気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

『博士の愛した数式』を見ました

2007-04-10 20:46:58 | yaplogから
原作を読んで感動したものが作品化されると、
自分の頭に中にあるイメージと違うことが多く、
ガッカリするのが嫌なので、
見たいけれども見たくない、
『博士の愛した数式』はそんな映画でした。

でも、深津絵里さんが好きなので、見てしまいました。
素直に見てよかったと思える作品でした。

原作を読んだ時に感じた「温かさ」が映画からも感じられました。
数学の苦手な私にも、数字の美しさが伝わってきたし、
博士の何の打算も無い優しさ、
その博士に心で答えようとする家政婦とルートの思いやりや愛が沁みました。

「友愛数」に始まる数式の説明はまるで詩のようでした。
(きっとすぐ忘れちゃうんだろうなー、私の頭。残念!)

博士の住む離れは古いけれども使い込んだ家具が居心地が良さそうで、
あの台所に立ちたいと思ったし、
風景もとても美しかったです。