伊良谷山からの下り。
写真の見た目より勾配は急。そのうえ土は水分若干含んでいて滑りやすい。ロード用のシューズだと雨の日は特に手こずるだろうな。普通の登山靴でも滑るときは滑る。
坂を下りると一旦平坦地が現れる。なるべく平坦地は走る。たぶん去年と同じようなタイムになりそうな気がしていた。前を走っているリュックを背負ったお姉さんは登りは遅いが、下りは滅法速い。あっという間に置いて行かれた。
毛無山の登りでイワカガミの白と桃色を見かけてついつい一枚。
景色を取るランナーは居るが、花の写真を撮っているのはオレぐらいのもんだろう。たぶんほかのランナーは「なんだコイツ」と思ったただろう。
樹林が低くなる。頂上が近い。
毛無山山頂。ここまで1時間と6分。去年より2分の遅れ。手持ちの水分で喉を潤してすぐスタート。
出雲峠までの下りで件の美人ランナーさんが足を攣って治療中。別のランナーさんが手助けをしていた。水分は持っているとのことなのでそのまま脇を駆け抜けた。
実はこっちも左足のふくらはぎに違和感。
奥出雲でさんざん攣ったところと同じ。ヤバいなーと思案していたら、目の前で別の女性ランナーさんが転倒。変な転び方だなーと声をかけたら攣ったらしい。大丈夫ですと言われたが、少し降りた先のききょうが丘分岐にいた監視員さんに声をかけておいた。
イヤー。足攣って転ぶのってあんな転び方なんだねえ。初めて見た。
攣っても転ぶ前に制止できている自分はバランス感覚良いのかねえ。
出雲峠の給水所。
地元の方だとは思うけど、大変な歓迎をしてもらった。バナナ食え、ポカリ呑めと気の利いた方々だった。
思わずスタートする前に頭を下げて感謝の言葉を述べた。
あとは幅の広い遊歩道を駆け下るのみ。
ところがスピードが上がらない。
おまけに左足のふくらはぎの違和感がだんだん強くなってきた。
どうやら毛無山の下りで転倒しない様、ブレーキを掛け過ぎたのか??
ヤッパリゲレンデの登りはしんどかった。ほとんど歩かざるを得なかった。
ロングの方々は駆け上がれるが、オレはとてもムリ無理。
本日のルート。結局昨年より2分遅れでゴール。
ヤッパシ、9キロはなかった。まあその辺はアバウトでもいいか。
表彰式も見ることができたが、9キロトップの選手は45分て・・・・。登りも走らねえとそのタイムでないよ。
女性トップでもほぼ1時間ってのがスゴイ。皆さん美人さんで街中で見たらトレイルランナーには見えないと思うくら可愛らしい方々。
ロングは男子も女子も東夫妻が優勝だった。18.5キロで1時間30分台なんてありえん。奥さまとて2時間切ってるところが・・・・・スゲエな。
日本のトレランのトップランナーの走りを生で見れるってのもこの大会の良いところ。
今年は木のメダルを貰えた。この方がよっぽどいいよ。
さっ次は神話再生の郷マラニック25キロに挑戦だ。