当山にご相談される方の多くは、
お不動様より「この者は、感謝が足りない」というお言葉を頂戴します。
「感謝が足りませんね」とお伝えしますと、
「そうですか。感謝が足りませんか。感謝しているつもりでした。」
「いいえ、いつも感謝しております」という方の
二通りのお返事が返ってきます。
多くの方は、良い事が有った時にのみ感謝をし、
悪いことがあった時は、嘆き、不満を口をします。
どんな時も感謝をする。悪い時は業が吐けるとき、
来世まで持ち越すことなく、今世でその業が終わるのです。
「今、悪い因縁が出ました。有難うございます。」
この言葉で、悪い因縁とオサラバできるのに。
残念です。
感謝することで運は開けます。
あきらめずに
南無大師遍照金剛