総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
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【3DBDソフト推進ブログ】

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 4DX』を鑑賞

2016-04-01 | 映画(洋)を熱く語る
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 4DX』

先週の水曜日、仕事を早めに終わらせ半場強引に、明石→姫路の“アースシネマズ姫路”のレイトショーにて
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 4DX』を観て参りました。

↑通常なら4DX3Dは¥3,200なのだが、レイトショーだと¥2,700の料金となります。
(これって、安いのか?高いのか~?(^_^;))


この作品は、4DX3Dの吹き替えで鑑賞しました。



お前は、またしても 「派手なVFX映像があれば、それで良いのか!?」 言われそうだが...
はい、私はこの作品を大変楽しく鑑賞致すことができました。派手なVFX映像炸裂っーー!(笑)

ストーリー的には、完全なる『マン・オブ・スティール』の続編です。
ほぼ、前説明なしで話は進んでいくので、前作を観ていなければ???なシーンが何か所もあるでしょう。

↑前作の敵、ゾット将軍の話からの流れになっているので、『マン・オブ・スティール』を観てからの本作の視聴をお勧め致します。


【多少のネタバレ有りです】
んで...
いきなり、話の冒頭から前作のゾット将軍とスーパーマンのクライマックス・バトルから始まるのですが、
これをバットマンの“ブルース・ウェイン”目線から語られます。
映像的にも“ブルース”目線で演出され、その映像はまさに“ニューヨーク911テロの状態。
逃げ惑う人々に関係なくゾット将軍と戦うスーパマンに、絶望的な恐怖を感じずにはいられない。

↑4DXと言うこともあり、この3D映像はすこぶる怖い...それはまさに疑似体感、自分が本当にその場に居合わせたかのよう。

なんだネ~
バットマンがスーパーマンを敵視するのに、話の演出が弱いとよく耳にしますが、
冒頭の都市部破壊シーンだけで十分に説得力あるでしょう、“ブルース”は自分の持ち会社の高層ビル半分ぶっ壊されている訳だしぃ~、
従業員も50~200人は死んでいるでしょう? → どうやら、そんなに多くは死んでいない様子。既に避難済み?
元もとバットマンはフツーな頭の思考人物な訳ではありません。 ←(チョー変人、一歩間違えればキチガイの類だと私は思っております。)
スーパマンを“危険分子”と認識するのは当たり前の行動だと思います。

↑ただの金持ちの余興ではこうにはならない...精神分析されれば、間違いなくOUTなお頭の持ち主ではないんかい~?(^_^;)

一方、スーパーマンの方は、宣伝文句の「スーパマンが悪に堕ちる!」はただのイメージ戦略であり、実際には全然悪に堕ちておりません。
スーパーマンの存在が社会的に賛否両論に別れ、自分自身の存在意義に悩まされております。
もちろん、彼を陥れ悪に仕立てようとする人間も存在するので立ちが悪い。
誹謗中傷の言葉に戸惑いながらも、自分の考える“正義”を崩さずあくまでも社会に合わせようとする、とてもイイ~奴に感じましたよ~。

↑彼の地球人を愛する気持ちって、母親と彼女の存在があってのことなんだよネ~...悪いい方をすれば完全なるマザコン~(^_^;)

しかしながら残念なことに、このスーパーマンのエピソードが無駄に長く地味で小難しいのである。
ここ最近のアメコミ映画に比べて、ストーリー&映像的見せ場のバランスが悪く、本編時間2時間33分とかなり長めながら、間30~40分ほど派手な見せ場はあまり見られず、
全体的にもかなり暗めの話なので、子供から大人まで誰もが楽しめるつくりには決してなっておりません。
気楽に観れるアメコミ映画が主流となっているので、この辺のギャップについていけない人が多くいるのではなかろうか?
私は前持ってその辺りのことを聞いて覚悟していたので、退屈することなく鑑賞することができました。
前作の『マン・オブ・スティール』を好きならば、問題なく楽しめるのではないのかな...?

