築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

減った~(><)

2022-11-12 08:36:53 | Weblog
一昨日多かったところから昨日は減少傾向。
そして今日はガクッと無くなりました・・・

津軽海峡の大きいのはたったの4本。
大西洋ジャンボは200キロ級のカナダ産が2本。
あとは北海道の噴火湾定置網と吉岡というところの延縄漁ですが、どちらも魚体は30キロ前後。
魚は良いんですが、まだ魚が若い・・・
ただ今日は在庫も心許なかったので、間に合わせとして噴火湾の定置を仕入れておきました。



まだ鮮度が良すぎて身が縮れバリバリ!
縮れが直ってくればもっと脂も出てくるかと思いますが、今この状態で食べても
味が無いでしょうね~~
よくテレビ番組などで船の上で魚をおろして食べますが、見ると身がブリブリで縮れちゃて
「あれ、味しないだろうな~」というの、見かけますね(笑)
「新鮮=美味しい」では決して無く、マグロなどは特に少し寝かせて身がしっとり落ち着いてからのほうが
味が出てきて美味しくいただけると思います。
白身などの活け物は味よりも食感なので「締めてすぐ」になるのですが、白身も味だけで言えば
身が落ち着いてからの方が味は美味しいと思います。
まぁそこは人それぞれの好みも関係してきちゃいますが(^^;)

飲食店の方が仕入れの際に鮮度を求めるのはお店で寝かせるのも考慮しているからであって、
その「使い時」というのもそのお店の職人さんでここに違いますのでそこは腕の見せどころということで(笑)

ま~魚も果物と同じで「熟し切る前」が一番味がでますよね(^^)
あとは個人の好みです(笑)


ちなみにバチやキハだといったところはそこそこ本数ありましたね!
今日の競り場は9割方「バチキハダ競り場」でした~

明けにはまた、海峡物出てくるかな??