財務省に吹き込まれて「知ったかぶり」が爆発する
よせばいいのに、またあのホリエモンが知ったかぶりして「いまはインフレだ。減税なんかしたら、もっとインフレになるぞ。ハイパーインフレになったらどうするんだ?」なんて言っている。
そんな「自爆シリーズ」の第2弾がリリースされた。
以下はその動画である。
✳︎「減税することで逆に皆さんが苦しくなる理由を解説します」(堀江貴文 ホリエモン)
いやぁ、思わず吹き出してしまった。
なんてトンチンカンなんだ?
いやいや、こんな不況のとき減税せずに、いったいいつ減税するんですかぁ? と逆に聞きたい。
そもそもいまの日本の状態は「コストプッシュ・インフレ」だ。カンタンにいえば、これは「悪いインフレ」である。
一方、彼は単に「インフレ」としか言ってない。実は、彼は「デマンドプル・インフレ」のことを言いたいんじゃないか?
なんてトンチンカンなんだ?
いやいや、こんな不況のとき減税せずに、いったいいつ減税するんですかぁ? と逆に聞きたい。
そもそもいまの日本の状態は「コストプッシュ・インフレ」だ。カンタンにいえば、これは「悪いインフレ」である。
一方、彼は単に「インフレ」としか言ってない。実は、彼は「デマンドプル・インフレ」のことを言いたいんじゃないか?
こっちは需要が高まって起こる、いわば「良いインフレ」である。
つまり両者はぜんぜん別物なのだ。
ホリエモンは、コストプッシュ・インフレを知らないんだろうか?
コストプッシュ・インフレは原材料の高騰などで発生する
コストプッシュ・インフレとは、原材料が高騰したり人手不足が起きて賃金が上がりすぎるなど、供給力がドカンと強く制約を受けたときに発生する。
この状態を解消するには、緊縮財政をやってしまうと逆効果だ。反対に国債発行を前提とする減税や、公共事業を行うなど積極財政を打てばいい。
おまけに彼の発言の中で、緊縮論者・お得意の「ハイパーインフレになったらどうするんだ!」が飛び出した。無知な人に限って、このパワーワードを使いたがる。
実際、あの立憲民主党の枝野氏も、いつだかの選挙のときに使っていた。
だがこのワードを使う人は、決まってみんな、財務省から「ご説明されて」この言葉を吹き込まれ、洗脳された人ばかりなのだ。
しかし残念ながら、ハイパーインフレは戦争や大災害など、異常事態が起こった場合に多い現象だ。物価が極端に上がり、貨幣の価値が暴落する。
そんなときには物資が不足して供給が追いつかなくなり、その結果、物価が急上昇しハイパーインフレが起きる。
したがって、いまみたいな平時にそんなことは普通ありえない。
お後がよろしいようでーー。
つまり両者はぜんぜん別物なのだ。
ホリエモンは、コストプッシュ・インフレを知らないんだろうか?
コストプッシュ・インフレは原材料の高騰などで発生する
コストプッシュ・インフレとは、原材料が高騰したり人手不足が起きて賃金が上がりすぎるなど、供給力がドカンと強く制約を受けたときに発生する。
この状態を解消するには、緊縮財政をやってしまうと逆効果だ。反対に国債発行を前提とする減税や、公共事業を行うなど積極財政を打てばいい。
おまけに彼の発言の中で、緊縮論者・お得意の「ハイパーインフレになったらどうするんだ!」が飛び出した。無知な人に限って、このパワーワードを使いたがる。
実際、あの立憲民主党の枝野氏も、いつだかの選挙のときに使っていた。
だがこのワードを使う人は、決まってみんな、財務省から「ご説明されて」この言葉を吹き込まれ、洗脳された人ばかりなのだ。
しかし残念ながら、ハイパーインフレは戦争や大災害など、異常事態が起こった場合に多い現象だ。物価が極端に上がり、貨幣の価値が暴落する。
そんなときには物資が不足して供給が追いつかなくなり、その結果、物価が急上昇しハイパーインフレが起きる。
したがって、いまみたいな平時にそんなことは普通ありえない。
お後がよろしいようでーー。