まちの安全管理センター

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オスプレイ本土での低空飛行訓練

2013-03-07 06:31:24 | 日記
 オスプレイの本土での、低空飛行訓練(3機)が始まりました。山口県の岩国基地から和歌山県までの四国上空を飛ぶ飛行コースです。数ある回転翼機の中でもぶっちぎりの性能を誇ります。世界で唯一、実用化に成功した垂直離着陸(VTOL)輸送機です。大きな基地を必要とせずにビルのような狭い空間へ人員などを輸送できるようになったためです。しかし、操縦も難しく、試験飛行中には墜落事故が多発して「ウィドウ・メーカー(未亡人製造機)」というありがたくないニックネームを付けられてます。オスプレイは実用配備された後にも事故を起こし、その安全性を危ぶむ声は強いです。
 CH46シーナイトの2倍の最大速度と搭載量、4倍の航続距離(空中給油でさらに倍)です。嘉手納基地から無給油で尖閣諸島に到達、空中給油ありでフィリピンの北端まで到達します。ヘリコプターの様に垂直離着陸を行い、通常飛行時にはプロペラを前方方向に向けて走行することにより遠くまで走行できる利点があります。アメリカとしては、中国・台湾・北朝鮮を牽制する意味でも、ぜひ配備したいと考えているようです。
 沖縄でも本土でも、一件でも墜落事故が起これば間違いなく配備は中止されるでしょう。沖縄の負担軽減を考えれば、しょうがないのかもしれませんが。沖縄では、毎日のようにこの様な訓練がされているのですから、たまったもんではありません。