本日、御祖父の祥月命日で一粒満腹長者供養を予定されておりました方から、
早朝に可愛がっていた愛犬が亡くなったと連絡がございました。
葬儀をしてもらえないかというご依頼でしたので、
御祖父様の供養の前に葬儀を執り行いました。
葬儀後、直ぐにこの犬は居なくなり、旅立ったと思われたのですが…
今日のオーブがでております。
愛犬の供養のあと、
本日も四家の先祖供養と
祥月命日の方の霊界施餓鬼一粒満腹法要をお勤めさせていただきました。
供養の終盤にその供養を受けられている御祖父様が愛犬を連れて出て来られ
「一緒に散歩に行っておりました」と言われました。
そのことをお伝えしますと、
「生前父は毎日この子(愛犬)を散歩に連れて行っておりました。
父が迎えに来てくれたのでしょう。
家族みんなでお別れも出来ましたので何の心残りなく見送ってやれます」と喜んでくださいました。
そして山主が成仏の為に、愛犬の耳に特別な経文をお入れし、
施主様はご供養後、市の火葬場へ行かれました。
愛犬の供養は、本日で終わりです。
当山では、人間のように死後の供養は致しません。
別の方のお話ですが、後日
「葬儀させて頂いた夜に愛犬が夢枕に立ち、尾っぽをふり頭を下げて消えていった」と
お話くださいました。
畜生であってもちゃんと供養の有難さ、
葬儀までしてくれた飼い主への恩義は分かっているのですね。
最近では、人間の葬儀はしない、お墓は要らないといわれる方が多くなりましたが、
魂は不滅です。肉体が亡くなったに過ぎません。
死後、どこに逝くのでしょうか?
山主は、動物の葬儀の際にも
飼い主である葬儀施主の方にペットがどのような言葉を残し、
どのような状態であの世に旅立っているのかをお伝えしておりますので
施主の方やご家族も安心してお見送りをすることができます。
南無大師遍照金剛
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