今年の終わりまで、まだ3か月以上ありますが、
しばらくやっていなかったので、ここ最近の私的3DBDソフト・ベスト10を発表したいと思います。
【注意】3D評価の★の数は変動しています。★の数が少なくても順位が上位の場合があります。
【第1位】
『ゼロ・グラビティ』
3D映像の濃さ :★★★☆☆ (調整が必要:奥行-1~2) →★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★★
疑似体感度 :★★★★★+★
2D・3Dの違い:★★★★★
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★★
「3Dで観る為につくられた映画」と宣言すれば、2Dでしか観たことのない人は「2Dでも十分楽しめる作品」と反発されますが、
この映画の監督さん自身が「この作品の良さの30%も理解できない」と説明されておられる3D映像必須の作品となっております。
その素晴らしき3D映像は観る者に疑似体感を与え、耳の三半規管を錯覚させる天地無用の無重力感覚を体感させるのです。
更にこのドラマの演出は一見単純ながら実に心熱くさせる深いイ~人間ドラマになっており、
そのストーリー演出も相まって、視聴者が本当に体験してるかのような、デブリ事故からの脱出の恐怖を体感する3D映画になっているのです。
この全編が『アバター』と同じく全てが3Dの見せ場と言う、3D映像を味わうには最高の1本のソフトとなっています。
なお、この作品はできるだけ大画面で見ることをお勧めする。
(このソフトは無重力の疑似体感による“酔い”を防ぐため、3Dの飛び出し度が浅く調整されています。ハード側による奥行調整:深めの再調整が必須です。 )
●画質は酷いとの噂も流れましたが、私のパナのモニター・EPSONのプロジェクターではかなりの高画質映像でありました。
【第2位】
『アバター』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★★★
クロストーク :☆★★★★
3D映像の見せ場:★★★★★
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★★
飛び出し度・奥行き感・疑似体感度・3D映像の見せ場の多さなど、全ての3D要素の映像を見せてくれる、
言わずと知れた3D映画の黄金塔。新たな映画のページを開いた歴史的な作品。
私は今回2位に持ってきましたが、全ての3Dユーザーが認める素晴らしい3D映画で御座います。
稀にこの作品を嫌う人の話も耳にしますが、それはこの作品の3D版ではなく2D版を観た人が殆ど。
この作品は3D映像で観ることにより、観客は衛星パンドラの熱帯雨林を思わせる密林の世界に入り込み、
この星のナヴィという先住民族の生活を疑似体感する。
この疑似体感により入り込めるか、否かで、この作品の評価が大きく変わってくるのではないでしょうか。
【第3位】
『塔の上のラプンツェル』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★★
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★★
お勧め度 :★★★★★
ディズニーアニメの中で最も3D演出された作品であり、今では見られない基本的にキツめで攻めの3D映像になっております。
塔内での歌と踊り・遠くにそびえ立つ塔・酒場での乱闘・ダムの決壊・城の街並みなど等、3D演出された見どころ満載の映像のオンパレード♪
最大の見せ場はクライマックスたる“灯篭流し(飛ばし)のシーン”である。
その幻想的たる美しい映像はストーリーの演出も相まって、単なる映画の1シーンではなく美しい想いでの記憶(映像)として心に残るでありましょう。
間違いなく、3D映画史の中で1,2を競う名シーンになっております。
●BD『塔の上のラプンツェル』3D映像レビュー ←クリック!
【第4位】
『パシフィック・リム』
3D映像の濃さ :★★★★★
3D映像の画質 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の出来 :★★★★☆
3D映像の見せ場:★★★★★
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★☆☆
お勧め度 :★★★★★
体重550トンもあるような巨大なロボットが怪獣を叩き潰すこの巨大感・重量感。ドゴーン!ドカーン!
