夕方5時ごろから1時間ほど仁寺洞(インサドン)で初めてのショッピング。
ここは韓国の古い町並みが残された風情のある通りで
日本で言えば浅草みたいな観光地です。
伝統工芸品などが多く売られていて、
民族衣装を着た泥人形が可愛くて心惹かれたのですが、
じっくり考えている暇がないので買いそびれてしまいました。
竜のひげ(クルタレ)という
蜂蜜を使ったお菓子を実演販売しているお店は人気があるらしく
人がいっぱい。
でもこれも迷っているうちに買いそびれー。
集合時間は迫るし、焦る焦る。
なんかもう少し違うものが欲しいのですが、
なかなかこれってものには巡り合わず。
本当はこういう李朝の家具が欲しいのだけど、どうやって送るの?
お値段は適正なの?
と下調べをしてこなかったことを後悔しました。
紙物をいくつか購入して、
王子が以前CMに出ていた化粧品のお店でパックなどを買っただけでタイムアウトとなりました。
Sさんたちに買いたかった韓国のパッチワーク生地(ポジャギ)のセットも見つからなかったし、
大好きなホットックの屋台も見つけなかったよ~。
もっと時間が欲しかったなあ。
この日の晩ご飯は海鮮鍋。
とっても楽しみにしていたのに、
金さんが牡蠣も入っていると言うので、
つい中ったことがあると話してしまったばかりに、
私には強制的に別鍋があてがわれてしまいました(トホホ)。
隣では海老・蟹・タコ・イカ・魚介類に
旨そうなうどんまで入った香しい鍋がグツグツ煮たっているのに、
私のはタラチゲ鍋~。
悲しい。(テンション↓)
いやしい私は牡蠣さえ食べなければ大丈夫と勝手に決めて
一口だけ味見しちゃいました。
美味しい~、悔しい~。
まさか今の時期に牡蠣を入れてるなんて思わなかったなあ。
ああ残念。
ちなみにほんの一口だったせいか、お腹は全く異常なし。
もしかして火を通したものは大丈夫なんじゃないかと思ったら、ますます悔しかった。
(いつまで言ってるんだろうね、この食いしん坊は。)
夕食後は今夜も観劇。
春香伝(チュニャンヂョン)という李氏朝鮮時代の説話をもとにした舞台『MISO(美笑)』で、
妓生の娘と両班の息子の身分を越えた恋愛を描いた物語です。
昨夜とはまた違った趣の古典的な作品で、色彩美も満載。
舞台の2階に当たる所で演奏される伝統楽器の調べも贅沢そのもの。
でも、以前映画を見たこともある私、
昨夜ほどの感激はなく、
睡眠不足もあって、つい舟をこいでしまいましたとさ。
舞台が終わった後、出演者と記念撮影などして、
やはりこの日もホテルに着いたのは10時過ぎ。
で、その後トラブルが発生し(詳しくは書けませんが)、
遅くまでその処理をし、睡眠時間は3時間を切ったのでした。
それでもこの日のトラブルは一応解決したので
ひとまずほっとした私はようやく少しだけ眠れたのでした。