総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『パコと魔法の絵本 』

2011-05-13 | 映画(邦)を熱く語る
『パコと魔法の絵本 』

【ストーリー】
奇妙な人たちばかりが集う病院に、記憶が1日しか保てず、毎日同じ絵本ばかり読んでいる少女パコがやって来る。
院内一の偏屈ジジイの大貫はある事件をきっかけにパコと交流を重ね、自分は彼女になにかできるかを考える。。。

この作品はDVDで鑑賞しました。

↑(“小池栄子”が...“妻夫木聡”が出てたなんてぇ~、最後まで気が付かなかった...(汗))

観るタイミングが良かったと思います...
ここ最近、立て続きに5~6本のホラー映画を観ていてたので
明るく楽しく~心温まるような作品はないかと知らべていたら、この映画に行き着きました。
いや~映画好きの知人の娘さんに「お勧めだよ~」と言われ、気になってはいたんですけどネ~
(若い娘さんに言われると、気になっちゃうでしょう?(笑))←おい!


序盤の独特の濃い~笑いのノリは、やっぱり~少なからず抵抗がありましたが...
(この笑いのセンスを、受け付けない人もいるでしょう?)
“頑固じじい(大貫)”と“パコ”が出会ってからは、グイグイと話の魅力に惹き寄せられていきました。

↑人を攻撃するしか出来ない人生を送ってきた“大貫”は、“パコ”と出会い絵本を読むことで変わっていく...

“パコ”は事故の障害で1日しか記憶を保っていられない、一晩寝ると1日の記憶がリセットされる。
本の表紙裏に “毎日よんでね...ママより” と書いてあるので必然的に絵本を読んでる訳です。
両親の“死”に気が付くこともなく毎日...
(コレは幸せなのか?不幸せなのか?)
もう、この基本設定だけで私は泣けます!


ストーリー的には後半...

↑“大貫”の発案で、病院のみんなで“パコ”に絵本のストーリーを“演劇”で観せることに...
(“阿部サダヲ”の演技は私的には好み、ちなみに私は“土屋アンナ”のファンです♪)
●出演している俳優さん方みなさん、メチャメチャ演技が上手い!


実はですネ~
私、この作品があまりにも気に入ちゃって、ブルーレイソフを注文しちゃいました~(笑)

↑中古で¥2,000チョイで売っていたので買っちゃった~♪
私はストーリーが良いだけではブルーレイソフトは買いません。
“映像”や“音”がブルーレイの高画質な映像で楽しめるソフトをメインに購入しているんですが...
『パコと魔法の絵本』ブルーレイソフトの画質評価 ←クリック!

そう言う意味で、この作品で驚かされたのが“絵本“のストーリーを“パコ”が感じているであろう?
目線で表現されるCGによるVFX映像!!
特にこの後半の“演劇”が始まってからの映像が半端なく素晴らしい~!!

↑この絵本の演劇が、VFX映像を交えての凄い映像になっています。

『ガマ王子対ザリガニ魔人』

↑ハイスピードな展開で、“実写”と“VFX映像(絵本のキャラ)”が交互に切り替わります。
まるで派手なアクションアニメを観ているかのような映像で、絵本の話が演出されます。
もう、ぐるぐる回って...お小ちゃま(子供)なら、このシーンだけで大喜びでスクリーンに釘付けでしょう!

ここのVFX映像って、目ぐるましく動き回るアクションが素晴らしく
かなりレベルが高いと言うか、大人の私が観ていてメチャメチャに“血湧き肉躍る”のよ~♪
“パコ”が完璧に絵本の演劇に入り込んでしまっている状態を、映像で表現出来ていると思います。

↑1日しか記憶を保てない“パコ”が味わう、最高に幸せな“絵本”のストーリー。
(この絵本って“飛び出す絵本”だから、あの動きのある映像になっているんでしょうネ~)

基本となる話の芯がしっかりとしているので、
ドタバタ・コメディとファンタジー色のギャップが相まって、大笑いしながら感動できる秀作のストーリーになっています。
オチも哀しいかな?
奇跡は2人が出会った時点から、始まっていたんですネ~

“パコ”の為に絵本のお話を演じる結果、演じている皆にも何かを変えてしまう...
タイトル通り、まさしく!“パコ“の持っている本は“魔法の絵本”でありました♪
(邦画はあんまり好きではないのですが、コレは素晴らしぃ~~♪)

PS.
エンディングに流れる“木村カエラ“の歌が、気に入ってしまったので
早速、AmaでCDも注文してしまいました。
ゲロゲ~ロ~♪
コメント
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