
久しぶりにCD(中古)を購入しました。(収録曲などはこちら、レビューはこちらに。)「日本音楽集団」という名称からは、どんな演奏するのか想像するのも難しいでしょうが、一言で言えば和楽器オーケストラです。(公式サイトも見つけました。)発売は1987年ですが、当時購読していた「CDジャーナル」の新譜情報を読んだ時は「ふーん」で終わり。さらに後日「題名のない音楽会」で観たハチャトゥリアンの「剣の舞」の超絶技巧に目と耳を奪われたものの、結局注文するには至らず。そして数年前にこのディスクのことを思い出し、何とか入手したいと考え探し回っていたのですが、30年も経っていればもちろん廃盤で入手は困難。以下にアマゾン、楽天市場、Yahoo! ショッピングのリンクを貼っておきますが、中古の価格も高騰著しく半分以上諦めていました。

ところが先日ブックオフオンラインから入荷メールが。すぐさまカートに入れて注文確定させました。(昨年以来この本の争奪戦では連敗続きだったのですが、今回は運良く勝利できました。競争相手がいなかったのかな?)希少品が定価未満で買えたのだから言うことはありません。いまリピートで再生中ですが、とても耳に心地よく間違いなく愛聴盤になります。何と言っても表題作の「ボレロ」(ラヴェル)が白眉。14分41秒は標準的な演奏時間だと思うのですが(こちら参照)、なぜかゆったりテンポに聞こえるのが不思議。編成の妙でしょうか。(→追記:違ってました。テーマの反復数を18から14に減らしています。演奏時間が短くなって当然。)