昨夜から今朝にかけては気温も湿度も低く、涼しく快適に眠りこけてしまい大寝坊。
トレーニングに出掛けたのは10時半を過ぎてから。まずは先週行きそびれた余呉湖に向かう。湖岸道路では心拍145~150のメディオペースで。
途中「しずかの湖」に立ち寄ってみるが、ハスの花はようやく3~4輪咲いた程度。来週中盤以降はポンポコと咲きそうだ。開花する時の「ポン!」という音を一度は聴いてみたい。
余呉湖畔の紫陽花は残念ながら花びらにも葉にも「シミ」が沢山ついてしまい、旬は過ぎてしまっていた。先週が旬だったんだろうな。残念。見栄えが良くないので写真を撮る気にはならず。
その後は、以前から地図上で気になっていた小さな峠(トンネル)へ。
余呉町上丹生から峠に向かう山道に入った途端に道幅は狭くなり、思ってた以上にチクチクと曲がりながら、うっそうとした杉木立の中を行く。
やがてトンネルの入り口に着くと、
うわー、怪しい!それに狭っ! 車高2.5m、車幅2.0mの制限。トンネル内での車の離合は絶望的。めちゃくちゃ年季も入ってるやん。
うーむ、距離は2~300mくらいか。反対側からの光が薄明るく見えるが、「へ」の字に勾配がついているので見通すことは出来ない。恐る恐るトンネルに進入する。自動車、来ないでね。
車と出会わず無事通り抜けた反対側。でかでかと「杉本隧道」の銘が。家に帰って調べたところ、筆者が進入した側(丹生側)では「丹生隧道」と呼ぶそうな。
煉瓦積みのトンネルだけど、坑口もトンネル内も、モルタルや鉄骨、波板で補強しまくり。竣工は大正7年だというから、そりゃ年季が入って見えるわな。
写真では分かりづらいかもしれないけど、トンネル内からは冷気が白い靄みたいになって絶えず噴き出していた。
なんだか霊が宿っているようで恐ろしかったので、早々に退散。
詳しくは「滋賀 杉本隧道」でネット検索すると、いくつかのレポート(訪問記録)がヒットするので、そちらをご覧あれ。
さて山を下った後は湖岸に出て、道の駅でノンビリ休憩してから帰宅。道の駅では「浅井三姉妹」がお出迎え。お江(ごう)は来年のNHK大河ドラマのヒロイン。
走行距離は約75kmでした。