スケールのデカい、チョー弩級の迫力の3D映像が体感できるのは今のところ、この作品だけでありましょう。
3D映像として注目したいのが、戦いの場となるフィールドの表現。
立ち並ぶビルの谷間の奥行きの空間描写が素晴らしく、暗い夜の街の映像も空間表現されていることで見やすくなっており、
2Dでは観づらかった土砂降りの雨も上手く空間つくりの演出の1つになっているのに驚かされます。
この3D表現されたフィールド(街並み)をぶっ壊し、巨大怪獣と戦う巨ロボット“ディーガ”の映像は、決して2Dでは味わえない映像となっております。
全体的に3D映像の濃さも強く、3D演出された見せ場も多いので、3D好きならば絶対に揃えておきたい1本でありましょう。
●3D映像が凄い!『パシフィック・リム 3D & 2D ブルーレイセット 』 を購入 ←クリック!
【第5位】
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★★
『アベンジャーズ』作品関連で一番の3D映像作品。
予想を大きく裏切りストーリーの良さ、個性の強いはぐれ者たちが次第に仲間意識を強めていく展開に、お笑い要素もありながらの何度も心を熱くさせられました。
そんな熱いドラマ展開に劣らず、基本的にVFX映像も派手でなことも相まって「これでもか!」と魅せ付ける秀作の3D映画となっております。
背景の描写として・シーンの情緒を盛り上げる効果の為・飛び交う戦闘機のアクションの効果としてなど、様々な形で演出される3D効果の数々。
おそらく、初めから3D映像のことを念頭に置いてつくられたのでありましょう、絵図ら・構図・アクションと練られた3D映えする映像を観ることができるのです。
最大の見せ場・クライマックスの首都上空での空中決戦は『スター・ウォーズ』を思い浮かべるほどのスケール感。疑似体感をも存分に味わえる怒涛の迫力満点3D映像を堪能することができるのです。
●『ガーディアンズ~』の3D版は、シネスコ・パートとIMAXパート(1.78:1)が混在するハイブリット仕様。迫力の3D映像が堪能できます。
【第6位】
『マダガスカル3』
3D映像の濃さ :★★★★★
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★★★
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★★
2D・3Dの違い:★★★★★
ストーリー :★★★☆☆
お勧め度 :★★★★☆
新作が色々と登場しても、まだまだその順位をベスト10から外すことはできない、3D映像の疑似体感を紹介するには絶対に欠かせないタイトルで御座います。
動物の擬人化CGアニメだからといって軽く見てはいけない、強烈で派手な3D演出された作品となっています。
サーカスのアクションシーンは3D映像好きなら絶対目にしなければいけない、3D映画史に残る名シーンであります。
目の錯覚を利用したその映像は、疑似体感と言うよりも脳内トリップに近い映像にといっても良いでしょう。
このシーンを見た者は、3D映像に秘められた魅力の素晴らしさを間違いなく魅了されるでありましょう...もう貴方は3D映像なしでは生きていけない。
●『マダガスカル3 3D』 の3D映像は凄い! ←クリック!
【第7位】
『アメイジング・スパイダーマン2』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★☆☆
3D映像の出来 :★★★☆☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★☆☆
お勧め度 :★★★★☆
3D映像が今一つ地味だった1作目と違い、そこぶる見栄えの良い3Dアクションになった今2作目。
まるで遊園地のアトラクションかのように、ニューヨークの摩天楼を飛び回っているスパイダーマンを疑似体感できます。
上空から見下ろすその街並みは3D的に目いっぱい奥行きが取られ、高所からの“高さ”がリアルに表現されているのです。
この高所からの落下の感覚は、まさに“バンジー・ダイビング”。
見どころ的に 数多い3D映像が用意されており、【冒頭のプロトニウム強奪戦】【街中のエレクトロ戦】【エレクトロ最終戦】【ゴブリン戦】【ライノ戦】と飽きさせない展開になっています。
驚愕のラストの展開は、まさに“高さ”の演出があっての見せ場だと思います。
私的にはドラマとも、かなり評価の高かった作品なので、シリーズ打ち切りはかなり残念なことでありましたネ~(汗)。
●BD『アメイジング・スパイダーマン2』の3D映像 ←クリック!
