総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

3D映画を楽しむのに大事な要素 “没頭力”

2016-03-19 | 雑談

先週、『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~ 3D & 2D ブルーレイセット』を3D映像を目当てに購入したのですが、
おかしなことに気が付きました。
『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~ 3D & 2D ブルーレイセット』 購入 ←クリック!
すこぶる素晴らしい3D映像なのに、何故かテンションが上がらない?
私は普段、“何かを覚えたての猿”の如し、お気に入りの3D映像を繰り返し繰り返し観るのが趣味の一環なのだが、
今回に至っては、何かいつもと違うのよ~。(汗)

まあ、それは、たまたま私の好みの合わない作品だった訳でありまして、
幾ら映像が良くても、作品の好みが合わなければテンションが上がらないのは当然のことです。


【注意】決して、この『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~ 』がツマラナイと言ってる訳ではありません。
一般的に評価の高い作品です。私が楽しめなかったのは、ピュアな子供の心を失くしてしまったからでありましょう~(^_^;)


コレは、3D映画に興味のない人が言ったお言葉です...
「3D映画が好きならば、遊園地(USJ)に行けばイイ~!」
恐らく、その方は悪意もなく素直な心で仰ったと思うのですが、私のような3D映画の好きな人間からすると非常に冷たいお言葉に感じられます。
実際、私はディズニーランド&ディズニーシーとUSJにも行って、3D映像関係のアトラクションを体験しましたが、
確かに、「3D映像の疑似体感」を主に考えつくられてはいるのですが、映画を趣味としている私にとっては全然何かが足りない。

↑遊園地の3D映像的アトラクションも確かに凄いのだが、映画の趣味の延長上ではあらず。
映画が好きな人にとっては映画は作品であり、実的にあり得ない事を、夢をかなえてくれる別の世界。
その体験は大事な思い出であり、人生の糧であり、あるときは人生の考え方を変えてしまうぐらいの影響がある代物ではないのかなぁ~。
それだけ影響力の高い素材を使い、味わえる3D映像の疑似体感効果は尋常ではないぐらいの没頭感があるのですよ。

確かに遊園地でも、アトラクションまでの導入部分に力を入れてはいますが、
根本的に時間が足りず没頭力に乏しく、ストーリー的に深みがないので感動要素も薄い。
一方映画の方は時間的に1時間30分~2時間ほど尺をとることができ没頭力が高く、脚本が良ければ一生忘れられないような話の良さも味わうことができるのです。
例えるのならば...
『ゼロ・グラビティ』では放り出された暗黒の宇宙空間に絶望し、『アバター』ではその美しい土地柄の自然に共感し、
『パシフィック・リム』では、その巨大な鉄の城に血沸き肉躍り、『カリフォルニア・ダウン』では有り得ないような大震災の恐怖を体感できるのです...
映画の3D映像の良さには、見た目の映像でだけではなく
そのストーリー、設定などの良さが深く影響する。

   
『塔の上のラプンツェル』を初見で3D版を観て頂いた方ならお判りでしょうが、“ラプンツェル”の生い立ち、
彼女の想い、その話の流れで観たクライマックスの灯篭流しのシーンでは、ストーリーの没頭度もMAX状態ならば、もう尋常ではない感動が味わえたでありましょう。
既に映像での認識レベルは遥か越え、私は確かに「あの場所」に居ました...



とは言っても、ココまで映画の作品に入り込めるのは当然ながら個人差がありまして、3D映像の感じ方も人それぞで御座います。
3D映画にとって、作品のストーリー&設定は疑似体感の大事な1つの要素。
3D映像を体感するまでのお膳立ても大事なんですよ~。遊園地ではココまでの良さは味わえません。
よく言うでしょう?アレも前戯が大事だって~(笑) ←シモネタかい~!
(そういう意味では、4DX3Dがサイコーだネ~♪料金高いけど~(^_^;))
私はただ飛び出すだけの派手な映像を観たいだけに、20万円も出費し3Dプロジェクターと100インチスクリーンのシステムを導入した訳ではないと言うことです。
今回、たまたまハマれない『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~ 』の3D映像を観て、作品の内容的要素も大きいのだと改めて気が付きました。
3D映画の魅力を伝えるのは難しい...3D映画の好きな人の全部が全員、こうだとは言えませんが、
「私も同感です。」と言う人も中には居られるでありましょう...え?またしても、そう思うのは私だけぇ~~?(^_^;)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする