まちの安全管理センター

このブログは、全ての人々が安全で安心出来る地域社会を実現します。

高速道路の老朽化対策に最大10兆6千億円必要

2013-04-26 15:21:52 | 日記
 東日本、中日本、西日本の高速道路会社3社は25日、橋やトンネルなどの老朽化対策費用として、今後100年間にわたり3社合計で、5兆4千億円から最大10兆6千億円が必要とする試算結果を公表しました。
 昨年11月から議論を進める高速道の老朽化対策を考える有識者検討委員会の中間まとめで明らかにしました。基本的には3社で合計5兆4千億円が必要になると試算したが、今後の検討次第で、最大10兆6千億円規模まで費用が膨らむ可能性があるそうです。
 高速3社によると、主に橋梁(きょうりょう)やトンネルなど、高速道の大規模更新・修繕に必要な試算額5兆4千億円のうち、更新(建て替え)に2兆円▽修繕(改修など)に3兆4千億円-がそれぞれ必要金額と見積もっています。
 ただ、今回の概算費用は今後、高速道の損傷などの詳細な分析を進めた場合、「さらに追加費用で5兆2千億円が必要になる可能性がある」(長尾哲・東日本高速道路会社常務)と説明しています。
 今回の試算額に関する具体的な財源は「良好なインフラとして保つために、国交省などと十分検討・調整させていただく」(北田正彦・西日本高速道路会社保全サービス事業部長)という考えを示しています。
 高速道路の老朽化対策をめぐっては、「首都高速道路会社」が今年1月、有識者会議の最終提言で、管内の高速道の大規模更新・修繕に必要な費用を7900億~9100億円と見積もっていました。
 高速3社の高速道網の総延長は約8700キロ。このうち、開通後30年以上を経過した区間は約4割(約3200キロ)あるという。検討委は今回の中間まとめをたたき台に、昨年12月の中央道笹子トンネルの天井板崩落事故の教訓も踏まえ、今年秋を目標に最終提言をまとめる方針です。
 高速道路無料化はいったい何だったのでしょう?高速道路の新規建設は全てやめて、老朽化対策をするべきではないでしょうか?大規模な事故が起こる前に。何よりも人命が優先されるべきです。