国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

とりあえず作ってみます

2017-06-07 | 日記
昨日のフィールドワーク(授業)で東近江市へ行った帰りのトイレ休憩で寄った道の駅で見つけた苗です。何でも「世界で一番美しいと言われる話題のトウモロコシ」なのだとか。Lindaが絶対作ってみたいと言うだろうと思って1ポット(3本)買いました。案の定でした。


ただ後で気付いたことにはトウモロコシは他家受粉植物。頂上の雄花が咲いた数日後に腋生の雌花から絹糸(雌しべ)が出てくるため、他の個体からの花粉がなければ実が付くことはありません。つまり、ある程度の個体数が必要(3本だけ栽培してもダメ?)ということです。他所の畑から花粉が飛んで受粉できたとしても、そちらが普通(黄色や白)のトウモロコシだったとしたら当然その影響を受ける訳ですが、種皮の色(実際にはデンプンを貯蔵し種子の大半を占める胚乳の色)は花粉親の性質が次代ではなく当代に出る(キセニアという現象)ため、写真のようなきれいな色は出ない可能性が大。(逆にスイートコーンが近くにあるとその味が落ちるという記述もあちらこちらのサイトに出ていました。)あの色が優性形質なら大丈夫なのでしょうが、そうは考えにくい。どっちにしても鳥害対策を怠れば人間より早起きの烏の餌食になってしまうのは目に見えていますけど。
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ないものはない

2017-06-07 | 日記
少し前の日曜日のこと、礼拝が終わって帰る直前にLindaから「日本語で "God bless you." はどう言うの?」と尋ねられました。(日本人の教会員さんにお別れの挨拶を言いたかったみたいです。)「そのまま訳すと『神様のお恵みがありますように』かなあ?」と答えたところ「とても憶えられない。もっと短いのはないの?」と二の矢が。それでしばらく考え込んでしまったのですが、思い付きませんでした。何せ宗教が違いますから同じ気持ちを手短に伝える言い回しを私達は持っていません。

それはともかくとして、Lindaの気持ちはよく解ります。英語なら3音節で言えるところが「かみさまのおめぐみがありますように」と3倍以上の17音節必要になるのですから無理もないでしょう。スペイン語の "Dios te (le) bendiga." にしても5音節です。(ちなみに「お恵み」を「祝福」に置き換えても一緒ですが、少し堅い「ご加護」だと1音節減らせます。焼け石に水ですけど。)もし "you" も込めるとなると、さらに「あなたに」の4音節が増えます。

いっそのこと「南無阿弥陀仏」(7音節)はどうだろうか? さらに短縮形の「なんまんだぶ」にして、"Nan Man Dab" のように末尾を子音で発音すれば3音節で済む。そうも考えたのですが、さすがにそれは口にしませんでした。言われた信者さんが気分を悪くされても困りますから。

何にしてもこれまで日本語より文字数や音節数が多い言語(例えば数詞の99はフランス語では "quatre-vingt-dix-neuf" と18文字&5音節、インドネシア語だと "sembilan puluh sembilan" と21文字&8音節必要)に文句を付けたりしていた私ですが、「日本語も決して威張れたもんじゃないな」と今更ながら思ったのでした。
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おまえはもう死んでいる

2017-06-07 | 日記
またしても「その後」ですが、結局Windows Phone 8.1に戻しました。(各種設定のバックアップがうまく取り込めなかったため無駄な時間を使いました。)最大の理由は職場自室のWi-Fiでの接続時にメールのプッシュ受信やSkypeの待ち受けができないと困るからです。(Lindaから緊急の連絡があっても気が付かない。)やはりWindows 10 Mobileよりも圧倒的に安定しています。ということで、端末の寿命が来るまでこれで使い続けるんだろうな、と思っていました。ところが・・・・・・

昨日こんなメールが届きました。「Skypeのアップデートなんて全然来てなかったのに」と訝しく思いつつリンク先の「サポートサイト」へ飛んでみて唖然。「Skype for Windows Phoneのシステム要件」として「バージョン Windows 10 Mobile Anniversary Update以降」と書かれています。そうなると10未満のOSでは今月いっぱいで使えなくなってしまうってこと?

海外ユーザへのメールではもっと露骨なメッセージ(7月1日以降Windows Phone 8、Windows Phone 8.1等のOSではサインインできなくなる)が送られていたようです。既に英語のサイトではこの件が話題となっており、記事の見出しには"retired""shutting down"の他に"kill"というショッキングな単語までが使われていました。

それらの下に設けられている掲示板には苦情が殺到。中には "Abandon ship. Windows mobile is dead."(捨てられた船。Windows mobileは死んだ。)というメッセージも。当然でしょうね。こちらによるとWindows Phoneユーザの大多数が(使い勝手がイマイチの)10へのアップグレードを行っていないそうですから。これでただでさえ少ないユーザ(たった1.21%)を相当数失うのは確実です。

かくいう私もかつてSkype for Symbianへのサポート停止のせいでNOKIA X6(初代スマホ)からの買い換えを余儀なくされただけに「またやりやがった」と憤懣やるかたない思いです。(シェアの少ないOSにこだわるからこういう目に遭わされるのはわかっているんですが。)とりあえずは7月1日に本当にサインインできなくなったのを確認してから再度Windows 10 Mobileにアップデートするつもりですが、そうなると冒頭で述べた不便を忍受しなくてはならない。(何と癪な!)あまり好みではないため、ほとんど使ってこなかったLINEに乗り換える手もありますが、OSを上げてしまえば職場自室で待ち受けできないのは一緒。そうなるとWindows Phoneそのものに見切りを付ける時期なのかも?

昨年あたりから「Microsoft社がスマートフォン事業から撤退するのでは?」という噂が流れていましたが、この分だとユーザから三行半を突き付けられる方が先かもしれません。
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