【第8位】
『How to Train Your Dragon(ヒックとドラゴン US版) 3D』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★☆☆
クロストーク :☆★★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★☆
なぜこのソフトの国内版が発売されない?本来ならば、もう少し順位は上なのだが、日本語字幕もない海外版なのでこの順位となりました。
(もちろん、吹き替え&日本語ありの国内版は何度も視聴済み。)
野蛮なことが苦手な主人公がモンスターであるドラゴンと仲良くなる心温かくなるファンタジー映画なのだが、
後半のボスドラゴンとのバトルが、ハリウッドの実写VFX映像並みに見応えのあるバトルを見せてくれる。演出も日本のアニメチックで派手。
この戦闘が3D映像で視聴すると、これがまた すこぶる素晴らしいのである。
疾風の如く大空を駆け巡るドラゴンは3D映えし、まるで自分が飛んでるかのような疑似体感を存分に味わえるのです。
トゥースに乗って、誰も敵わない巨大ドラゴンと戦うドラゴンライダーのヒックが、メチャメチャにカッコ良い♪
ケビンさんのコメントの「空中シーンでは完全にアバターを超えております。」は伊達ではありません。
【同第8位】
『ミュータント・タートルズ』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★☆☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★☆☆
お勧め度 :★★★★☆
『トランスフォーマー/ロストエイジ』をランキングに入れず、こちらを8位に持ってきたのは何故?と言われそうだが、
画質が安定して綺麗な分、こちらの方が好みです。
見せ場の『雪の積もった崖をトラックで滑り落ちるシーン』と、ラストの『ビルの屋上でのバトル』は時間も長く派手でインパクトが強い。
特に『雪の崖』は加速感がありグルグル視点が回る疑似体感たっぷりのアトラクション映像。これまた3D映画史上に残る名シーンではないでしょうか。
こういう連続して3D演出がたっぷり堪能できる3D映画は大好きです。
最近の効果的に3D映像を見せる技術が、絵図ら・構図・動きともども、レベルが上がってきているなと感じさせる1本だと思います。
【第9位】
『アベンジャーズ』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★☆☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★☆☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★☆
3D映像的には今一つとの評判なのが理解できません。
ただし、お勧めの3D映像の見せ場はクライマックスの30分だけなのですが...(これが評判の悪い原因か?)
このニューヨーク都心でのチタウリとの攻防は、疑似体感を効果的に見せた3D映像が多く演出され、
アイアンマンが都心上空・ビルの谷間を狭しと目まぐるしく飛びまわる、3D効果抜群の映像を思う存分堪能することができるのです。
アベンジャーズの全メンバーが一気に駆け巡るバトルのシーンは、3D映画史に残るシーンではないでしょうか。
このソフトはTSUTAYAでレンタルされていますので、借りてみては如何でしょうか?
【同第9位】
『アナと雪の女王』
3D映像の濃さ :★★★☆☆
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★★★
3D映像の見せ場:★★★☆☆
クロストーク :☆★★★★
疑似体感度 :★★☆☆☆
2D・3Dの違い:★★★☆☆
ストーリー :★★★★★+★
お勧め度 :★★★★☆
ランキング入りされた他のタイトルと比べて、3D映像的には見どころの弱い作品ではありますが、
この作品で表現されている3D映像は、あまりにも美しく・素晴らしく綺麗であります。
エルサの手から発する氷の魔法はキラキラと雪の結晶化とし輝き、空高く舞い上がる。
エルサの周りに降り注ぐ雪の結晶1つ1つが、エルサの感情に比例してグルグルと激しく渦を巻く。
ああ~なんて美しいのでありましょう♪
全体的に強めの3D映像ではありませんが、あくまでもナチュラルな3D映像で目に優しいです。
(このタイトル以降、ディズニアニメの3D映像は、ナチュラル系になってしまいましたネ~。)
全てを凍らせた山や木々の風景表現も美しく、2Dでは味わえない別次元の映像があなたの心を魅了します。
この美しい3D映像はドラマチックなストーリーを、より深く感情移入させられるでありましょう。
●BD『アナと雪の女王 UK盤 / Frozen 』 3D映像レビュー ←クリック!
●BD『アナ雪』3D映像 「生まれてはじめて(リプライズ)」 ←クリック!
【第10位】
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
3D映像の濃さ :★★★☆☆(★)
3D映像の画質 :★★★☆☆
3D映像の出来 :★★★☆☆
3D映像の見せ場:★★★☆☆
クロストーク :☆☆☆★★
疑似体感度 :★★★☆☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★☆
全体的に3D効果は緩いのですが、“ノルマンティー上陸作戦”を思わせる「戦場での戦い」はすこぶる素晴らしい3D映像となっております。
奥行きのある空間内に命を懸けて戦う数多くの兵士たち。2Dならばゴチャゴチャとした1枚絵の絵図らになるのですが、3Dでは1人1人の位置関係が立体的に表現されており、
飛び交う銃弾・発射される小型ミサイルの煙の軌跡・着弾して爆発する爆炎・立ち上がる黒煙などが相まみれ、臨場感のある迫力のバトルを生み出しているのです。
以外にも3D映画としては軍事戦争ものは珍しくて斬新。
ストーリー上、“ループ”能力で何度も繰り返すので、大体同じではあるが意外と多い見せ場となっております。
惜しむはク、ライマックスの舞台設定が暗い夜のシーンなので、全くといってもイイぐらい3D効果がなかったことです。
もう少し違ったシチュエーションの3D演出(シーン)があれば、かなり上位にの順位に入っていたのではないでしょうか。
皆さま、如何でしたでしょうか?
あくまでも私の好みのベスト10なので、ご意見は色々御座いましょうが、ベスト10と言いながら【同位】を含めて12本も紹介させて頂きました。
↓この他にもランキングからは外れましたが、良質の3DBDソフトが数多く存在します。
年内の発売が予想されるタイトルは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 『ジュラシックワールド』。
どれもランキングの上位に入ってくる良質な3D映像だと思われます。
いや~「3D映画はもう終了」とのお言葉も耳にしますが、この豊富なタイトルの数を見れば、確実にその存在が定着したのではないのかなぁ~。
コレからも質の良い3D映画が登場するよう、心からそう思っている所存で御座います♪
しばらくやっていなかったので、ここ最近の私的3DBDソフト・ベスト10を発表したいと思います。
【注意】3D評価の★の数は変動しています。★の数が少なくても順位が上位の場合があります。
【第1位】
『ゼロ・グラビティ』
3D映像の濃さ :★★★☆☆ (調整が必要:奥行-1~2) →★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★★
疑似体感度 :★★★★★+★
2D・3Dの違い:★★★★★
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★★
「3Dで観る為につくられた映画」と宣言すれば、2Dでしか観たことのない人は「2Dでも十分楽しめる作品」と反発されますが、
この映画の監督さん自身が「この作品の良さの30%も理解できない」と説明されておられる3D映像必須の作品となっております。
その素晴らしき3D映像は観る者に疑似体感を与え、耳の三半規管を錯覚させる天地無用の無重力感覚を体感させるのです。
更にこのドラマの演出は一見単純ながら実に心熱くさせる深いイ~人間ドラマになっており、
そのストーリー演出も相まって、視聴者が本当に体験してるかのような、デブリ事故からの脱出の恐怖を体感する3D映画になっているのです。
この全編が『アバター』と同じく全てが3Dの見せ場と言う、3D映像を味わうには最高の1本のソフトとなっています。
なお、この作品はできるだけ大画面で見ることをお勧めする。
(このソフトは無重力の疑似体感による“酔い”を防ぐため、3Dの飛び出し度が浅く調整されています。ハード側による奥行調整:深めの再調整が必須です。 )
●画質は酷いとの噂も流れましたが、私のパナのモニター・EPSONのプロジェクターではかなりの高画質映像でありました。
【第2位】
『アバター』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★★★
クロストーク :☆★★★★
3D映像の見せ場:★★★★★
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★★
飛び出し度・奥行き感・疑似体感度・3D映像の見せ場の多さなど、全ての3D要素の映像を見せてくれる、
言わずと知れた3D映画の黄金塔。新たな映画のページを開いた歴史的な作品。
私は今回2位に持ってきましたが、全ての3Dユーザーが認める素晴らしい3D映画で御座います。
稀にこの作品を嫌う人の話も耳にしますが、それはこの作品の3D版ではなく2D版を観た人が殆ど。
この作品は3D映像で観ることにより、観客は衛星パンドラの熱帯雨林を思わせる密林の世界に入り込み、
この星のナヴィという先住民族の生活を疑似体感する。
この疑似体感により入り込めるか、否かで、この作品の評価が大きく変わってくるのではないでしょうか。
【第3位】
『塔の上のラプンツェル』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★★
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★★
お勧め度 :★★★★★
ディズニーアニメの中で最も3D演出された作品であり、今では見られない基本的にキツめで攻めの3D映像になっております。
塔内での歌と踊り・遠くにそびえ立つ塔・酒場での乱闘・ダムの決壊・城の街並みなど等、3D演出された見どころ満載の映像のオンパレード♪
最大の見せ場はクライマックスたる“灯篭流し(飛ばし)のシーン”である。
その幻想的たる美しい映像はストーリーの演出も相まって、単なる映画の1シーンではなく美しい想いでの記憶(映像)として心に残るでありましょう。
間違いなく、3D映画史の中で1,2を競う名シーンになっております。
●BD『塔の上のラプンツェル』3D映像レビュー ←クリック!
