気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

あら、こんなところに

2022-03-01 20:40:58 | 日記
       

母関係の手続きのために五城目役場に用事があったので、
いつもの五城館でランチしました。
コロナ陽性者が高止まりしているので外食は控えているのですが、
今日はしょうがない。
食べ終えて会計に向かって歩いていたら、
配膳カウンターの下(床すれすれよ~。)に
昭和レトロなワンピースを着たお人形が!
このお店には何百回も来ているのに、
今までこのお人形さんには全く気付かなかった私。
どこを見て歩いてたんだろう?
「あら、可愛い!ずっとここに座ってたんですか?」と
自然に弾んだ心の声が出てしまい、
それを聞いた店主さんが、
よくぞ気づいてくださった!と言う感じでニッコリ。
「このリカちゃん人形、このお店がオープンするずっと前から
ここ(前は蔵だったのよ。)にあるんですよ。」ですって。
色々とお話ししてくださった内容からして、
軽く20年以上前のリカちゃんかと。
(もっとかも~。)
リカちゃんには全く詳しくない私ですが、
伏し目がちな目と少し退色した髪の色、
アンティークみたいな古びた洋服のデザインと色、
白魚のようなすらりと伸びたおみ足など、
ともかく完璧なる美!だと思ったのでした。
隣の真っ白な鳥さんがせっかくの雰囲気を壊してる~(ごめんよ。)
ドライフラワーの入った瓶と配置を変えたくなった私です。
(あ、もちろん言葉にするのはグッと我慢しました。)

        

入る前は絶対唐揚げ定食にしようと思っていたのに、
やはりこの店の半ラーメンの引力には勝てず、
今日も日替わりランチにした私。
昔ながらの醤油ラーメン最高!

        

「こんなところに」こんなのあったっけ?ともう一つの発見が。
お店前に町のPRイラストの看板があるのにも今日初めて気づきました。
春、秋、冬は話に聞く五城目の「昔こ」ですが、
夏の蛍は私の記憶の中にも確かにあります。
五城目は「北限の蛍」の地だったような…。
浴衣を着ておろしたての下駄を履いて妹と出掛けた蛍狩り。
そこら中で光っては消え光っては消えする幻想的な情景に、
口を開けて(笑)上ばかり見て田んぼのあぜ道を歩いていて、
田んぼに嵌ってしまい、
新品の下駄を片っぽ無くした悲しい思い出でもあるのですが…。