おはようございます^^
今年は大雪が降ってここのところ何年も暖冬気味だったのが 一遍に払拭されたようです。
♪ 雪の降りたるは いうべきにもあらず、霜のいと白きも またさらでも いと寒きに火など熾(お)して
炭持て渡るもいとつきづきし ・・
このように雪が降ると 清少納言の枕草子 冬 を私はつい思い出してしまいます。
この枕草子を知ったのは私が中学生の頃 今頃‥‥冬休みに流行った百人一首がきっかけでした。
今から半世紀以上(随分前ですねぇ)も前ですが 当時 私が住んでいた 学校は、冬休みが終わって新学期に登校をすると まず学級内で
百人一首大会があります。それは学校内の大会の予選会でもありました。学級内で勝ち抜け 晴れて校内大会に進めるのですが
学級内の競争がし烈なため 私は中々代表になれませんでした。 この百人一首は 昔の貴人などが詠んだ短歌から 特に優れている
歌を百首(ひゃくしゅ)集めたのが 百人一首です。私らがやっていたのは源平合戦 と言います。 そうです、今は一月の中ごろくらいに近江神宮で
百人一首カルタ大会が行われていますが、ルールはほとんど同じ‥‥かな^^ 兎に角 歌には上の句 と下の句がありまして
詠み人が朗々とした声で上の句を読み上げている間に その札(カード)を拾うのです。やり方は、ふたりずつがチームで相手側と向き合います。
そして百人一首の札を50枚ずつ 自陣と相手陣へ並べます。審判を兼ねた 詠み人が詠む間に同じ札を拾います。もちろん自陣の札から探して拾う
のですが 札が相手陣にあった場合 こちらも拾う権利があるのです。勝負の付け方は 自陣に置いてある札が先に無くなったら勝ちです。
最初は同じ50枚ずつ並べて始めるのですがカンの良いのや ものすごく憶えているひとは 相手陣の札を容赦なく拾うのです。 相手陣から拾うのですから
敵ばかり札が減るんじゃぁないかと思うでしょうが、相手陣から拾うと 自陣の札を相手陣に置くことが出来ます。
ですから強いペアと対戦しますと自陣は拾うし相手陣からも拾うので 二倍の速さて勝負がつきますよ^^
お手付き‥‥間違って違う札を拾うと相手から一枚 反則金みたいなものですかな。
これをいくつものチームが出てきて争うのですが正月明けの寒い体育館の中は熱戦の所為(せい)かほんわりと暖かくなっていました。
こうして紹介をしていますと いやぁ 久々にやってみたいなぁ~腕がなるぞ、そんな方もいらっしゃるのではないですか。
ところで百人一首で勝ち抜く秘訣は‥‥ハイ、先ずは 百ある短歌をおぼえることでしょうな^^