
前日夕刻の写真からも判る通り、糸魚川駅近くの海岸にはテトラポットが置かれていて砂浜は皆無。ということで早起きして昨年も足を運んだヒスイ海岸へ。

既に活動中の人が数名。ほとんどは釣り人でしたが、ヒスイ探しのプロもいたような。

動画もどうぞ。


動いている風景をパノラマ写真に収めるのは無理があるようですね。(クリックで拡大します。)

ホテルに戻って朝食を摂り、駅へ。

この日はまず富山に向かいます。あともう1回乗るだけ(運賃360円)なので、2500円の北陸おでかけパスは要りません。

ホームで待っていたのは、えちごトキめき鉄道のディーゼル気動車ではなく、あいの風とやま鉄道の電車。終点高岡まで直通(泊での乗り換えは不要)なので移動はラクチンです。

富山駅に到着後、観光案内所でこれを買いました。富山市内の路面電車やバス、ライトレールなどが1日乗り放題のフリーきっぷです。(なお、ともに運賃200円のライトレールと路面電車に計8回乗車しましたから元は十二分に取れました。)


まずは富山駅北口から出てポートラム(ライトレール)に乗車。

「岩瀬ゆうこ」という名前らしいです。




東岩瀬駅で下車し、大町新川町通り(旧北国街道)へ。歴史を感じさせる通りですが、人はほとんど歩いていませんでした。(9時を過ぎていたのに。)


富山港展望台へ。既に十分暑く、冷房が入っていなかったので数分で退散しました。

その後、運河沿いを散策。消防署員が船舶火災の訓練をしているようでした。


岩瀬浜駅から富山駅北に戻り、今度は路面電車のセントラム(環状線)に乗車。


富山城址公園はスルーして派手な外見のガラス美術館に入りました。

中も非常に凝った造りでガラス工芸品の展示と図書館がありました。

続いて立ち寄ったのは製薬会社廣貫堂の資料館。以下適当に。






熊の胆を干したもの。ちょっとグロテスク。




さすがにこんな行商人は来ませんでしたが、中学生ぐらいまでは家に薬箱がいくつか置いてあり、定期的に集金の人が訪れていました。


ガイドブックで見つけた回転寿司がこの行列だったので・・・・・・

ひとまず富山駅に戻り、駅前の食堂に入りました。(ヒロシが旅する例の番組のテーマが頭の中で鳴ったということはありません。)


この旅では3度目となる海鮮丼を迷うことなく選択。私は鮭の親子チラシ。

異なる4都市の醤油が置いてあるのが面白いと思いました。ただ私には1種類を除く甘口醤油の違いがまるで判りませんでしたが。ところで店内では「券売機で食券を買うと自動的にオーダーが入るシステムなので、まず席を取って下さい」と繰り返し呼びかけていたので私たちもそうしましたが、隣のテーブルを見たら・・・・・

これが日本でなかったら少なくともスマホはたちまちにして消え失せるはず、と思いました。

昼食後は再び路面電車(何だかよくわからないデザイン)で市役所へ。(この人は仏像巡りの旅番組で知っています。)

地上70mの展望塔が無料開放されているからです。



しばらく景色を堪能しましたが・・・・・・・・

立山連峰は霞んでいて全く見えず。

これで富山市とはお別れし、県西部の主要都市、高岡へ移動。当初、二日目の宿は富山市に確保していましたが、翌日の目的地に少しでも早く到着できるようにとの考えで、こちらに変更しました。


駅前のホテルにチェックイン後、バスに乗って金屋町で降車。千本格子の街並みは見事でしたが、ここでも人は疎ら。(でもなぜか車は多くちょっと閉口。)ビデオもどうぞ↓
ところで、私たちに涼しさを感じさせる風鈴の音色もLindaにとっては煩わしい騒音でしかないようです。それで我が家のそれ(私がインドネシアで購入)もいつの間にか撤去されてしまいました。そういえば彼女が秋の虫の鳴き声を耳にして素敵と言ったこともありません。そういった音を風流と感じるには幼少時の教育が不可欠なのでしょうね。



バスの本数が非常に少ないので徒歩で山町筋へ。こちらは土蔵造りの街並みをウリにしています。しかし・・・・・・


やはり観光地特有の雑踏とは無縁。重要文化財のこの建物(資料館)も午後4時半閉館ということで入れず。
この日の夕食は宿泊とセットになっており、平凡なもの。しばらく海産物三昧だったので、こういうインターバルもいいでしょう。洋食5品から一つ選び、他にカレーが食べ放題というのは私にとって魅力的でしたが、敢えて写真を載せるまでもないですね。ということで、二日目はここまで。
なお今回の旅のメインは初日(親鸞ツアー&筒石のトンネル駅)と最終日で、この二日目は移動日の位置づけ。富山市と高岡市の観光も半分おまけ(時間潰し)のようなものでしたから、内容が少々乏しいものであっても納得しています。