すちゃらかな日常 松岡美樹

積極財政などの政治経済をすちゃらかな視点で見ます。ワクチン後遺症など社会問題やメディア論、サッカー、音楽ネタも。

違和感ありまくりのmixi的コミュニケーション

2005-09-01 22:55:52 | インターネット
 なんかムカつくんだよなあ、mixiって(笑)。いや自分で入っていながらいうのもナンだけどさ。てか、もうすっかり飽きてぜんぜんいじってないし、「やめようかなあ」みたいな今日このごろだ。

 私はなぜそんなふうに思うのか?

 まず第一に感じるのは、そもそも私はmixiのコンセプトにまるで適合しない人間だってことだ。mixiって、内輪だけで閉じられたコミュニケーションをするための道具だよね? 基本的に。

 で、なにがいちばんムカつくかっていうと……。

 たとえばmixiでは足跡が残る。んで、私のところに足跡が残ってるからと思って、その人のところにアクセスしてみると……。

「この日記は友だち以外には公開していません」

 みたいな画面が出ることあるでしょ? つまりその人は自分の日記にアクセス制限かけてるわけよ。

 この「進入禁止」みたいな画面を突きつけられたとたん、なんか「ムカーッ」とするんだよねえ(笑) 自分でもよくわからないんだけど、この気持ち。うーん、あえて説明すると……。

 あなたは私のところにアクセスして私の日記を見てるのに、私にゃ日記を読ませないわけ? みたいなことかなあ。

 これってどう? 私と同じように違和感おぼえてる人っていない?

 いや別に「その人の日記がどうしても読みたい」とか、そんな話じゃぜんぜんないんだけどさ。ただなんか向こうはこっちに対して自由自在にアクセスできるのに、「あんたは自分を公開しないのかよ?」って心理かなあ。相手は万能の力をもってるのに、こっちだけが権利を制限されてるみたいなイヤな感じっていうか。うまくいえないや、やっぱ。だれか代わりに説明してよ(笑)

 そもそもインターネットの精神って、すべての人に情報を公開し、また逆にすべての人から公開してもらう、みたいなことじゃない? つまりオープンな場所だってことね。で、せっかくそういう開かれたインターネット上にいるのに、わざわざ自分から閉じてどうする? って感じがするんだわ。

 もちろん「同じ価値観を共有してる人だけとコミュニケーションしたい」とか、「特に親しい人たちとだけ」、「仕事関係のグループ内だけで」やり取りしたい、ってニーズや心理はわかるんだけどね。

 でもなんか私の皮膚感覚としては、そういう「身内だけコミュニケーション」な人たちと同じ空間を共有したくないなあ、って感じがするんだよねえ。なんとなく。で、もうやめようかなあ、と思ってるわけなんだけど(笑)。

 それで思い出したのは、チャットについてだ。

 たとえばチャットって、いわゆる常連だけで仲よく固まってる閉鎖的な部屋があるじゃない? 初めての人が入室してきてもあいさつさえしない、みたいな部屋。私の場合、ああいうコミュニケーションのしかたって基本的にきらいなんだよねえ。

 私にとってインターネットって、「今度はいったいどんな見知らぬ人と出会うんだろう?」って感じの場だ。私は自分とはちがう価値観の人とどんどん知り合いたいし、むしろそういう人と話がしたいと思う。だからチャットではおハツの人ってすごく大切だと思う。

 ところがチャットの常連部屋やら、mixiでアクセス制限かけてる人たちって、親しい身内だけでやりたいわけだよね。私から見るとそういうコミュニケーションのしかたって、なんだか排他的な気がしていい感じがしないんだ。

 もちろんコミュニケーションに対する考え方は自由だし、そういう人たちの気持ちもわからないわけじゃない。なおかつ彼らがそうしたいなら、「そうできる権利」は守られるべきだと思う。

 けど私はやっぱりチャットでは見知らぬおハツの人を大事にしたいし、シカトするようなまねはしたくない。他人を排除するような行為はどうも肌にあわない。

 だから「身内だけコミュニケーション」な考えの人たちに文句をいうつもりはないけど、あんまり同じ空気は吸いたくないなあって感じがする(笑)。いや別に彼らに対して悪気があるわけじゃないし、うまくいえないんだけどさ。ソリがあわないってやつかなあ。

「同じ空気は吸いたくない」ってことは、逆にお前自身が彼らを排除してるじゃないか? ってツッコミはやめてね(笑)。それ以前に彼らは、自分から閉じてるわけだから。

 みなさんはネットやってて、こんな違和感を感じる瞬間ないですか?


●追記/タイトルおよび文中のミクシーをmixiに変えた(2007-10/30)
コメント (26)
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