日本には原子力施設ある

　北朝鮮の労働党機関紙・労働新聞は１０日の論説で「わが軍は、日本などを撃破する報復能力を十分に保有している」と強調しました。さらに「日本には数多くの米軍基地と原子力関連施設、軍事施設があちこちにある」と警告。また「（戦争が起きれば広島や長崎の）１９４０年代の核の惨禍とは比べられない莫大（ばくだい）な被害に遭うことは避けられない」と威嚇しました。日本にある米軍施設だけではなく、原子力発電所も標的だとゆうことです。現在稼動している原子力発電所は、福井県の大飯原発だけです。
　論説は「敵視策動が日本にもたらすのは破滅だけだ」と題されています。その中で「日本は新たな朝鮮戦争に対応した準備を進めています。中・長距離攻撃を重視する現代戦で、日本全土はわれわれの報復攻撃の対象になることは避けられない」とも主張し、日本がミサイルの射程圏内にあると警告しています。
　ノドン（ロシア製スカッドC改良型のスケールアップ ）は最高速度、地上より約２００km上空の大気圏再突入の速度は秒速３ｋｍ（音速の約９倍）を超えます。 高速度で落下してくる再突入体の迎撃は困難であるといわれています。日本にあれだけの弾道ミサイル迎撃用のPAC-3が配備されているとは思いませんでしたが。本当に安心して大丈夫でしょうか?