本日は当山の月次祭である命光秘流不動護摩供を執り行いました。
今日は、雪でもあるし気温もかなり低いので参拝者は少ないだろうと思っていましたが
ありがたい事に、お寒い中、そして雪が降る中をたくさんの方々にご参拝頂きました。
当山では護摩木へご祈願頂いた願い事ひとつひとつに山主の真剣加持刀にておくじを入れ
吉凶をお伺いします。節分前だからなのか、おくじの入らない(凶)願い事が非常に多く、
生霊や死霊など邪霊による障りのある方もおられましたが、そういうケースの場合には
山主により、それぞれお授けを受け、事なきを得ることが出来ますのでご安心下さい。
護摩の炎に一願成就札をかざす貞観師と山主寳顕師。炎の中に手を入れるのですが、これも決められた作法があり
以前に見様見真似で同じ事をされた行者がおられましたが、手に大やけどをしたそうです。
手には秘印を結び、口では真言を唱え、心には本尊を観想、真言密教の三密加持による祈念により
皆様のお願い事を成就するべく護摩壇に向かい祈りこみます。
護摩供の最後には参拝者各々が息を吹き込んだ一願成就札により、この先一ヶ月間のご神事をお伝えします。
悪い方角を指導しその方角を当山の極楽塩にてお浄めしていただいたり、また、体の不調がある方には
こうしなさい、ああしなさいと療法を伝えたり、ご商売をされている方には的確にアドバイスを伝えるなど
皆さん、これが聞きたくて来られる方がほとんどです。
護摩供のあとは皆さんとご一緒に昼食を頂きました。いつも料理上手な信者様が早く来られて手料理を作ってくださいます。
味付けも非常に美味でみなさん、お腹も心も満足してお帰り頂きました。
本日はお寒い中、ようお参りでございました。
合掌