【第4位】
『パシフィック・リム』
3D映像の濃さ :★★★★★
3D映像の画質 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の出来 :★★★★☆
3D映像の見せ場:★★★★★
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★☆☆
お勧め度 :★★★★★
体重550トンもあるような巨大なロボットが怪獣を叩き潰すこの巨大感・重量感。ドゴーン!ドカーン!
スケールのデカい、チョー弩級の迫力の3D映像が体感できるのは今のところ、この作品だけでありましょう。
3D映像として注目したいのが、戦いの場となるフィールドの表現。
立ち並ぶビルの谷間の奥行きの空間描写が素晴らしく、暗い夜の街の映像も空間表現されていることで見やすくなっており、
2Dでは観づらかった土砂降りの雨も上手く空間つくりの演出の1つになっているのに驚かされます。
この3D表現されたフィールド(街並み)をぶっ壊し、巨大怪獣と戦う巨ロボット“ディーガ”の映像は、決して2Dでは味わえない映像となっております。
全体的に3D映像の濃さも強く、3D演出された見せ場も多いので、3D好きならば絶対に揃えておきたい1本でありましょう。
●3D映像が凄い!『パシフィック・リム 3D & 2D ブルーレイセット 』 を購入 ←クリック!
【第5位】
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★★
『アベンジャーズ』作品関連で一番の3D映像作品。
予想を大きく裏切りストーリーの良さ、個性の強いはぐれ者たちが次第に仲間意識を強めていく展開に、お笑い要素もありながらの何度も心を熱くさせられました。
そんな熱いドラマ展開に劣らず、基本的にVFX映像も派手でなことも相まって「これでもか!」と魅せ付ける秀作の3D映画となっております。
背景の描写として・シーンの情緒を盛り上げる効果の為・飛び交う戦闘機のアクションの効果としてなど、様々な形で演出される3D効果の数々。
おそらく、初めから3D映像のことを念頭に置いてつくられたのでありましょう、絵図ら・構図・アクションと練られた3D映えする映像を観ることができるのです。
最大の見せ場・クライマックスの首都上空での空中決戦は『スター・ウォーズ』を思い浮かべるほどのスケール感。疑似体感をも存分に味わえる怒涛の迫力満点3D映像を堪能することができるのです。
●『ガーディアンズ~』の3D版は、シネスコ・パートとIMAXパート(1.78:1)が混在するハイブリット仕様。迫力の3D映像が堪能できます。
【第6位】
『マダガスカル3』
3D映像の濃さ :★★★★★
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★★★
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★★
2D・3Dの違い:★★★★★
ストーリー :★★★☆☆
お勧め度 :★★★★☆
新作が色々と登場しても、まだまだその順位をベスト10から外すことはできない、3D映像の疑似体感を紹介するには絶対に欠かせないタイトルで御座います。
動物の擬人化CGアニメだからといって軽く見てはいけない、強烈で派手な3D演出された作品となっています。
サーカスのアクションシーンは3D映像好きなら絶対目にしなければいけない、3D映画史に残る名シーンであります。
目の錯覚を利用したその映像は、疑似体感と言うよりも脳内トリップに近い映像にといっても良いでしょう。
このシーンを見た者は、3D映像に秘められた魅力の素晴らしさを間違いなく魅了されるでありましょう...もう貴方は3D映像なしでは生きていけない。
●『マダガスカル3 3D』 の3D映像は凄い! ←クリック!
【第7位】
『アメイジング・スパイダーマン2』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★☆☆
3D映像の出来 :★★★☆☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★☆☆
お勧め度 :★★★★☆
3D映像が今一つ地味だった1作目と違い、そこぶる見栄えの良い3Dアクションになった今2作目。
まるで遊園地のアトラクションかのように、ニューヨークの摩天楼を飛び回っているスパイダーマンを疑似体感できます。
上空から見下ろすその街並みは3D的に目いっぱい奥行きが取られ、高所からの“高さ”がリアルに表現されているのです。
この高所からの落下の感覚は、まさに“バンジー・ダイビング”。
見どころ的に 数多い3D映像が用意されており、【冒頭のプロトニウム強奪戦】【街中のエレクトロ戦】【エレクトロ最終戦】【ゴブリン戦】【ライノ戦】と飽きさせない展開になっています。
驚愕のラストの展開は、まさに“高さ”の演出があっての見せ場だと思います。
私的にはドラマとも、かなり評価の高かった作品なので、シリーズ打ち切りはかなり残念なことでありましたネ~(汗)。
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【第8位】
『How to Train Your Dragon(ヒックとドラゴン US版) 3D』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★☆☆
クロストーク :☆★★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★☆
なぜこのソフトの国内版が発売されない?本来ならば、もう少し順位は上なのだが、日本語字幕もない海外版なのでこの順位となりました。
(もちろん、吹き替え&日本語ありの国内版は何度も視聴済み。)
野蛮なことが苦手な主人公がモンスターであるドラゴンと仲良くなる心温かくなるファンタジー映画なのだが、
後半のボスドラゴンとのバトルが、ハリウッドの実写VFX映像並みに見応えのあるバトルを見せてくれる。演出も日本のアニメチックで派手。
この戦闘が3D映像で視聴すると、これがまた すこぶる素晴らしいのである。
疾風の如く大空を駆け巡るドラゴンは3D映えし、まるで自分が飛んでるかのような疑似体感を存分に味わえるのです。
トゥースに乗って、誰も敵わない巨大ドラゴンと戦うドラゴンライダーのヒックが、メチャメチャにカッコ良い♪
ケビンさんのコメントの「空中シーンでは完全にアバターを超えております。」は伊達ではありません。
【同第8位】
『ミュータント・タートルズ』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★☆☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★★☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★☆☆
お勧め度 :★★★★☆
『トランスフォーマー/ロストエイジ』をランキングに入れず、こちらを8位に持ってきたのは何故?と言われそうだが、
画質が安定して綺麗な分、こちらの方が好みです。
見せ場の『雪の積もった崖をトラックで滑り落ちるシーン』と、ラストの『ビルの屋上でのバトル』は時間も長く派手でインパクトが強い。
特に『雪の崖』は加速感がありグルグル視点が回る疑似体感たっぷりのアトラクション映像。これまた3D映画史上に残る名シーンではないでしょうか。
こういう連続して3D演出がたっぷり堪能できる3D映画は大好きです。
最近の効果的に3D映像を見せる技術が、絵図ら・構図・動きともども、レベルが上がってきているなと感じさせる1本だと思います。
【第9位】
『アベンジャーズ』
3D映像の濃さ :★★★★☆
3D映像の画質 :★★★★☆
3D映像の出来 :★★★★☆
クロストーク :☆☆★★★
3D映像の見せ場:★★★☆☆
疑似体感度 :★★★★☆
2D・3Dの違い:★★★☆☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★☆
3D映像的には今一つとの評判なのが理解できません。
ただし、お勧めの3D映像の見せ場はクライマックスの30分だけなのですが...(これが評判の悪い原因か?)
