま・ん・え・ん・が 」
おばちゃんの声は一層高くなり興奮してる様子でした。
そう‥私は当たりくじが 一万円と聞いても冷静でした。何故って?この私が買っていた宝くじは 一等賞金が 一億円なのですね。
ですから当たってるのなら 一億円、それ以外は無し、後世で言われているオールorナッシングというヤツですね。私はそれを勝手に思っていて
恥ずかしながら宝くじの仕組みを全く理解していませんでした。 おばちゃんは私がちっとも驚かないので どうしたん?という顔で窓口から覗き込みます。
それを見てようやく 小さいながらも当たったんだ、と気が付いて 「ありがとう 」「ハイ、これ賞金の一万円ですよ 」満面の笑みのおばちゃんから
手渡されて もう一度「ありがとう・・ 」ちょっと複雑な気持ちが湧いてきました。帰り道にポケットの中の一万円を手のひらで撫で一万円の
感触を確かめながら 寮から駆け出して10分 おばちゃんに見せて数分、都合十数分で私は一万円を手にしたのです。
一万円‥今の価値で3万円くらいでしょうか。千円の元手で一万円 競馬の馬券で例えるなら十倍のオッズとなるわけですが、あのおばちゃんの
驚いた様子、もっと大きな賞金が当たったみたいな感じでしたからね。 競馬で十倍の馬券なんて 普通のレベルで競馬場の払い戻しの窓口で
十倍の当たり馬券を出しても はい、と簡単に一万円を出されて はい、終わり、 次の人‥で済まされます。
私は歩きながら そんな事を考えながら 寮に戻りました。一万円は今度こそ、絶対に仕舞い忘れをしないように、と東を向いて手を合わせて祈りました。
まぁ お金ってものは中々貯(たま)らないけど使い捨てるのは簡単ですねぇ。この週のうちに馴染みのスナックでリザーブをキープして‥
いつもならオールド 通称 ダルマ ですが、あぶく銭が入ったことで ワンランクアップにしたのです^^
わつぃにしては結構有効的な使い方をしたのではないかとニヤつきながら普段飲めないリザーブをちびりちびりと愉しんだのです。