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すちゃらかな日常 松岡美樹

積極財政などの政治経済をすちゃらかな視点で見ます。ワクチン後遺症など社会問題やメディア論、サッカー、音楽ネタも。

【ロシアW杯・アジア2次予選】この3人がアフガニスタン戦のカギを握る

2016-03-24 08:11:09 | サッカー日本代表
清武、ハーフナー、金崎に注目だ

 2次予選最大の敵であるシリア戦(29日)は、例によってハリルは鉄板スタメンで臨むのだろう。現に疲労のある本田と香川はシリア戦に焦点を合わせ、今夜のアフガニスタン戦では温存されるようだ。

 とすれば新しいチャレンジをやるとなるとアフガニスタン戦しかない。ひょっとしたら2トップのテストもあるかもしれない。そんなアフガニスタン戦の見どころはズバリ、3人の選手だ。清武、ハーフナー、金崎である。

 個人的には、メンタルが極端に弱くデキが不安定な香川はもう、見切ったほうがいいと考えている。特にW杯という大舞台ではメンタルの弱さは致命的だ。暗い雰囲気がチームにも伝染する。とすればアフガニスタン戦でトップ下での先発が予想される清武が、香川を食うようなパフォーマンスを見せられるかどうか? これが第一のポイントだ。

 第二は、ハーフナーの高さをフル活用する新しい戦術オプションが機能するかどうか? 具体的には、A代表の課題であるサイドからのクロスの精度とハーフナーのマッチングを見たい。またアフガニスタンがベタ引きで来た場合、中盤を省略してロングボールを彼に当てるパターンもあり得る。相手の密集した守備ブロックを飛び越すわけだ。

 A代表は過去、こうしたハイボールを使う空中戦をまったくやってこなかった。それだけにハーフナーの起用と、彼を生かした新しい戦術バリエーションが機能すれば重要なオプションになる。特にリードされて残り時間が少ないときや、厳しくプレスをかけてくる相手の守備網をかいくぐるには有効だ。

 ハリルは例のごとくもったいぶって「私は代表に呼んですぐプレーさせることはしない」などと言っているようだが、呼んでおいてテストしないのでは何をやっているのかわからない。(先発かどうかは別にして)もし今回ハーフナーを「充分な時間」使わなかったら、そのときはハリルに対する見方を改めざるをえない。

 さて最後になったがアタッカーの金崎はいうまでもなく、FWのポジション争いに割って入る働きができるかどうかが見もの。昨年11月のシンガポール戦でのゴールが鮮烈だっただけに、期待せずにはいられない。大いに楽しみだ。

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