命光秘流不動護摩が厳修されました
足元の悪い中今月も多くの方がお参りされました。
先祖供養は先祖の因縁を解くだけでそれだけでは不完全です。
我々は生きているだけで業を積んでいます。
そもそも生きると言う事は他の命を頂いて生かしていただいているということです。
護摩はサンスクリット語・梵語(古代インドで使われていた言葉)で
ホーマ(homa)といい、
焚く・焼くなどの意味があると説明されています。
当山の命光秘流不動護摩は
ゴーマ(降魔)であり、悪魔を命光不動尊加持力を以って取り除く為の護摩供なのです。
皆さんご存知の悪魔は悪業の事で、当山では先ず真剣加持刀にて、
それぞれの願い事も同時に封じ込めます。
次に、不動尊の火界のご聖火によって焼き尽くされてしまい、
これが不動尊の御本誓であり、
皆様方の願い事が全て叶うと言う事になります。
護摩を焚く行者が本当にご本尊様の御本誓を理解することが
できるか、できないかで
願い事の成就に大きな差が生まれるのです。
行者たる者、見えない世界の尊者達といかに駆け引きが出来るかが、
本当の護摩行の価値だと思っております。
僅か数百円の護摩木での願い事であっても
大変大きなご利益を頂く方が沢山いらっしゃいます。
山主は長年の修行により
燃えたぎる炎の中であっても直接素手で護摩木を組むことが出来ます。
どうしてこんなことができるのか?と伺いましたら山主曰く、
「護摩の火は火であっても氷の様に冷たい水」であると・・
今日初めて整体師の猿黄師が一願成就札を持ち、「火界の行」初体験されました。
本人曰く「熱くない。炎の中が冷たく感じます。全く不思議です」と。
火護摩にて念珠にお性根入れをいたしました。
本日は三田支部の明浄尼(右横で合掌しております)も修行に参りました。
支部でご相談を受けますとどうしても相談者の邪気を頂いてしまいます。
護摩修行により邪気を祓い、不動尊のパワーを頂き、
またひと月、皆様の相談をお受けする事が出来ます。
南無大師遍照金剛
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