皆さん、こんばんわ~
引き続き、ライトノベル『涼宮ハルヒの驚愕』のレビューです。
ライトノベル『涼宮ハルヒの驚愕』
『涼宮ハルヒの驚愕』を読了しました...1冊2時間ぐらいで読み終えることが出来るのかな?
2冊で4時間ぐらいで読み終えちゃいます。
(以下↓多少のネタバレ有りです!)
さて、『涼宮ハルヒの分裂』
「どんな非常識なことでも思ったことを実現させる」という、
神にもなぞらえられるほどの力を持ったヒロイン“ハルヒ”が巻き起こす、割と本格的なSF学園ラブコメ・ストーリー何のだが...
今迄...
●無意識で“閉鎖空間”をつくりだす基本的な設定の『涼宮ハルヒの憂鬱』
●同じ、夏休み最期の2週間が、気が付かない内に何回もループしている『エンドレスエイト』
●文化祭の自主制作映画の撮影の際、次々と映画の内容が現実化していく『涼宮ハルヒの溜息』
●SOS団が存在しない世界が再構築された...『涼宮ハルヒの消失”』
等など~
なかなか斬新なSF的超常現象?をストーリーとした本シリーズなのだが...
今回の『驚愕』は、『涼宮ハルヒの分裂』からの続きになります。
“分裂”?
はい...文字通り、途中から話(世界)が“α”と“β”の2つに分裂しています。
(ココまでが前回の『分裂』のお話です。)
いや~
2つの分岐した別のストーリーが展開される『驚愕』は...「今回はそう言うSFネタかい?」
と思うでしょうが~
実際、小説という形で交互に“α”と“β”の話が展開されるのは、読んでいて非常に斬新。
この2つの話がまた...
●入学してきた新1年生からの、SOS団新入部員 選考の平和な展開。←新メンバーキャラ登場?
●“佐々木”をリーダとする“世界を変える力”を欲する、第2勢力からの攻撃を受ける最悪な展開。
と言う両極端な話になっており、どちらも魅力のあるストーリー展開になっています。
(うんうん...面白くて『驚愕』の前編・後編とも、一気に読んでしまいましたよ~♪)
私、今回の『驚愕』を読んで思うんだけど~
“ハルヒ”って、運動能力的にも、知能的にも優秀な人間だから他人の助けを必要としない。
それにあの捻くれた?性格が相まって、他人との接する経験が少なかったのだと思います。
(でも教養はあるから、礼儀作法は心得ているみたいな?)
それが今迄のわがままぶり...『溜息』の自主映画制作の“みくる”イジメみたいなのがあったんだと思うんですよ~
私は今迄“ハルヒ”のキャラ自身は、あんまり好きではなかったのですが、
この『分裂』『驚愕』に来て、大分 角が取れてきたと言うか?“優しさ”が出てきましたよネ~
SOS団のメンバーと触れ合い1年が経ったのかな?
“ハルヒ”だけでなく、それぞれのキャラの成長が上手く描かれていると思います。
(でも、やっぱり~主人公は“キョン”ですよネ~♪)
で、今回の話のオチなんだケド~...SF的な話しとしては面白いが、ドラマ的には少し弱かったかな?
(私的には、どうしても『消失』と比べてしまいます。『消失』大好きなんですよ~♪)
でもアニメで映像化すれば、結構派手なクライマックスになるのかも知れません。
色々と新事実も語られており、今後の話の展開にも非常に期待が膨らむ話しだったと思います。
この『驚愕』を読み終わり、『涼宮ハルヒ』シリーズのストーリーがより好きになりました。
いや~コレは早く、アニメの第3期をつくってくれませんかネ~
1クール分のエピソードは十分に出来上がったでしょう?
(ブルーレイソフトが発売したら、絶対に買っちゃいますよ!)
原作の“谷川流”先生...
私的には、より面白いものが出来るなら2~3年ぐらい時間掛かっても有りだと思います。
(でも4年は長いかな?)
コレだけの魅力のある設定&ストーリー...
是非、大事につくって頂きたいと思います。
もう1回、『涼宮ハルヒの憂鬱 ブルーレイ コンプリート BOX 』と『涼宮ハルヒの消失』のブルーレイソフトを
見直そう~っと♪