時間だけが淡々と経過した
日本は必勝が予想されたコスタリカ戦にぼんやりと入り、両者無得点で時間ばかりが経過する試合展開になった。
日本はゆったりしたポゼッション・スタイルで、どこかガムシャラさがない。淡々と相手にお付き合いしているような感じだ。
こうして時間が過ぎた。
かくて後半36分。日本はちょっとした連携ミスからボールを奪われ、ループシュートを食らって失点。そのまま0-1で日本が負けた。
試合への入り方はどうだったのか?
日本のフォーメーションは4-2-3-1。スタメンはGKが権田修一。最終ラインは右から山根視来、板倉滉、吉田麻也、長友佑都。
CMFはケガから復帰した守田英正と、遠藤航。トップ下は鎌田大地。右SHは堂安律、左SHは相馬勇紀。FWは上田綺世である。
一方、コスタリカのフォーメーションは5-4-1。3バックでビルドアップしてくる。
試合は小競り合いが続いたが、日本はなかなかペースを握れない。むずかしい。相手とリズムが合ってしまっている。
このままゆったりと何事もなく90分間が過ぎてしまいそうだ。「今日は楽勝だ」とでもいうかのよう。ドイツに勝ち、「自分たちは強いんだ」と勘違いしたまま試合に入ってしまったような印象だった。楽観し、エンジンが入らないのだろうか?
「コスタリカ相手ならいつでも点は取れる」とばかりに、日本はのんびりしたポゼッション・スタイルでひたすらパスをつないだ。
いい意味で「無理をする」選手がいない。相馬と途中出場の三笘薫だけがドリブルで気を吐くくらい。その他の選手は「ただやってるだけ」という感じだった。
かくて魔の後半36分。日本はちょっとしたミスからボールを奪われ、失点して負けた。
この試合はあまり分析しても意味がない。では気になる星取表を見てみよう。
日本がGL突破できるパターンは?
さて気になる星取表だが、現状、E組はスペインが勝ち点4、得失点差7で1位だ。続いて日本が勝ち点3、得失点差0の2位。3位は勝ち点3、得失点差-6のコスタリカ。4位は勝ち点1、得失点差-1のドイツである。
では第3節の結果がどうなれば日本はグループリーグ突破できるのか? まず日本がスペインに勝てば勝ち点6で文句なしだ。他試合の結果にかかわらず決勝トーナメント進出できる。逆に負ければ敗退だ。
ただし日本がスペインに引き分けた場合でも、他会場の結果次第で可能性は残る。これには得失点差が絡んでくる。現状、得失点差を整理するとスペイン7、日本0、コスタリカ-6、ドイツは-1だ。
さて、これでもし日本とスペインが引き分ければ、順位は以下のようになる。
(1)まずドイツがコスタリカに勝てば、勝ち点5のスペインは首位突破。勝ち点4の日本とドイツが並び、得失点差で順位が決まる。ちなみにドイツが1点差でコスタリカに勝てば、日本とドイツは得失点差でも並び、総得点の争いになる。
(2)次にドイツとコスタリカが引き分けた場合、勝ち点5のスペインは同じく首位突破。日本とコスタリカが勝ち点4で並び、両者の得失点差で順位が決まる。この場合は得失点差で勝る日本が2位でGL突破だ。
(3)最後にコスタリカがドイツに勝った場合は、勝ち点6のコスタリカと勝ち点5のスペインが決勝トーナメントに進出する。日本は敗退である。
となれば日本は最低でもスペインに引き分け、かつドイツ・コスタリカ戦が(1)か(2)のパターンになる必要がある。
日本はコスタリカより得失点差で大きく有利なのでパターン(2)になれば突破の可能性は高いが……。もしパターン(1)になればドイツとは「鼻の差」になる。
日本は必勝が予想されたコスタリカ戦にぼんやりと入り、両者無得点で時間ばかりが経過する試合展開になった。
日本はゆったりしたポゼッション・スタイルで、どこかガムシャラさがない。淡々と相手にお付き合いしているような感じだ。
こうして時間が過ぎた。
かくて後半36分。日本はちょっとした連携ミスからボールを奪われ、ループシュートを食らって失点。そのまま0-1で日本が負けた。
試合への入り方はどうだったのか?
日本のフォーメーションは4-2-3-1。スタメンはGKが権田修一。最終ラインは右から山根視来、板倉滉、吉田麻也、長友佑都。
CMFはケガから復帰した守田英正と、遠藤航。トップ下は鎌田大地。右SHは堂安律、左SHは相馬勇紀。FWは上田綺世である。
一方、コスタリカのフォーメーションは5-4-1。3バックでビルドアップしてくる。
試合は小競り合いが続いたが、日本はなかなかペースを握れない。むずかしい。相手とリズムが合ってしまっている。
このままゆったりと何事もなく90分間が過ぎてしまいそうだ。「今日は楽勝だ」とでもいうかのよう。ドイツに勝ち、「自分たちは強いんだ」と勘違いしたまま試合に入ってしまったような印象だった。楽観し、エンジンが入らないのだろうか?
「コスタリカ相手ならいつでも点は取れる」とばかりに、日本はのんびりしたポゼッション・スタイルでひたすらパスをつないだ。
いい意味で「無理をする」選手がいない。相馬と途中出場の三笘薫だけがドリブルで気を吐くくらい。その他の選手は「ただやってるだけ」という感じだった。
かくて魔の後半36分。日本はちょっとしたミスからボールを奪われ、失点して負けた。
この試合はあまり分析しても意味がない。では気になる星取表を見てみよう。
日本がGL突破できるパターンは?
さて気になる星取表だが、現状、E組はスペインが勝ち点4、得失点差7で1位だ。続いて日本が勝ち点3、得失点差0の2位。3位は勝ち点3、得失点差-6のコスタリカ。4位は勝ち点1、得失点差-1のドイツである。
では第3節の結果がどうなれば日本はグループリーグ突破できるのか? まず日本がスペインに勝てば勝ち点6で文句なしだ。他試合の結果にかかわらず決勝トーナメント進出できる。逆に負ければ敗退だ。
ただし日本がスペインに引き分けた場合でも、他会場の結果次第で可能性は残る。これには得失点差が絡んでくる。現状、得失点差を整理するとスペイン7、日本0、コスタリカ-6、ドイツは-1だ。
さて、これでもし日本とスペインが引き分ければ、順位は以下のようになる。
(1)まずドイツがコスタリカに勝てば、勝ち点5のスペインは首位突破。勝ち点4の日本とドイツが並び、得失点差で順位が決まる。ちなみにドイツが1点差でコスタリカに勝てば、日本とドイツは得失点差でも並び、総得点の争いになる。
(2)次にドイツとコスタリカが引き分けた場合、勝ち点5のスペインは同じく首位突破。日本とコスタリカが勝ち点4で並び、両者の得失点差で順位が決まる。この場合は得失点差で勝る日本が2位でGL突破だ。
(3)最後にコスタリカがドイツに勝った場合は、勝ち点6のコスタリカと勝ち点5のスペインが決勝トーナメントに進出する。日本は敗退である。
となれば日本は最低でもスペインに引き分け、かつドイツ・コスタリカ戦が(1)か(2)のパターンになる必要がある。
日本はコスタリカより得失点差で大きく有利なのでパターン(2)になれば突破の可能性は高いが……。もしパターン(1)になればドイツとは「鼻の差」になる。