↑あくまでも地球人の意向に背かないように努めるスーパマン。地味な展開だが、私は好きですよ~。

でもでも、皆さん...安心して下さい。
そこはストーリーそっちのけ?魅せる派手な映像重視のザック・スナイダー監督。 ←褒めているのかい?(^_^;)
本編時間が長いので間延びした印象が強いですが、他のアメコミ映画に劣らないだけの十分な派手なVFX映像を存分に見せつけます。
根本的にバットマン vs スーパーマン の戦闘はずば抜けて面白く、
バットマンのアクションシーンだけを取っても、今までの『バットマン』の中でもダントツに面白くカッコ良い。
神的存在の“スーパーマン”と金持ちの変人“バットマン”が戦っても、当然のごとく話にならないのだが、
この「バランス調整ができでないじゃん!」とツッコまれそうな強さのギャプが面白く、
CMの予告では、バットマンの強化アーマースーツ登場でスーパーマンと互角のパワーで渡り合うのか?と思いがちでしょうが、
実際は、それでもてんで埋められずの力の差を表現しながら、
スーパーマンの弱点を突く複合型作戦により互角なバトルに持ち込んでいるところも、リアルに演出されているなぁ~と感心させられます。
 
↑話の後半、ノーマルスーツ状態のバットマンが人間である以上、一瞬で消し飛ぶ大バトルに巻き込まれるのだが、そのバットマンのビビリようが、実にリアルで面白い。
この辺りも、辻褄合わせの変な強さのバランス調整がされておらず好印象。


【特にネタバレ強し↓】
世間では不評をよく耳にする、バットマン vs スーパーマンの決着のつけ方...
「安易なバットマンの心変わりが理解できない」と耳にしましたが、
私的にはそれに反して、あのバットマンの行動に大きく感動致しました。 ←なぜ?(^_^;)
バットマンは行動理念には、両親の死(想い)が強い要因(原因)となっており、
スーパーマンの母を思う感情に、それまで“神的強さの異星人”とだけの認識が、自分と同じ人間的感情を持っているのだと共感したのではないのかなぁ~?
そう勝手に、ポジティブ解釈してるのは私だけでしょうかぁ~?(^_^;)



ココまでの話は実はまだ3分の2、
『バットマン vs スーパーマン』の副題 “ジャスティスの誕生” →“ジャスティス・リーグ”へと繋がる話へと膨らむのであるが、
このラストの大バトルがチョー弩級のVFX映像の見せ場となっております。途中の地味な話の展開はこれで帳消しです。
もう大概の派手なVFX映像に見慣れた私でも、度胆を抜くぐらいの大迫力バトルになっております。
これは4DX3Dで観たからと言うのもあるでしょう。
基本、今作品は暗い映像ばかりで3D映像には向いていないのだが、ヒョットして4DXの3D映像は視差を強めに調整しているのか?
暗い映像に関係なく、かなりメリハリのある3D映像になっており、特にラストバトルは暗闇の中バリバリとプラズマ状のエネルギーを発する演出が実に立体的で3D映えする。
↓“ワンダーウーマン”の姉さんも登場し、ズンドコズンドコと『少林サッカー』を思わせるBGMがテンションをMAX状態に高め...
異常なる興奮状態の中、映画を鑑賞し終わることができました...この満足感。
4DXの環境があったからだと思いますが、私はあのプラズマが発する戦場の中でこのバトルを確かに体感致しました。
(この映画の中に入り込む感覚は、『ラプンツェル』に続いて2回目...あれは一種の催眠状態ではなかろうか?4DX恐るべしぃ~~(^_^;))

↑前作の『マン・オブ・スティール』ではお色気要素は皆無であったが、こういう絵的に華のある美女キャラって重要なんだよネ~。
しかしながら、彼女がここまでの強さだとは知らなんだぁ~。てっきり“キャプテン・アメリカ”クラスの強さのキャラだと思っていました。
(“ワンダーウーマン”って、神の子なんだネ~。なんか昔テレビで観た『バイオニック・ジェミー』と勘違いしてたよ~(^_^;))


いや~4DX3Dで鑑賞した『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、メチャメチャ面白かったです。
4DXは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』とまだ2回目なのですが、完全にハマりました。
これから派手なVFX映像の作品は、絶対4DXで鑑賞致します。
世間では賛否両論の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』なのですが、次につくられるのならば、やはり『ジャスティス・リーグ』となるのでありましょう。
続きの、次回作の公開が楽しみでありますネ~♪

コメント (2)
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