エントリ単位で読むブログがポピュラーになってからというもの、ネットユーザの常套句だった「過去ログ読め」って言葉はすっかり鳴りを潜めた。
なぜならブログは、各エントリが独立して存在しているからだ。時系列に関係なく、目についたエントリからバラバラに読まれる。過去にさかのぼり、順番に目を通すなんて系統だった読み方はあまりされない。
しかもたまたまリンクでたどりつき、1エントリだけ読んだら「ハイ、さようなら」ってケースもふつうにある。
てことは以前のネットマナーや、ネットの常識はもう通用しないってことだ。「当然、過去ログはひと通り読んでるはずだ」とか、「そうするのが当たり前だ」なんて概念は過去の遺物である。
これを書く側から見ればどうなるか?
あれは前に1回説明したからもういいやと思っても、「そのエントリ」を読んでる人は初めての人かもしれないのだ。しかもどの最新エントリに対しても、常にそれがいえるのである。すると同じことを何度もそのたびに説明しなきゃならない場合が出てくる。
たとえばあるエントリで、「私は京都の出身です。京都では~」と書いたとする。で、何回かあとに別のエントリで、祇園祭を取り上げようと考えた。すると前に一度「京都の出身だ」と書いたけど、また同じことを言わなきゃならない。
しかも京都に関係あることを書くたびに、以後、毎回これが起こるのだ。
もちろん出身地の話だけじゃない。もっとややこしく、むずかしい事態もあるだろう(けど、すぐにはいい例が思いつかない)。
みなさん、こういう経験ないですか?
というかこんな場合、みなさんはどうしてます? そのたびに同じ話を書きますか?
ところが、である。そのつど同じ説明を書けば書いたで、また新たな問題が発生するのだ。
もちろん初めてそのブログを訪問し、新鮮な気分で読んでる人が相手ならOKだ。だがそのブログをRSSリーダーに登録し、毎日のように目を通してる読者から見るとどう感じるか?
「おいおい、またその話かよ。同じ説明を何度も書いてるぞ。くどいなあ、この筆者は」
こう思われてしまうのである。
うーん、むずかしい問題だ。どうすりゃいいのこれ?
なんかたまたま気づいたことなんだけど、すごい気になってきちゃった。
(追記)「ところが、である」以降を一部加筆した(2007年-12/17)
なぜならブログは、各エントリが独立して存在しているからだ。時系列に関係なく、目についたエントリからバラバラに読まれる。過去にさかのぼり、順番に目を通すなんて系統だった読み方はあまりされない。
しかもたまたまリンクでたどりつき、1エントリだけ読んだら「ハイ、さようなら」ってケースもふつうにある。
てことは以前のネットマナーや、ネットの常識はもう通用しないってことだ。「当然、過去ログはひと通り読んでるはずだ」とか、「そうするのが当たり前だ」なんて概念は過去の遺物である。
これを書く側から見ればどうなるか?
あれは前に1回説明したからもういいやと思っても、「そのエントリ」を読んでる人は初めての人かもしれないのだ。しかもどの最新エントリに対しても、常にそれがいえるのである。すると同じことを何度もそのたびに説明しなきゃならない場合が出てくる。
たとえばあるエントリで、「私は京都の出身です。京都では~」と書いたとする。で、何回かあとに別のエントリで、祇園祭を取り上げようと考えた。すると前に一度「京都の出身だ」と書いたけど、また同じことを言わなきゃならない。
しかも京都に関係あることを書くたびに、以後、毎回これが起こるのだ。
もちろん出身地の話だけじゃない。もっとややこしく、むずかしい事態もあるだろう(けど、すぐにはいい例が思いつかない)。
みなさん、こういう経験ないですか?
というかこんな場合、みなさんはどうしてます? そのたびに同じ話を書きますか?
ところが、である。そのつど同じ説明を書けば書いたで、また新たな問題が発生するのだ。
もちろん初めてそのブログを訪問し、新鮮な気分で読んでる人が相手ならOKだ。だがそのブログをRSSリーダーに登録し、毎日のように目を通してる読者から見るとどう感じるか?
「おいおい、またその話かよ。同じ説明を何度も書いてるぞ。くどいなあ、この筆者は」
こう思われてしまうのである。
うーん、むずかしい問題だ。どうすりゃいいのこれ?
なんかたまたま気づいたことなんだけど、すごい気になってきちゃった。
(追記)「ところが、である」以降を一部加筆した(2007年-12/17)
関係ありそうなエントリにリンクはってはいかがですか?
詳しいことは元記事を見てもらえば
何度も長々と書く必要はなくなります
でも一言か一文ぐらいに略されたものは
毎度書く必要はありそうです
あとは記事リストなどもあることだし
読者が自分で過去記事を見に行くことを願うしかないとおもいます
> 関係ありそうなエントリにリンクはってはいかがですか?
ああ、なるほど!
参考になりました。
ありがとうございます。
あんまりスゴイ勢いで更新されているので、コメントが追いつきません(あわあわ)。
わたしも、今回松岡さんが
「どうしてますか?」
とお訊ねの件に関しては、先にコメントを書かれた姫様と同じような対処法をとっています。
それしかやりようがないですもん。
でも……でも、ですね、松岡さん。
よのなかにはそういうこちらの気遣いも蹴り倒してくれる人種がおるとですよ!
そう、【記事内に貼られたリンクに飛ばない】人、です。
いや、ウチの妹なんですけど。
妹はわたしのところを知ってて読みに来てはいるのですか、わたしが関連記事とか、参考記事とか、まぁ、読んで欲しくて貼ってあるリンク先へ
「行かないよ、面倒くさいから」
と、言ったのですよ。
これ言われちゃったら、ぐうの音も出ません。
そしてどうしようもありません。
ということで、気を遣っても通じない場合もあるので、あまり考えなくてもよいのでは?
と言いたかったのでした。
あー、リンクに飛ばない人って、ふつうにいますよね。
まあこっちから見たら「せっかくリンク作ったのに」と思いますが、
確かに飛ぶのが面倒臭いって気持ちもわかります。
あんまり考えなくていいのでは? といえばそうなんですが、
まあでも気になっちゃうんですよねえ。
ぽりぽり。