このニューヨーク都心でのチタウリとの攻防は、疑似体感を効果的に見せた3D映像が多く演出され、
アイアンマンが都心上空・ビルの谷間を狭しと目まぐるしく飛びまわる、3D効果抜群の映像を思う存分堪能することができるのです。
アベンジャーズの全メンバーが一気に駆け巡るバトルのシーンは、3D映画史に残るシーンではないでしょうか。
このソフトはTSUTAYAでレンタルされていますので、借りてみては如何でしょうか?
【同第9位】
『アナと雪の女王』
3D映像の濃さ :★★★☆☆
3D映像の画質 :★★★★★
3D映像の出来 :★★★★★
3D映像の見せ場:★★★☆☆
クロストーク :☆★★★★
疑似体感度 :★★☆☆☆
2D・3Dの違い:★★★☆☆
ストーリー :★★★★★+★
お勧め度 :★★★★☆
ランキング入りされた他のタイトルと比べて、3D映像的には見どころの弱い作品ではありますが、
この作品で表現されている3D映像は、あまりにも美しく・素晴らしく綺麗であります。
エルサの手から発する氷の魔法はキラキラと雪の結晶化とし輝き、空高く舞い上がる。
エルサの周りに降り注ぐ雪の結晶1つ1つが、エルサの感情に比例してグルグルと激しく渦を巻く。
ああ~なんて美しいのでありましょう♪
全体的に強めの3D映像ではありませんが、あくまでもナチュラルな3D映像で目に優しいです。
(このタイトル以降、ディズニアニメの3D映像は、ナチュラル系になってしまいましたネ~。)
全てを凍らせた山や木々の風景表現も美しく、2Dでは味わえない別次元の映像があなたの心を魅了します。
この美しい3D映像はドラマチックなストーリーを、より深く感情移入させられるでありましょう。
●BD『アナと雪の女王 UK盤 / Frozen 』 3D映像レビュー ←クリック!
●BD『アナ雪』3D映像 「生まれてはじめて(リプライズ)」 ←クリック!
【第10位】
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
3D映像の濃さ :★★★☆☆(★)
3D映像の画質 :★★★☆☆
3D映像の出来 :★★★☆☆
3D映像の見せ場:★★★☆☆
クロストーク :☆☆☆★★
疑似体感度 :★★★☆☆
2D・3Dの違い:★★★★☆
ストーリー :★★★★☆
お勧め度 :★★★★☆
全体的に3D効果は緩いのですが、“ノルマンティー上陸作戦”を思わせる「戦場での戦い」はすこぶる素晴らしい3D映像となっております。
奥行きのある空間内に命を懸けて戦う数多くの兵士たち。2Dならばゴチャゴチャとした1枚絵の絵図らになるのですが、3Dでは1人1人の位置関係が立体的に表現されており、
飛び交う銃弾・発射される小型ミサイルの煙の軌跡・着弾して爆発する爆炎・立ち上がる黒煙などが相まみれ、臨場感のある迫力のバトルを生み出しているのです。
以外にも3D映画としては軍事戦争ものは珍しくて斬新。
ストーリー上、“ループ”能力で何度も繰り返すので、大体同じではあるが意外と多い見せ場となっております。
惜しむはク、ライマックスの舞台設定が暗い夜のシーンなので、全くといってもイイぐらい3D効果がなかったことです。
もう少し違ったシチュエーションの3D演出(シーン)があれば、かなり上位にの順位に入っていたのではないでしょうか。
皆さま、如何でしたでしょうか?
あくまでも私の好みのベスト10なので、ご意見は色々御座いましょうが、ベスト10と言いながら【同位】を含めて12本も紹介させて頂きました。
↓この他にもランキングからは外れましたが、良質の3DBDソフトが数多く存在します。
年内の発売が予想されるタイトルは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 『ジュラシックワールド』。
どれもランキングの上位に入ってくる良質な3D映像だと思われます。
いや~「3D映画はもう終了」とのお言葉も耳にしますが、この豊富なタイトルの数を見れば、確実にその存在が定着したのではないのかなぁ~。
コレからも質の良い3D映画が登場するよう、心からそう思っている所存で御座います♪