最近では、50回忌の法要をされる家は、
少ないとお聞きしております。
何時の頃からでしょうか?
33回忌や50回忌を弔い上げの法要とし、
亡くなられた方は、50年経つと神様になられますので供養の必要は要らないと。
弔い上げ後は、先祖代々として合祀され、
一般的には一故人(いちこじん)としての供養はなくなってしまいます。
何もしてくれない、ほったらかしの状態であると、
ご先祖様が嘆いておられます。
50年経ったご先祖様が言われるのは、
「50年と言う歳月が経っただけで、どれだけの供養をしてくれたのか」と、
文句を言われるそうです。
お寺さんの都合や施主様の都合で、月参りがないのが当たり前の世の中。
これでは、ご先祖様から文句を言われても仕方ないがないのです。
一故人様の供養は、
年に一度と言う家も珍しくないようです。
また、年に一度どころか、
年忌しかされないという家も珍しくないと聞きます。
このような供養で、
亡くなられた方が満足してくださいますか?
「これで、神様になれるわけないやろ」
ご先祖様のお声です。