昨夜、ホンダのディーラーさんに持ち込んだ我が愛車(登録年月からかれこれ10年目に突入したので、洗車とかのケアは結構テキトーだけど・・笑)。
2月に入ったくらいから調子が悪くて暴走気味・・・・じゃなくて、朝一やどこか出掛けて長時間駐車したあと発進しようとすると、素直にスロットルペダル(アクセル)を踏めない、動かないのです。
特に最近は無駄な燃料消費を抑えるために、スタート時はそっと踏む様にしていたのですが、軽い力では作動しない。
何かに引っ掛かってるというか突っかい棒が挟まってる感じというか、最初この症状が出たときは、「アレッ?!」ってビックリしましたよ。
車が動かないので、一瞬、ギアがニュートラルに入ってるのかな?なんて勘違いしたりして。
そこでペダルをグイッと踏み込むと今度はいきなりストッパーが外れたみたいになり、深く踏み過ぎエンジンが吹け上がって急発進状態。
お、おそろしい。
一過性のものかなと思ってしばらく様子を見るも改善の気配なし。その間はグイッと踏むのではなく、ポンポンとペダル瞬間的に叩くような感じで誤魔化してたけど、不便極まりなくてディーラーさんへ。
担当者さんとお話して分かったのは、エンジンへの空気流入量を制御するスロットルバルブの周辺が煤等で汚れていて、エンジンが冷えた状態ではその煤とバルブが固着してしまい、最初の一踏み目の動きが悪くなってるのだろうと。ふーーん。
そもそも自動車の細かな構造には詳しくなかったけど、実はスロットルペダルとスロットルバルブはケーブルで繋がっていて、我々は知らず知らずのうちに、ペダルの踏み込み加減で直接的にバルブの開閉を調節しているのでした。
ペダルを踏み込む→バルブが開いて空気が沢山流れる→より燃焼してエンジンの回転数が上がる→スピードが増す。
なるほどねー。ボンネットを開けて、エンジンルームを見ながら担当者さんは説明してくれました。
で、このケーブルで繋がっている方式を機械式とすると、今アメリカ発で話題になっているエンジンの電子式制御というのはケーブルを使わずに、センサーを通して電気信号でバルブの開閉を制御する仕組みなのでした。
外からだと何がどの様に働いているのか見えないので、俗にいう「ブラックボックス」ですな。
自動車に限らず世の中どんどん電子化が進んで、もちろんそっちの方がメリットは大きいのだろうし否定するのではちっともないけど、機械式というのも「ものの動き」が見えて分かるので、実はとても面白いんですよねー。
そういう部分で、筆者はフィルム式の機械式カメラなども好きなんですよん。
さて、ディーラさんでメンテしてもらったスロットルペダル、明日朝一の動きは果たして如何なるでしょうか?